オキアミ基礎知識(その1)

オキアミ話し第二弾は、オキアミの基礎知識を少々…
海釣りで普段皆さんがマキエや付けエサとして使っているオキアミ、マルキユーでは付けエサ用の加工したオキアミを製造・販売しています。原料は冷凍オキアミ、オキアミ原料は1ケースに凍結板が2枚入っていて、1ケースは20kgとされていますが、1枚11.5~13kgありますので実重量は23~26kg程度あります。凍結板1枚を1/4にしたものが一般的にマキエとして売られている3kg板となります。ただし切り方の呼び方は「8切り」、凍結板2枚で1ケースですから1/8となるわけです。
しょーもないネタはこの程度にして、本題に入ります。
「オキアミ」とは?
一般にオキアミと言われるのは、南極海に生息する「ナンキョクオキアミ」をさします。
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マルキユーのアミエビ(大粒)に使用しているのは、特に西日本で“サシアミ”とも呼ばれる「Thysanoessa longipes」(学名:標準和名がない)、マキエや当社アミエビ(小粒)に使用している三陸産のアミエビ(アカアミとも言う)は「ツノナシオキアミ」という種で、いずれもオキアミ目(もく)に分類されるプランクトン(浮遊生物)です。
※注:オキアミはエビと同じ甲殻類ではありますがエビの仲間ではありません。
オキアミの漁獲時期
おおよその目安は以下の通りですが、時期は年によってずれることがあります。
A.2~3月 前期操業
B.4~6月 冬期操業
C.7月以降 SG(サウスジョージア:島の名前)操業
一般に釣り用に良いとされているのは“白手”で、主にBの時期に漁獲されます。“赤手”はAの時期が主で、基本的にマキエや飼料用とされます(一部“抱卵”は付けエサとしても使用)。ごく稀な例外を除いて白手は皮が薄いが身質がしっかりしており、赤手は皮が厚めですが身質はフニャフニャして極めてハリに刺しにくいです。ただしこれは釣り人から見た扱いやすさについてであって、赤手のオキアミでは魚が釣れないということはなく、ハリに残りにくいから魚が釣れないと考えた方が正しいと思います。

赤手、白手のイメージ…特船オキアミです!天然に夜光はいません。
ところで、Bの時期は4~6月となっているのに「冬期操業」というのはなぜ?と思われる方もいるでしょうが、南半球ですから秋本番から初冬の頃にあたり、また冬本番となってしまうと氷が張りだしてしまって南極半島周辺での操業が出来なくなってしまうためにこの時期を「冬期」と呼んでいるようです。
漁獲されたオキアミが何に利用されているのか、年々変化するオキアミ原料を取り巻く環境がどのように変化してきているのかは、また後日…。
シツチョーッ
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コメント
ためになります。
こういう話は、大好きです。
次回も、期待しています。
投稿者: 愉快な浜ちゃん | 2006年09月21日 20:52
ご覧いただき、ご感想までいただきましてありがとうございました。
オキアミ原料を取り巻く環境は年々厳しくなっていまして、担当としても製品を維持安定させて行くのに苦慮しているのが正直なところです。そんな状況を少しでもわかっていただければなあと思い、ごく浅い部分でまとめさせて頂いた次第です。
今後もマルキユー製品並びに当ブログをよろしくお願い致しますm(_ _)m
投稿者: アベちゃん | 2006年09月22日 17:10