ロックネコには680MLS
渋谷 直隆(ノリーズプロスタッフ 近畿野池ハンター)
さて、先日ちょっとアイデアでおもしろいリグを試してみましたところ
良い結果が得られましたので報告します。
それは「ロッククローのネコリグ」です。
リグり方は、ロッククローのヒゲの間(眉間のところ)に
ウィードガード付きのマスバリをチョン掛けし、
逆側にインサートシンカー(今回はコンポジットツイン付属のものを使用)を挿入します。

目的としては、この時期の浅い所に入って来ているんだけれど、
フィールドの条件としてカバーがライトでプア、しかも水もクリアといった、
「シャローに居るけど非常にスプーキーな状態の魚」
を狙うために、テキサスリグの代わりというか
「ライトなテキサスリグ」的位置付けとして使うというイメージです。
テキサスでもネコでも、ロッククローはハサミをバンザイしてフォールし、
着底後垂直立ちして水を押しながら倒れ込みます。
これがロッククローの最大の特徴かつウリであることは周知の事実ですが、
ネコにすることにより、この一連の動きが
スローかつナチュラルで全体的に非常にソフトになります。
言葉で表現すると、
テキサスが「ストン(と落ちる) → 立つ → パタン(倒れる)」に対し、
ネコでは「スーッ(とゆっくり落ちる) → 立つ(テキサスより長時間になる) → フラーッと倒れる」
という感じになります。
3/29に近所の野池に行って試してみました。
岸際の水深はどこも全部数十センチ。
近付くとボトムまで丸見えのクリア。
ちょっとした枝が沈んだり、岸のエグレがシェードになっている程度。
しかしこういうちょっとしたスポットに少し距離を置いて静かにこのリグを入れてやる
と、40くらいのを2本キャッチ出来ました。

キモはラインを完全フリーにしてやることで、
ロッククローが勝手に立って数秒後に倒れてくれます。
するとバイトが出るという感じでした。
先日の琵琶湖ガイドの黒須さんのレポートにもありましたが、
ロッククローはカバーへのすり抜けが良いので
そこそこのハードカバーでもキレイに落ちて行ってくれることも分かりました。

ロッドは680MLSを使用。
どちらかと言うと遠投や横引で特徴が出るロッドですが、
この時のイメージは「スピニングのフリッピングロッド」です。
ロッドに強さがあるので、フロロ7lbで問題なくカバーから抜き上げました。
「パワーフィネス」の世界をやるには持って来いのロッド&リグかも知れません。
今回は野池ということで2インチを使用しましたが、大きいサイズでも行けそうですし、
今後もう少しいろいろ試してみたいと思います。