●釣り方のコツ
 野釣りでは、浅ダナ、チョーチンともバラケを大きくハリ付けし、トップ先端を1〜2目盛り残しまで、ウキを深くなじませるのが急所。そのためボソボソのバラケではなじみ幅にバラツキがでるため、「天々」を加えてまとまりがあるタッチに仕上げる。深なじみしたトップがジワジワと上がるように、バラケをハリ付けするときに手揉みで調整する。早く抜けてしまうとアタリが出にくくなるので気を付けたい。チョーチン釣りではアワせたときにハリのフトコロに残ってくる程度でいい。
 くわせの「一発」は適量を取り出し、いったん水を吸わせ、絞ってハリに付ける。(熱湯を注ぐとよりなめらかに仕上がるが、ヤケドに注意)。へら鮒の食いに応じて極小とミクロを使い分ける。
 アタリの取り方は、ツン、ムズッとした小さなアタリは送り、へら鮒が食って走り、竿先が水中に引き込まれたら軽くサオを立てること。ここで強く合せるとハリス切れになるので要注意。そのためウキは小さいものだと細かい動きが出て、かえって釣りにくくなるので、大きいウキを使いたい。また、大きなバラケを打ち込んでいくので、少量のエサではすぐに使い切ってしまう。一度に大量のエサをつくることをオススメする。
●激渋時に急速集魚する最強バラケ
天々300cc+新B400cc+水150cc+鬼バラ200cc
くわせ
一発・極小、ミクロ
■「一発」の使い方
1.パックから適量を小さい容器にあける。 2.水を注ぎ、「一発」に水を吸わせる。 3.容器から水を切り、絞ってハリを刺すようにして付ける。
釣れないときは、こうしよう!
アタリがなくなった
 原因は時合の変化でへら鮒が少なくなったこと。バラケは大きく変えないで打ち返しを早くするか、攻めるタナやエリアを換えてアタリを出す。
●修整方法
1.バラケをひと回り大きくエサ付けして、集魚力を高める。 2.手揉みを少なくしてバラケ性をよくする。打ち返しのテンポを早めてへら鮒をタナに集める。 3.サオを3尺長いものと交換して、より深いタナや、浅ダナ釣りで沖を攻める。

アタリがあるのに釣れないとき
 バラケのタッチを変えると、いきなりアタリが消えることがあるので、アタリの取り方、下のハリスの長さを調整して様子をみる。
●修整方法
1.バラケをひと回り小さくエサ付けする。このときなじみ幅が浅くならないよう手揉みで調整する。 2.細かいアタリは送って、トップが消し込んでサオ先が引き込まれたら軽く立てる。 3.下ハリスを10cm短くしてヒット率を上げる。


●基本セッティング
 竿はチョーチン釣りは18〜21尺。浅ダナは、13〜16尺。ウキはチョーチン釣りでは羽根寸15cmのムクトップ。浅ダナでは羽根寸6〜8cmのパイプトップ。ミチイト1.0号、ハリス0.4号で、上5cm、下60cm。ハリは上9〜10号、下くわせ用の2〜3号。上ハリスにチチワを作り、ここに長ハリスを結ぶ(図参照)。

●オモリ
 絡み止めタングステンオモリ1号を使用してハリスの絡みを防ぐ。



●エサの大きさ

 一発の段差釣りは基本的に、サカナが少ないときや食い渋りに対応する釣りなので、大きめのバラケが効果的である。

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