●釣り方のコツ
 まずは寄せ打ちしよう。くわせエサの周りにへら鮒が寄っていなくてはすべてが始まらない。トップの先端が出るくらいの大きさのバラケをなじんだら切り、なじんだら切りを繰り返す。サワリが出始めたら、バラケがなくなってから“ツン”と食いアタリが出るかどうかを確認する。なじみこむまではどんな形でもよいが、なじんでからサワリが持続し、さらにはバラケがなくなってもサワリが続くことが大切だ。理想は、弱くサワりながらなじんでいき、なじんでからも弱いアワリが持続し、やがてバラケが落ちる。くわせだけになってもサワリがあり、まもなく“ツン”と食いアタリが出て、1枚ゲットというものだ。
 バラケの量が足らないときは、魚がいなくなりサワリはなくなる。また、バラケが必要以上にバラケすぎていると、ウキが立たなくなったり、大きなサワリだけで食いアタリが出なくなる。バラケ具合が合っていても、大きなバラケのほうがサワリが続く場合と、小さなバラケの方がサワリが続く場合とあるので、その辺りを見極めるのが、この釣りの面白さといえる。
●メーター規定で効果抜群のブレンド(時期や釣りスタイルに関係なく幅広く使える)
バラケ ダンゴの底釣り夏100cc+新B200cc+軽麩200cc+スーパーダンゴ200cc+水200cc
●作り方/すべての粉をボウルに入れ、手を熊手状にして全体をかき混ぜる。そこへ水を加え、水が全体に染み渡るように、約30回くらいかき混ぜてできあがり。この基エサはなるべく日に当てたり、練りこんだりということはせず、使う分だけ小分けして別なボールで調整することをお勧めする。また、タナが1m未満のカッツケ釣りにおいては、「ダンゴの底釣り夏」のかわりに、「特S」200ccに変更する。
●ペレット効果で寄せる「粒戦」入りの爆釣ブレンド
(ペレットが入っていないバラケでは手直しをしても食いアタリが出ないとき)
バラケ 粒戦100cc+水200cc+新B200cc+藻べら200cc+セット専用バラケ200cc
●作り方/まず、ボウルに「粒戦」を100cc加いれ、そこへ水を200cc注ぐ。この時点でボールをゆすり、全体に水がゆきわたるようにする。次に、「新B」200ccと「藻べら」を200cc加える。ここで、一度全体をかき混ぜる。水が全体にゆきわたったら少し放置し、そこへ、「セット専用バラケ」200ccを加える。麩が全体にゆきわたるようにかき混ぜてできあがり。
●くわせエサ
特選わらび彩1分包+水130cc
●作り方/ナベで煮て作る「特選わらび彩」は標準水量が120tだが、浅ダナでは水130tで作る。そして、太め(7〜8o)に絞っておくことをお勧めする。太めに作っておくと、細い方がよい場合は切りながら使えるが、細く絞ってしまうと太くしては使えない。また、太いものを切りながらというのは面倒くさいといわれる方には、はじめから、太いものと細いものを作っていかれるとよいだろう。
感嘆7.5cc+感嘆II7.5cc+水25cc
●作り方/まず、カップに25tの水を用意。このカップはしっかりと蓋ができるものがよい。別なカップに「感嘆」と「感嘆II」を7.5tずつ入れ、よくかき回したら、水25tの入っているカップに粉をいれ、すばやくフタをして、シェイクする。シェイクは中の水分が固まって、音がしなくなるまでやる。フタを開け、20回くらい押し練りする。粘りが出たのを確認し、ポンプに詰める。
感嘆7.5cc+感嘆II7.5cc+水25cc
ここがポイント
1. サワリがあるのにアタリが出ないとき
 水中の状態は、へら鮒がバラけた麩をほとんど食べてしまい、くわせエサの周りにバラけた麩が少ない状態である。バラケの重さはあっているので、くわせも食べたくなるバラケ方にする必要がある。修正法は、バラケをハリに付けるときに2〜3回押して圧を加え、バラける速度を抑えること。こうすることによって、くわせの周りのバラケの量が抑えられ、もっとエサが食べたいへら鮒はくわせエサを食べてしまうというわけだ。この方法でもダメで、バラけた麩だけを食べているような状態のときは「抜きバラケ釣法」を試してみよう。

抜きバラケ釣法 バラけた粒子だけに興味を示して、肝心なくわせエサを食べなくなってしまうときに試したいのが「抜きバラケ釣法」だ。バラケエサをくわせエサの位置から離れたところにおいてしまい、先に落ちてきたくわせを食べさせてしまおうという考え方である。バラケが抜け切る位置を調整して、食いアタリを出す釣り方で、決まると頭抜けた釣果に結びつく。
バラケ/新B2+藻べら1+水1+調整用セット専用バラケ くわせ/細めのウドンか感嘆
●釣り方のコツ/柔らかいエサを打つので、短いサオで軽い仕掛けが基本。ポイントは、下ハリスの長さで、基準は15〜20cm。厳寒期でも40cmまでと短くすること。付け方と大きさでバラケの抜け切る位置をコントロールする。食いアタリが出ないときは、バラケの抜け切る位置が上すぎると考えられる。そこで、「セット専用バラケ」を50ccずつ1回から4回くらいまで徐々に加えていき、抜け切る位置を深くしてアタリを出す。ウキはムクトップのほうがよい。
2. アタリがあるのに釣れないとき
理由A. バラケにカラツン
 両ダンゴのときと同じく、バラケに手水を打って柔らかくしていき、バラケも食べられるような状態を作ってやる。そうすることによって、上のエサも下のエサも交互に食べてくるようになる。この時期は、このような状態が最も釣果が延びる。
理由B. へら鮒が少なくエサで遊んでいる
 食い気のあるへら鮒をくわせの周りにもう少し多く寄せてやる必要がある。まずバラケをひと回り大きくし、下のハリスを長くしてやる。
バラケの手直し
 ウキが沈没するようなら、バラケの素材を軽くしてやる。基エサに100ccの水を加え、そこに「スーパーダンゴ」200ccと「白べら」200ccを加える。この手直しによって、ウワズリの状態になったら、次にポイント3のウワズリの対応と同じ手直しをしよう。
3. アタリがなくなったとき(ウワズリ)
 「セット専用バラケ」を50cc加えて熊手でかき回し、バラケをやや硬くして開きを抑える。アタリがなくなったのにはいくつか理由が考えられるが、ひとつはウワズリ(くわせの位置より魚の位置が上に行ってしまうこと)が考えられる。この場合は、くわせの位置より上でバラケがバラけてしまって、肝心なくわせの周りにバラケが少なくなっている。だから、下方向にバラけるようにしたい。バラケ性を失わない素材で、硬さを増してやり、バラケのバラける位置を抑えてやることが必要になる。この要望を満たすのが「セット専用バラケ」である。
●基本セッティング
●オモリ
タナ50cm以内 0.25mm厚の板オモリ6mm×10mm
タナ1m以内 0.25mm厚の板オモリ8mm×10mmから10mm×15mm

●エサの大きさ
バラケ 直径1〜3cm

※アタリがコンスタントにあるときは丸形。上からバラケさせたいときは雨だれ形で、チモトだけ抑える。大きめでガンガン寄せて釣る場合はラフ付け。

くわせ 
ウドン 直径5〜8mm


感嘆 直径3〜5mm
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