『ネオへら2007』第3戦 2007.07.27/群馬県・三名湖 | |
7月27日(金)、「ネオへら2007」第3戦が群馬県三名湖にて行われた。 湖の状況は7月に入り大幅な減水状態だったが、大会2週間前の台風の大雨により二の入江からは大量の水が流れ込み、時間を追うごとに増水傾向となった。 連日、中央ロープ付近が魚影も濃く釣果も安定していたが、増水により各ワンドの中に魚が入り、目で確認できるくらいの浅いタナでも好調に釣れ出しはじめた状況での開催となった。 当日はワンドでの浅ダナ狙いと本湖でのチョーチン釣りの二つの釣り方にはっきり分かれる大会となった。厳しい暑さのなか、選手たちはウキの動きに神経を集中し、気力・体力の限界まで竿を振り続けた。 優勝は、ベテラン石井旭舟選手で、新石切ロープ奥寄りの12尺チョーチン両ダンゴ釣り。前日の試釣より高い位置にへらが居る状況を理解しながらも、エサを合わせ、最終的には自分のタナにへらを呼び込み、良型を揃え150枚76kgを釣った。準優勝は、旧石切ロープにて11尺チョーチン両ダンゴで朝から一日を通しトップ枚数を維持した都祭義晃選手。最終的に171枚と全体のトップ枚数を記録したが、重量的にトップと2.2kg差の73.8kgの結果となった。 第三位は、昨年度の本大会を制した戸井田祐一選手で、トップの石井選手と同エリアで11尺→10尺→13尺と当日高活性のへらが居るレンジを的確に捉えたチョーチン両ダンゴ釣り。126枚68.2kgの釣果となった。 結果的に、激しい消耗戦で上位を占めたのは、本湖のチョーチン釣りで一日安定したタナを的確にとらえ、エサを合わせ、釣り込めた選手たちだった。 次回第四戦は昨年9,100g(5リミット制)のビッグウェイトを叩き出した千葉県亀山ダム。 ビッグウェイトに勝負を掛けるか!安定した釣果で年間成績を維持し最終戦につなげるか!年間の成績を大きく左右するターニングポイントになるだろう。 |
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1位 石井旭舟 | ||||
竿:12尺 タナ:チョーチン 釣り方:両ダンゴ 道糸:0.8号 ハリス:0.5号(55cm−70cm) ハリ:上下サスケ8号 ウキ:旭舟 心 7番 「ダンゴの底釣り夏」200cc+水300cc+「天々」400cc+ 「ガッテン」400cc ※エサがどうしても持たないときは、「粘力」を加える。 |
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2位 都祭義晃 | ||||
竿:11尺 タナ:チョーチン 釣り方:両ダンゴ 道糸:1.2号 ハリス:0.6号(40cm−50cm) ハリ:上下カイト8号 ウキ:自作カヤボディー12cmPCムクトップ エサ:「ガッテン」400cc+「パウダーベイトヘラ」400cc+ 水200cc+「ガッテン」200cc |
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3位 戸井田祐一 | ||||
竿:11尺→10尺→13尺 タナ:チョーチン 釣り方:両ダンゴ 道糸:1号 ハリス:0.5号(60cm−75cm) ハリ:上下バラサ7号 ウキ:旭舟 心 9番(13尺のときは6番) エサ:「ダンゴの底釣り夏」50cc+「グルバラ」200cc+水250cc+ 「パウダーベイトヘラ」400cc+「バラケマッハ」100cc |
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>第2戦 千葉・戸面原ダム >第4戦 千葉・亀山ダム >第5戦 埼玉・椎の木湖 |
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