『ネオへら2008』第3戦2008.07.25/群馬県・三名湖ダム | |
7月25日(金)。「NEO-HERA PROLEAGUE」第3戦が群馬県の三名湖で行われた。 会場の三名湖は、昨年の優勝が76kg、上位6名が60kgオーバーという超打撃戦となったフィールド。 しかし今期の同湖は昨年とは比較にならない満水状態で、週末の混雑時などは19尺前後の長竿が好調と、 例年とは少し異なる状況であった。 前日の試釣ではエサの幅も狭く、優勝ラインは昨年の様に70kgオーバーは厳しく60kgほどと選手たちは予測していた。 試合当日は二の入江〜石切にかけての中央ロープと大手張ロープの2つのエリアに選手が並ぶ状況となった。 その中で好調に竿を絞るのは石切ロープの都祭義晃選手、大手張ロープの田代貴典選手、中央ロープの石井忠相選手。 エリアの違いか?戦略か!各選手の竿の長さなど攻め方が大きく異なる試合展開となった。 安定して枚数を伸ばしているのは都祭選手と田代選手。 両者は10尺前後の短竿チョーチン釣りで上っ調子のへらに対し竿の長さで対応し釣り込んでいった。 しかし、午後になると風が強くなり状況が次第に変化。 都祭選手のペースが落ちた反面、中尺チョーチンでペースをあげてきたのが戸張誠選手と石井忠相選手。 枚数的には都祭選手、田代選手が上回っているが、中央ロープの戸張選手と忠相選手は型がいいとの情報も。 そして検量の結果は、両ダンゴチョーチン釣りで153枚・70kgという堂々たる釣果をあげた田代選手が、ネオへら初優勝。 10尺と9尺を使い分け、終始安定したリズムで釣り込んだ結果だった。 準優勝は、良型を釣り込んだ65.6kgの戸張誠選手。 3位には戸張選手と並び、やはり良型を釣り込み64kgの釣果をあげた石井忠相選手。 今回の試合では、上位入賞者の多くが「グルバラ」と「ダンゴの底釣り夏」をブレンドしたエサをメインにしていたのが印象的だった。 気になる年間ランキングでは、第3戦も4位と安定した釣果で三連覇を狙う戸井田祐一選手が暫定トップに浮上。 2位には今大会3位、昨年度年間2位の実力派・石井忠相選手。 上位5名のポイント差が20ポイント以内という大混戦状態。 第4戦亀山ダムはノーフィッシュもありえるターニングポイント。 この大会を制し、上位陣から抜け出すのは誰か! |
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1位 田代貴典 70.0kg(153枚) | |||
場所:大手張 釣り方:9、10尺チョーチン両ダンゴ 竿:9、10尺 道糸:1.0号 ハリス:0.5号(55cm-70cm) ハリ:上下バラサ7号 ウキ:旭舟心7番(PCムクトップ) エサ:「ダンゴの底釣り夏」200cc+「グルバラ」200cc+ 「バラケマッハ」200cc+水280cc+「浅ダナ一本」200cc |
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2位 戸張誠 65.6kg(121枚) | |||
場所:中央ロープ(金市田前) 釣り方:15尺チョーチン両ダンゴ 竿:15尺 道糸:0.8号 ハリス:0.4号(40cm-55cm) ハリ:上下バラサ7号 ウキ:忠相スタジオデザインミッド13番(PCムクトップ) エサ:「ダンゴの底釣り夏」200cc+「グルバラ」200cc+ 「浅ダナ一本」200cc+「GTS」200cc+「バラケマッハ」200cc+水220cc やや硬めがよかった。ウキの入りが悪いときは「ペレ道」を加えて調整する。 |
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3位 石井忠相 64.0kg(122枚) | |||
場所:中央ロープ(金市田前) 釣り方:14尺チョーチン両ダンゴ 竿:14尺 道糸:1.0号 ハリス:0.5号(75cm-90cm) ハリ上下セッサ7号→8号 ウキ:忠相ケイマックススプラッシュ16番(グラスムクトップ) エサ:「浅ダナ一本」200cc+「GTS」400cc+ 「バラケマッハ」400cc+水200cc |
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