『ネオへら2008』第5戦2008.09.25/埼玉県・椎の木湖 | |
上位陣の釣果が伸びない。いったい、どうなってしまうのか? 9月25日(木)。「NEO-HERA PROLEAGUE2008」最終戦、椎の木湖は波乱の幕開けとなった。 第4戦亀山湖を終了した時点で、トップは第3戦三名湖優勝、第4戦亀山湖2位の田代貴典選手。 そして、戸井田祐一選手、石井忠相選手、高原良貴選手、 さらに亀山湖で執念の優勝をはたした戸張誠選手と続いていた。 前半、このメンバーの釣りが決まってこない。大逆転はありえるのか。 5号桟橋にずらりと並んだ選手を見ると、釣り方は様々だ。 メーターの両ダンゴ、「ヒゲトロ」セット、ウドンセット。チョーチンでの「ヒゲトロ」セット、両ダンゴ。 浅ダナは8、9尺。チョーチンの「ヒゲトロ」も8、9尺。チョーチンの両ダンゴは10、11尺が多いようだ。 椎の木湖の大型がわがままを言い始めると、かなり手ごわい状況になる。 当日はそんな感じに近かった。同じ釣り方でも釣れる人と釣れない人が出てしまう。 選手たちは、試釣と情報により釣り方を選択。が、やはり自分のもっとも得意とする釣りが決め手となった。 |
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栗原俊夫選手はメーターの両ダンゴ。 この釣りを得意とし、この椎の木湖をホームグラウンドとする。 スタートから順調に釣果を伸ばし、決して崩れない。 一時、隣の斎藤心也選手が、同じ釣りで追い上げを見せ、 ほぼ1kg差まで迫るが、最後は引き離されてしまった。 午後3時競技終了。 106枚、91.03kgを釣った栗原選手が、独走で椎の木湖を制した。 戸井田選手はチョーチンの両ダンゴを諦め、チョーチンの「ヒゲトロ」に変更していた。 このとき戸井田選手は、当日のトップを狙うより、総合優勝を見ていた。 ターゲットは田代選手と石井(忠)選手。 この2人を上回ること、そのためにチョーチンヒゲを選択したのだ。 前半は苦戦したものの、しだいにペースを上げ、最終的に74.76kgを釣り、 田代選手を抜いて、総合優勝を手にした。 |
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1位 栗原俊夫 91.03kg(106枚) | |||
釣り方:8尺メーター両ダンゴ 竿:8尺 道糸:1号 ハリス:0.4号(40cm―50cm) ハリ:上下グラン6号 ウキ:自作Toshiボディ6cmパイプトップ エサ:「GTS」500cc+「浅ダナ一本」100cc+ 水100cc(練り込む)+水50cc(もどす)+「バラケマッハ」100cc ※調整は「バラケG」と「バラケマッハ」をぱらぱら振りかける。 |
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2位 斎藤心也 78.75kg(82枚) | |||
釣り方:8尺メーター「ヒゲトロ」セット→「感嘆」セット→両ダンゴ→「ヒゲトロ」セット→両ダンゴ (両ダンゴの仕掛け) 竿:8尺 道糸:ラビオスへら侍0.8号 ハリス:ラビオスへら侍0.4号(30cm―45cm) ハリ:上下極ヤラズ6号 ウキ:陽光作ボディ7cmPCムクトップ エサ:「バラケマッハ」200cc+「浅ダナ一本」400cc+ 「ダンゴの底釣り夏」200cc+「ガッテン」200cc+水240cc |
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3位 野口仁 78.14kg(89枚) | |||
釣り方:11尺チョーチン両ダンゴの宙釣り 竿:11尺 道糸:チョウチン底釣り1号 ハリス:レブロン0.5号(65cm−80cm) ハリ:上下バラサ7号 ウキ:美春5番PCムクトップボディ15cm エサ:「ダンゴの底釣り夏」200cc+「天々」400cc+「感嘆II」15cc+ 水400cc+「ガッテン」200cc+「バラケマッハ」600cc ※アタリがなくなったら、「GTS」を振りかけて使う。 |
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