へら鮒天国TOP > 特集・記事一覧 > neo-hera2009戸井田祐一選手、4年連続の総合優勝!
メーカーやクラブの垣根を越え、へら鮒釣りの名手たちが技を競う。
それが「ネオへらプロリーグ」。
2009シーズンを制したのは、またもや戸井田祐一選手。
これで4年連続の総合優勝(アングラーオブザイヤー)となった。
ここでは、戸井田の2009シリーズの戦いの軌跡を、1戦ずつ振り返って見ていこう。
(写真協力:へら鮒社)
第一戦 戸面原ダム 2009.05.28
豪雨の開幕戦を制したのは熊谷充選手。
戸井田は100g差の第2位。


雨の戸面原ダム。戸井田は前宇藤木に入った。
17尺チョーチン両ダンゴから16尺、13尺、12尺へ、さらにヒゲセットも試す。しかし、一番よかったのは17尺チョーチン両ダンゴ。
試釣では硬めのエサの長ハリスに感触を得ていたが、大会当日は短めのハリスでタナまでギリギリ持つエサがよかったという。
「パウダーベイトヘラ」「グルバラ」「天々」を軟らかめに溶き、「ガッテン」で持つように調整したものだ。
ハリも小さめでカラツンをかわした。トップは熊谷充選手で23.4kg(55枚)。戸井田は熊谷と100g差の2位につけた。
1位 熊谷 充 2位 戸井田祐一 3位 都祭義晃
場所 : 梅ノ木
釣り方 : バランスの底釣り
竿 : がまへら【飛翔天】18尺
道糸 : 0.7号 
ハリス : 0.4号(41cm−50cm)
ハリ : 上下がまかつ【アスカ】5号
ウキ : PCムクT17cm+カヤB11cm+足6cm
エサ : 【ダンゴの底釣り冬】100cc+水100cc+【バラケマッハ】100cc+【粒戦 細粒】20cc
場所 : 前宇藤木
釣り方 : チョーチン両ダンゴ
竿 : シマノ【嵐馬】17尺
道糸 : 1.0号 
ハリス : 0.5号(50cm−63cm)
ハリ : 上下オーナーばり【バラサ】8→7→6号
ウキ : 旭舟【心】9番 PCムクT21cm+B15cm+足6cm
オモリ : フィッシュリーグ
【絡み止めスイッチシンカー】1.2g+板オモリ調整
エサ : 【パウダーベイトへら】400cc +【グルバラ】200cc +【天々】200cc +水200ccにギリギリ持つまで【ガッテン】で調整
場所 : 落合
釣り方 : チョーチン両ダンゴ
竿 : がまかつ【幻壮天】18尺
道糸 : 1.2号 
ハリス : 0.5号(60cm−75cm)
ハリ : 上下がまかつ【カイト】上10号 下8号
ウキ : パイプT16cm+カヤB14cm+足6.5cm
オモリ : フィッシュリーグ【絡み止めスイッチシンカー】1.6g
エサ : 【ガッテン】400cc +【天々】400cc +水200cc+【スーパーD】200cc
第二戦 山中湖 2009.06.25
本湖で大型5枚を揃えた
伊藤さとし選手が勝利。
戸井田は3位に入賞し、総合で首位。


山中湖での試合は5枚入れ替え制。
戸井田は小堀川前でバラグルの底釣り。
前日の試釣でモジリの多かった場所を魚探でチェックしたところ、それぞれの場所にはウィードのエッジ(藻の切れ目)という共通点があった。
戸井田は、深い方から浅い方のウィードへ入ってくる魚を狙うため、沖から岸に向かって釣りをした。
事前の情報では宙釣りっぽいダンゴがよいとのこと。それを底付近で追わせて釣っていると判断し、大会当日は落ち込みのアタリ、着底後すぐのアタリに絞って釣っていった。ムズムズとサワリがあっても、待ってからのアタリでは半べら、マブナが多かったという。
優勝は伊藤さとし選手で4.8kg。戸井田は伊藤と800g差の3位につけた。
1位 伊藤さとし 2位 加藤晶裕
場所 : 静山壮先
釣り方 : 両ダンゴの底釣り
竿 : シマノ【剛作】17尺→【嵐馬】21尺
道糸 : 2号
ハリス : 1号(40cm−50cm)
ハリ : 上下オーナーばり【プロスト】9号
ウキ : グラスムク+カヤボディ
エサ :  擇悗薀好ぅ漾次100cc+【底バラ】200cc+【バラケマッハ】200cc+【BBフラッシュ】100cc+水100cc
◆撻瀬鵐瓦猟貭爐蟆董100cc+【ダンゴの底釣り冬】100cc+【BBフラッシュ】100cc+水100cc
場所 : 大堀川前
釣り方 : バラグルの底釣り
竿 : 19尺
道糸 : オーナー【ザイトへら】1.5号
ハリス : 同1.0号(50cm−60cm)
ハリ : 上下オーナーばり【セッサ】9号
ウキ : 忠相【ツアースペックTW】16番
バラケ : 【バラケマッハ】200cc +【グルバラ】200cc +【ダンゴの底釣り夏】200cc + 水200cc【ダンゴの底釣り冬】で調整
くわせ : 【グルテンα21】50cc+【いもグルテン】50cc+水100cc
3位 戸井田祐一 3位 綿貫正義
場所 : 小堀川前
釣り方 : バラグルの底釣り
竿 : シマノ【煉】15尺
道糸 : オーナー【ザイトへら】1.5号 
ハリス : 同0.8号(40cm−50cm)
ハリ : 上下オーナーばり【セッサ】上7号 下6号
ウキ : 旭舟「心」10番
オモリ : フィッシュリーグ【絡み止めスイッチシンカー】1.6g+板オモリ調整
バラケ : 【グルバラ】100cc +【ダンゴの底釣り夏】100cc +水100cc+【バラケマッハ】200cc
くわせ : 【グルテンα21】.30cc+【いもグルテン】30cc+水70cc
場所 : 小堀川沖
釣り方 : バラグルの底釣り
竿 : シマノ【閃光R】18尺
道糸 : 1.5号 
ハリス : 同0.8号(50cm−60cm)
ハリ : ハヤブサ【極ヤラズ】上7号 下6号
ウキ : 弥介「底釣り」B16cmパイプトップ
バラケ : 【ダンゴの底釣り冬】100cc +【ダンゴの底釣り夏】50cc +【真底】50cc+水200cc+【バラケマッハ】300cc
くわせ : 【野釣りグルテン】1分包+水50cc
第三戦 三名湖 2009.07.24
爆発的釣果が期待できる乱打戦。
戸井田祐一175枚74kgにて圧勝!


三名湖での第3戦。大会当日は土砂降り。
ほとんどの選手は中央ロープに付けた。
戸井田は旧石切前。14尺チョーチン両ダンゴで釣る。奥寄りのポイントならアタリは増えるが型が極端に細かくなる。竿が短くても同じ。
16尺、14尺、12尺と試し、型も含め反応が一番よかったのが14尺。
後はエサ、当日は硬すぎるとカラツン、ネバで持ち過ぎてもカラツンと、食うエサの幅が狭く、軟らかいタッチがよかった。エサ持ちが悪くなるので、手水と「バラケバインダーフラッシュ」での調整が重要だった。風流れが出た後半はヤワネバの小エサで早いアタリを出していき、寄りをキープするため、時々大きめのエサを入れ気味にしてドンとアタらせるパターンを混ぜた。
この試合に備え、筋力トレーニングにも励み、ハードな乱打戦に耐えられる体を作って臨んだ。
2位の戸張誠選手に16.4kgの差をつけて優勝。
1位 戸井田祐一 2位 戸張 誠
場所 : 中央ロープ旧石切り前
釣り方 : チョーチン両ダンゴ
竿 : シマノ【煉】14尺 道糸:1.2号 ハリス:0.5号(40cm−52cm)
ハリ : 上下オーナーばり【バラサ】7号
ウキ : 旭舟「心」11番
オモリ : フィッシュリーグ【絡み止めスイッチシンカー】1.6g+板オモリ調整
エサ : 【パウダーベイトへら】400cc +【グルバラ】200cc +【天々】200cc +水200cc+【BBフラッシュ】100cc
場所 : 中央ロープ二の入り江前
釣り方 : チョーチン両ダンゴ
竿 : シマノ【普天源大我】15→21尺
道糸 : オーナー【ザイトへら】1.0号 
ハリス : 同0.5号(35cm−50cm)
ハリ : 上下オーナーばり【バラサ】7号
ウキ : 忠相「スタジオデザインミッド」11番
エサ : 【ガッテン】400cc +【天々】400cc +【ダンゴの底釣り夏】100cc+【バラケマッハ】200cc +水200cc 手水で軟らかくして【BBフラッシュ】で調整
第四戦 横利根川 2009.08.26
戸井田祐一の独走にストップを掛けたのは、御大 石井旭舟
戸井田まさかの11位で、総合成績ポイントは2位石井旭舟と4.5ポイント差に。


横利根川での第4戦。
試合当日は8月とは思えない、晩秋を思わせる冷え込み。当日はアタリをもらうのがやっとという状態。
中島屋周辺で、戸井田は13尺でカッツケに近いタナをバラケに「一発」の釣りで拾い釣りが精一杯。8.84kgにとどまる。
優勝は石井旭舟選手。ユゲエコ吐き出しでタナ1本の両ダンゴ。軽い仕掛けで早いアタリを追った。前半は「天々」ベースのヤワネバのエサが決まり、後半はボラの影響で硬めのエサにシフトし、ナジませて釣る攻め方に。
石井は21.36kgを釣り、総合成績も2位に浮上して、戸井田を猛追する形となった。
1位 石井旭舟 2位 高原良貴 3位 田代貴典
場所 : ユゲの吐き出し
釣り方 : 浅ダナ両ダンゴ
竿 : 竿春 きよ志作「別誂」10尺
道糸 : オーナー【ザイトへら】0.8号 
ハリス : 同0.4号(40cm−50cm)
ハリ : 上下オーナーばり【サスケ】6号
ウキ : 旭舟「契」2番
エサ : 【天々】400cc +【パウダーベイトへら】400cc+水200cc+【BBフラッシュ】200cc
場所 : ジャングル前
釣り方 : 浅ダナヒゲセット
竿 : シマノ【風刀】11尺
道糸 : 1.0号 
ハリス : 上0.6号下0.5号(8cm−15cm)
ハリ : オーナーばり上【バラサ】6号 下【とろ掛け】5号
ウキ : 光作 ボディ6cmパイプトップ
バラケ : 【ペレ道】100cc +【パウダーベイトスーパーセット】400cc +【スーパーD】400cc+水200cc+【BBフラッシュ】100cc
くわせ : 【ヒゲトロ】
場所 : パルナ対岸
釣り方 : 浅ダナ角麩セット
道糸 : 0.6号 
ハリス : 上0.4号下0.3号(7−50cm)
ハリ : オーナーばり上【バラサ】6号 下【タクマ】3号
バラケ : 【新B】400cc+【段差バラケ】200cc+【パウダーベイトスーパーセット】200cc+水100cc 【浅ダナ一本】で硬く調整
くわせ : 【一発ミクロ】
第五戦 椎の木湖 2009.09.30
ついに2009シリーズ最終戦。
戸井田祐一3位入賞。
総合四連覇達成!!


最終戦の舞台は椎の木湖。
戸井田は当日の朝のウキの動きでチョーチンのヒゲセットを選択。9尺の竿をメインに、魚が騒いだときは8尺に切り替えながら釣っていった。
結果的には、バラケをぶら下げてタナで食わせる釣りが正解だったという。
戸井田は87枚80.9kgを釣り、3位に入賞。総合成績では石井旭舟選手から辛くも逃げ切り、総合1位を守り、2009アングラーオブザイヤーに輝いた。
それぞれがクラブでトップを争っているネオへらの参加選手たち。強豪がひしめくなかで、見事に総合4連覇を達成した。
3位 戸井田祐一
釣り方 : チョーチンヒゲセット
竿 : シマノ【凌】8尺 宗春「拓」9尺
道糸 : 1.0号 ハリス:上下0.5号(8cm−13cm)
ハリ : オーナーばり上【バラサ】7号 下【とろ掛け】4号
ウキ : 旭舟「太」3番
オモリ : フィッシュリーグ【絡み止めスイッチシンカー】0.8g+板オモリ調整
バラケ : 【プログラム】400cc +【パウダーベイトへら】400cc+【粒戦】60cc+水250cc+【パウダーベイトスーパーセット】200cc
くわせ : 【ヒゲトロ】
NEO-HERA PRO LEAGUE 2009 総合成績
順位 氏名 第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 合計ポイント
1 戸井田祐一 149.6 133.3 150.0 91.4 148.9 673.2
2 石井旭舟 143.6 102.1 124.1 150.0 112.9 632.7
3 戸張 誠 143.2 95.8 127.8 105.4 128.9 601.1
4 西田一知 139.7 89.6 123.2 96.9 139.7 589.1
5 伊草 緑 117.5 118.8 113.8 101 124.1 575.2
6 綿貫正義 127.8 133.3 94.1 89.8 126.3 571.3
7 小池忠教 111.5 108.3 108.1 102.2 136.6 566.7
8 田代貴典 139.7 81.3 123.8 116.4 101.3 562.5
9 都祭義晃 148.3 106.3 121.6 67.4 108.7 552.3
10 野口 仁 132.9 79.2 111.9 107.5 107.3 538.8

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