5月12日、ネオヘラプロリーグ2011が
いよいよ開幕となった。
当初予定をしていた、第1戦豊英湖は震災の影響で
中止となり、今回の椎の木湖が実質の初戦となる。
当日の天候は、曇り後雨。最近の椎の木湖の状況は、
どうしたことか、かなりの食い渋りが続いている。
トータルポイントで争うだけに、
この初戦は各選手にとって重要な1戦となる。
しかし、食い渋りのせいか、選手の顔色は今ひとつさえない。
それぞれが釣況に不安を感じているようだ。
午前6時、競技がスタートした。
ほとんどの選手がウドンや「力玉」を付けたセットの釣り。
スタートから両ダンゴで攻めるのは石井旭舟選手と伊草緑選手のみ。
2人とも長めの竿を振っていた。
前半戦は、8〜9尺のメーターでのウドンセットが
やや有利だったが、11時頃から流れが出始め、
浅ダナは苦戦し始めた。
このタイミングでチョーチンウドンセットが釣れ始まる。
前半苦戦をしていた前年度チャンピオンの榊選手が
猛攻をかけ、トップ争いを始める。
上位は榊選手、戸井田選手、阿川選手、
石井忠相選手の4人に絞られ、接戦となった。
4人ともチョーチンウドンセットだ。
3時、競技終了。
激戦を制したのは、榊選手。66.32kgで優勝。
ついで、阿川選手が63.65kg、戸井田選手が63.52kgが3位表彰台となった。
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