それに比べ、旧石切から奥は比較的空いている。
中央ロープ旧石切に戸井田選手、その先にかなり間を空けて棚網選手、
対岸には田代選手の顔が見られる。結果としては、この3名でのトップ争いとなった。
午前9時すぎ、堰堤よりに入った選手は60枚前後が上位と言ったところだ。
しかし、奥は別世界。戸井田、棚網、田代の3選手はすでに80枚を超えている。
戸井田選手は14尺のチョーチン両ダンゴ、棚網選手は10尺の浅ダナ両ダンゴ。
田代選手は12尺のチョーチン両ダンゴで釣っていた。
昼をまわった頃、深場に入った選手のウキの動きが悪くなってきた。
アタリが途切れるようになってしまった。
それに比べ、奥の3名は絶好調。リズムのある釣りで、枚数を重ねている。
さらに、この頃から吹いてきた堰堤からの強い風は、池に流れを出し始め選手たちを苦しめた。
しかし、戸井田選手と棚網選手のポイントは風と流れが逆になり、ウキはほとんど流れない。
勝つための好条件は揃った!
3時納竿。
結果は、1位戸井田選手、90.05kg。
2位は棚網選手が195枚を釣り85.9kg。3位は田代選手が179枚で84.4kgだった。
4戦が終了し、総合トップは戸井田選手。
田代選手が2位に上がり、石井忠相選手は3位へ後退した。
さあ、来月は亀山湖で5枚リミットの戦いだ。昨年は、5枚で9.64kgという釣果がでている。
オデコ覚悟の大型勝負、上位陣も決して安泰とは言えない。
勝負の行方は・・・ |