へら鮒天国TOP > 特集・記事一覧 > 稲村順一が徹底レポート「釣技最前線」第31回 2012チョーチン王 内島康之のスーパーウェポン 今すぐできる超基本!超簡単!! チョーチン両ダンゴ釣り



“へら鮒天国”へ投稿される釣果情報に、両ダンゴでの好釣果記録が目につくようになった今日この頃。いよいよ盛期の釣りに入ったという実感が湧いてきた。これからの主役はもちろん両ダンゴ。なかでもチョーチンダナの両ダンゴ釣りは、深場から釣り上げるダイナミックな釣り味と抜群の安定感で人気が高い。合わせた瞬間ガツンと止まり、息つく間もなくズキュンと竿先が水中に突き刺さるような強い引きに魅了されたアングラーは数多く、両ダンゴのシーズン中チョーチンの釣りだけを貫き通すという愛好家も少なくない。一方でこの釣りに苦手意識をもつアングラーからは、深いタナまでうまくエサを持たせられないという声が聞こえてくる。そこで今回は、これから絶好シーズンを迎えるチョーチン両ダンゴ釣りの苦手意識を払拭し、この釣りの面白さにドップリとハマってもらおうと、この男の釣りを紹介したい。それは2012年マルキユーチョーチン王でもあるマルキユーインストラクター内島康之。彼の釣りは徹底した基本の踏襲に支えられた強い釣り。しかも誰もが手本とし真似のできる超基本、超簡単な釣りを紹介しよう。  
   
類稀なるセンスを持ち、多彩なテクニックを織り交ぜて器用に釣るアングラーは少なくないが、彼らの釣りに追いつき追い越すためにはそうしたテクニックを同等、もしくはそれ以上に習得せねばならない。一方、内島の釣りはそうしたテクニック重視の釣りの対極となるスタイルであり、徹底した基本の繰り返しで身につけた骨太の釣りである。それは結果的に複雑なプロセスを必要としない簡単明瞭な釣りの組み立て方にもつながっており、一見何の変哲もないように感じられるが、目先の一枚を追い求めないそのスタイルは、派手さはないが終わってみれば確実に頭ひとつ抜きん出ているといった感じの釣りであり、もちろんパーフェクトに決まればブッチギリの釣果にもなり得る爆発力を有する。 さて、チョーチン両ダンゴ釣りは、ある意味最もごまかしの効かない釣り方である。言い換えれば正攻法でしか攻略の糸口が見つからないので、それだけに混雑した際の食い渋り時には難しく感じるのも事実。しかし基本的にサンデーアングラーである内島自身が結果を出していることからも分かる通り、彼の釣りは混雑時であっても充分通用し、もちろん空いている食いの良いウィークデーは爆釣必至のスーパーウェポンと化す。
「両ダンゴに限らず、基本的な考え方はどんな釣り方であっても同じです。それは簡単に釣れる方法で釣ること。それには徹底して基本を磨くしか方法がなく、しかも結果が出るまで多少時間がかかるのも 事実です。 おそらく上手く釣れない皆さんは、あまりにも早く結果を求め過ぎているのではないでしょうか?確かにテクニックを駆使すれば目先の一枚は釣れるでしょう。しかし一日コンスタントに釣れ続くかといえば、必ずしもそうではありません。特に日曜日等混雑したときには焦りからか、どうしても一枚が欲しくなってしまいますが、しっかりした組み立てができてさえいれば、必ずへら鮒は釣れてきてくれますよ。しかも簡単に(笑)」

 


   
■サオ
竿の長さがタナの深さとなるチョーチン釣りでは、その選択は釣果を左右する極めて重要なファクターとなる。過去の経験では短めか長めのいずれかで決まる可能性が高いことをあらかじめ示唆していた内島だが、まだ両ダンゴを食い始めて間もなくのことでもあり、様子を見るという意味も含めて中間的(ポイントの水深は7m強)な15尺でスタート。実釣では比較的コンスタントに釣れていたように見受けられたが、本人が違和感を覚え9尺に交換。するとウキの動きが一変し、はるかに釣りやすい状況に激変したのである。
 
■ミチイト
型が揃うのもチョーチン両ダンゴ釣りの魅力のひとつであるため、強度を優先した選択が基本となる。加えて上層のへら鮒による糸ズレやスレ掛り、更には桟橋・竿受け等への擦れによるストレスを加味して、最低でも1.0号は必要だという。
 
■ハリス
ミチイトとのバランス、および良型の強い引きに対応するため0.5号を基準とする。通常は上下共に太さは同じとするが、長さに関してはタナの深浅(竿の長さ)によって基準の長さが変わる。基本は竿が長くなるほど(タナが深くなるほど)長めにするのだが、これは深いタナほど集魚し難く、追わせる釣りになるためだ。尚ハリスワークはナジミ際に追わないときには長く、タナに入る前に止められるようであれば短くするという基本に則る。
 
■ハリ
エサを持たせることが何より大切な両ダンゴの釣り。とくに深いタナを攻めるチョーチン釣りでは、タナにエサが行きつくまえに激しく揉まれるため、ハリのポテンシャルを生かしたエサ持ち強化対策が必要不可欠となる。内島が基準とするのはダンゴ鈎の6号だが、エサ調整だけでは無理と判断したときはサイズアップを図り、反対にエサが早くナジミすぎるときには、同サイズであっても軸が細めで軽いグラン鈎に替えて追いを良くするという。

■ウキ  
エサをナジませるには、エサそのもののタッチが重要であることは言うまでもないが、チョーチン釣りに適したウキを使うことで、よりエサをタナに入れることが容易になるという。
それがPCムクトップウキの効用なのだ。これにより食いやすい軟らかめのタッチのエサが持つようになり、結果としてアタリが多くなり釣果もアップする。またウキを選ぶ際には水深に見合った適切な浮力(オモリ負荷量)のものを選ぶことが大切であると内島は力説する。
参考までに内島の選択基準を下記に紹介しておく。


●竿 8尺〜11尺=旭舟「太(赤)」二番/オモリ負荷量≒2.0g
●竿12尺〜14尺=旭舟「太(赤)」三番/オモリ負荷量≒2.25g
●竿15尺〜17尺=旭舟「太(赤)」四番/オモリ負荷量≒2.5g
●竿18尺〜21尺=旭舟「太(赤)」五番/オモリ負荷量≒2.75g

 
 
 
 
チョーチン両ダンゴ釣りで最も大切なことを挙げるとしたらという問いに対し、真っ先に口をついて出たのが「エサをタナまで持たせること」という回答であった。確かにエサが持っていなければアタリは出ない。ならば単純にエサを硬くしたりネバらせれば良いじゃないかと思われがちだが、そう一筋縄ではいかないのがへら鮒釣りの難しいところ。しかし内島はこう断言する。
「考えるべきところは考える。でも難しく考え過ぎないことが大切です。たとえばエサを持たせると言っても、何でもかんでも持たせれば良いというものではなく、その日そのときへら鮒が食いたいと感じるエサでなければ意味がありません。今回紹介しているブレンドはあくまで基本パターンですが、ここ数年の傾向としてはこんなタッチで良く決まりますので、これを現在へら鮒が食いたいと感じているエサの軸としています。そのうえでウキのナジミが早過ぎるのでもう少しエサを軽くしたいと感じたときは、最後に加える「BBフラッシュ」を「浅ダナ一本」に替え、へら鮒の寄りが少ないのでもう少しエサを開かせた方が良いと判断したときは、同じく「BBフラッシュ」を「バラケマッハ」と入れ替えます。
またエサにはあまり手を加えない方が良いと思っている方が多いようですが、それは明らかな間違いです。へら鮒がエサに対して拒否しないかぎりどんなに練ってもかき混ぜても構いません。なぜなら、こうしてエサを合わせることは、ブレンドも含めてへら鮒釣りの一番面白いところなのですから。ただし、手を加えることでエサには色々な変化が生じることを理解しておかなければなりません。たとえば押 し練りを加えると、エアーが抜けることで麩の粒子間が密着し、エサのバラケ性が失われると同時にエサが重くなります。これによりエサ持ちが良くなりナジミ幅が大きくなることもありますが、これでは重くなり過ぎてへら鮒がエサを追い切れなく恐れもありますし、逆の症状としてバラケ性が失われたことでエサが上層で止められる、いわゆるピンポン状態になってしまうこともあります。 そんなときブレンドの核として使っている「凄麩」の力が発揮されるのです。このエサは練らずに仕上げたエサでも適度に芯残りさせることができますし、反対に練り込んでネバリを出したエサでも、麩の粒子が潰れないため開きを失いません。よってカタボソからヤワネバまで幅広いタッチを探ることができるので、今まで以上に思い切ってエサをいじれますね。」

さらに内島は、エサを持たせる上で大切なことは単にエサを硬くしたりネバらせることではなく、確実なエサ付けと丁寧な打ち込みが肝心なことだと力説する。エサ付けの手順に関しては動画にもあるのでご覧いただきたいが、肝心なのはエサのなかにあるハリの位置。どういうことかと言えば、ハリのフトコロに抱えさせるようにエサをあてがい、さらにハリスを引っ張り、ハリを引き抜くようにしてエサのなかに入れるのが内島流。同じようにエサ付けをしているアングラーは多いだろうが、このときハリを引き過ぎるとエサの上部までハリが移動してしまい、極端な例としてはチモト部分がエサの最上部に見えてしまうという悪いケースも見受けられる。実際内島がエサ付けしたものを割って中を確かめてみると、エサの中心よりも下部にハリが位置していることが分かった。つまりエサの内部にハリのチモトから伸びるハリスの一部がかなり多く入り込んでおり、一般的によく言われる「チモトをしっかり押さえて」というのは、このハリス部分を丁寧に押さえることである理解できた。
 

ダンゴエサにはへら鮒を寄せることと食わせることのふたつの役割があるが、果たしてこのことを意識しながら釣っているアングラーがどれだけいるだろうか。おそらく多くのアングラーが食わせることのみに躍起になって、意外に寄せることに無頓着になっているのではないだろうか。 こうした点について改めて筆者が気づかされたのは、アタリにつながらなかった投における内島の打ち返しのタイミングが終始早めであったためである。 スタート時点のエサ付けは直径20mm程度の角のあるラフ付けで、これで打ち込むとトップ先端1〜2目盛りまでナジむ。そしてウキが動き始めるまでは、ナジミきったら即打ち返す。名手と呼ばれるアングラーの中には寄せることを強く意識するあまり、打ち始めの時点で意図的にトップをなじませない釣りを展開するアングラーもいるが、彼らはその後のアプローチやウワズった際の修正方法を持ち合わせているため、こうした特殊な攻め方ができるのだ。しかしあくまで基本は深ナジミ。つまり狙ったタナ付近まで確実にエサを持たせたうえでバラケさせ、さらにハイテンポな切り返しを徹底することで、狙ったタナ周辺(ターゲットゾーン)に確実にへら鮒を寄せることが可能になるという訳だ。
「水中のことはよく分かりませんが、恐らく表層から底近くまで、どのタナにもそれなりの数のへら鮒は居るはずです。エサを打ち始めるとそれらがエサを追い始めますが、実際にタナまで追ってくるものはそれほど多くはなく、基本的にはオモリの位置を中心にして上下2尺程度の範囲内のものだと考えられます。さらにエサの芯に食いついてくるへら鮒はその中の一部と考えると、本当にウキにアタリを出しているへら鮒はかなり少ないのではないかと思います。よってアタリが無いときはもちろんですが、連続して釣れているときであっても常に寄せを意識しながらエサ打ちを続けないと、再びアタリが出ない状態に陥ってしまいます。 理想は寄せながら食わせ、食わせながら寄せ続けられるエサができれば良いのですが、現実はそう上手くはいきません。そこで私が意識しているのは、打ち込んだエサがナジミきってしまったらその一投はアタリが出るのを諦め、即打ち返すということです。実際にコンスタントに釣れているときのへら鮒がエサを食うタイミングはそのほとんどが、エサがぶら下がる前。つまり打ち込んだエサが動いている間が最大のチャンスであり、それを過ぎてしまうと極端にアタリが出難くなることを理解すべきです。」
極端にバラけるエサを打ち続けることや、悪戯に速い打ち返しをすることは返ってウワズリを招くのでお勧めはできないが、その一方でトップをナジませたままアタリを待つことは、なお推奨できない。 内島が実践して見せてくれたように、見た目は開きを抑え気味にしたエサ(※実際は「凄麩」の効果で開きは良い)をしっかりナジませ、トップが返し始めるか否かというタイミングで打ち返すというリズムは、エサが合い釣れ始まってからもへら鮒を集め続け、そして確実に食わせることが可能である。しかし待つことは良くないと分かっていながら、つい待ってしまうのが釣り人の性というもの。ベテランと呼ばれる人達にも多く見られる光景だが、内島のように簡単に釣るためには必須のテクニック、というよりも基本的な心構えといえよう。
へら鮒釣りにおいてトータルバランスが極めて大切であることは言うまでもないが、タックル・エサ・アタリの取り方等すべてにおいてバランスが取れているアングラーは意外に少ない。トータルバランスとはその言葉のとおり、前記の要素すべてを総合的に調整することである。釣りやすいアタリをコンスタントに出すためには様々なアプローチがあり、それぞれに適切なタックル・エサ・アタリの取り方がある。通常アングラーは時合いを読み、まずは適切であろうと思われるアプローチを考える。そして、そのアプローチを容易に実現できるタックルを、自身の理論に基づきセッティングを整える。エサはそのタックルを基準としてブレンドを構成し、釣り進めながらタッチを合わせ込む。タックル・エサが決まり釣れ始まると、おのずとアタリはパターン化された簡単なものとなる。 これらのことから分かることは“釣れる”という結果にたどり着く道筋が複数あるということ。竿の長さもタックルもエサも違うふたりのアングラーが並んで釣っていて、見るからに違うアプローチにも関わらず、ほぼ同じような釣果を残すことが多々あるというのが良い例であろう。当然ながら常に高釣果を叩き出している内島のトータルバランスは、極めて優れたものであるということになる。しかし、どこを見ても特別目立ったところはなく、むしろ普通過ぎてナゼ釣れるのかが不思議なくらいだ。そんな内島がトータルバランスを考えるうえで柱としているのはウキである。
「私の釣りにおいてウキの果たす役割は極めて大きいといえます。ウキは単にアタリを識別するだけのものではなく、目に見えない水中の様子を知るための手掛かりにもなります。さらにエサを動かしたり止めたり、またナジミ難いエサを持たせてナジませやすくすることもできるのです。私がチョーチン両ダンゴ釣りで愛用している『旭舟 太(赤)』は前述の機能を高次元で果たす大変扱いやすいウキです。ウキが決まれば他のタックルをアジャストするのも簡単で、タックルが決まればエサの調整も簡単になり、その結果としてアタリも出しやすく釣果も上がります。 ウキを選ぶ際に最も大切なことは、タナ(竿の長さ)に見合った浮力(オモリ負荷量)のものを選ぶことです。浮力はエサの沈下速度やエサの動きに直結するので、これがマッチしないとへら鮒がエサを追い切れなかったり、またエサが持たなかったり持ち過ぎたりする要因となってしまうのです。ウキの浮力とタナのマッチングに関しては前述の通りですが、1本のウキで約3尺(90cm)をカバーすると無理なく自然な釣りができると思います。 またトップはPCムクトップウキが、現在の管理釣り場ではスタンダードであると思います。特に盛期の釣りでは突き上げたり跳ねたりするような動きが目立つパイプトップに対し、PCムクトップはそうした動きを抑え、エサをタナまでナジミやすくする効果も期待できます。さらにナジミ際の食いアタリが識別しやすく、へら鮒の食いが良いときはかなり速い釣りも可能です。」
内島のようにウキを中心としたトータルバランスを心がけている人は、果たしてどれくらいいるだろうか。確かにタナに対し、明らかにウキの浮力が合っていないことで釣り難い状況になっているアングラーは多々見受けられる。もちろんそのウキしかないのであれば他のタックルやエサを替えてトータルバランスを図れば良い訳だが、やはりウキがマッチしていないと、そのバランス自体が極めて不自然なものになってしまうことは否めない。ウキの浮力のマッチングは、タイプも含めて他の釣り方にも共通する重要なファクターなのである。
 
 
  「最近のチョーチン両ダンゴ釣りは長いか(深いか)短いか(浅いか)二極化しているような気がするのです。」 取材途中でサオの長さを替えたとき、そうつぶやいた内島だが、実際に彼が様々なフィールドで竿を出して感じていることは、いわゆる中尺竿で攻める中間層の釣りが決め難く、長竿を使って底近くの深いタナを攻めるか、それとも短竿で浅めのチョーチンダナを攻めないと期待する釣果が得られ難くなっているという。
「こうした現象はどこの管理釣り場でもよくみられる傾向ですが、これは決して中間層にへら鮒がいないのではなく、深いタナにはやや魚影密度は薄いながらも体力があり、しかも食い気のある大型が居着いており、浅めのタナには食い気の有無はさておき、最も魚影密度の濃い層があることが釣果の上がる要因と考えられます。このように釣れる層はふたつありますが、それぞれに適したアプローチがあるので確実に使い分けることが肝心です。まず深いタナのへら鮒は実際にエサが位置するところよりも下の層にへら鮒が少ないので、上層から追わせるようにエサを食わせます。そのため長めのハリスは必須条件。一方浅めのタナのへら鮒は魚影が濃い分、またエサの位置よりも下の層にもへら鮒が多く居ると考えられるので、タナにしっかり集魚してエサを食わせるようにします。このためハリスは深いタナよりも短くして釣りやすくするのです。」
今回は中間層(15尺)と浅めのタナ(9尺)しか実釣できなかったが、それでもふたつの釣り方には明らかなアプローチの違いが見られた。まずタックルの違いは前述の通りだが、エサに関しては同じブレンドながら、15尺では手水を加えたやや練り気味のヤワネバタッチで順調にヒットを重ね、9尺では基エサにほとんど手を加えないそのままのタッチのエサが最も反応が良く型も揃ったのだ。このときの特徴的な食いアタリのパターンを別図に示したが、まさに内島が想像する通りのウキの動き・アタリの出方を示したのである。

 
 
   
 
   
 
 
  近年釣果にこだわるあまり、目先の一枚を追いかけるテクニックに走りがちな傾向が見受けられるが、内島の釣を見ていると、奇をてらわず基本の積み重ねのみでへら鮒に対峙することこそ、本当の意味で強い釣りであることを再認識させられる。動画でもお分かりのことと思うが、やっていることはごく普通(※実はこれが難しい)のことなのに、ウキは終始理想的なアタリを刻み「ああ、あのアタリなら釣れて当たり前だ!」と誰もが納得できる動きを続けるのだ。これこそがへら鮒釣りの神髄であり、どのような状況下においてもブレない内島流の強い釣りなのである。
「両ダンゴの釣りはごまかしが効かないですね。それにセット釣りに比べるとバリエーションが少ないので、小手先のテクニックでどうこうできるものでもない。とすればやれることはただひとつ。それは基本を徹底して貫くこと。しかし基本は皆さんできているようで、意識しないと基本から少しずつズレてしまっていることもあるのではないでしょうか?たとえばエサ付けひとつをとっても、毎投正確なエサ付けができていますか?1〜2投くらいは大丈夫と思っていい加減になってはいませんか?結局は、釣れる釣れないの差はそうした僅かな違いであり、私の釣りはそれほど皆さんの釣りと違わないはずですし、真似ようと思えば誰でもできることなのです。間もなく両ダンゴの最盛期を迎えますが、今一度基本に立ち返っり、できることを確実に実行して簡単かつダイナミックなチョーチン釣りを楽しんでください。」
 
   

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