☆PART-3  関川康夫の「ずっこけ釣行記」
ワンポイントアドバイス
風と流れが強い時はパイプトップで早くエサをナジませるべし
========
両ダンゴのチョーチン釣りといえば長ハリスとムクトップを使うというのが定番になっていますね。そんなことから先日、精進湖でチョーチン釣りで釣ったときのことです。今年は最近になって30cmを越す地べらも釣れたりして、これまでにない面白い釣りが展開中です。この地べらを狙おうと、この日ボクは18尺の竿にムクトップを付けた両ダンゴでスタートしました。風のない時にはサワリも良く出てトップが深ナジミすると「ここでアタるな」というところでドンと消し込む痛快なアタリで釣れ始まりました。ところが、精進湖は日中になると風が出やすい釣り場でもあります。案の定、午前9時を過ぎた頃から南西風が強まり波頭が白くなるほど。その中でもムクトップならば絶対間違いないと過信したのがいけません。頭が重たいムクトップは、やっと立ったかと思うとなじみ込むまでにトップが風のアオリを受けてすごく遅くなるんです。
そんなことを繰り返しているうち、サワリも次第に弱くなり、アタリもボケてしまったのです。それをボクは日中の食い渋りと判断し、そのまま続けて釣っていました。ですが、流れが強いと仕掛けが流されて、釣りにくいため、やむなくパイプトップにチェンジしました。するとトップが短い分、風のアオリを受けずにスムースになじんでいきます。そのとたん、いきなりアタリが出るんです。さらに続けていくとアタリが頻繁に出て、入れ食いになってしまったんです。この違いはどこにあるのかを考えてみたところ、ムクトップは風のアオリでナジミが遅い分、へら鮒のタナを拡散させるだけでなく、仕掛けが流されるのでへら鮒がエサを追いにくい状況になってしまったのではないでしょうか。
そこで今回の教訓。
「風と流れが強い時はパイプトップで早くエサをナジませるべし」
------------

= index =
トップページ
PART-1
PART-2
PART-3