← 三重県・鳥羽レポート  
 
かかり釣り天国 > 山本太郎レポート 三重県
昨春から今春にかけての三重県内の状況と、
2年目を迎える2つのチヌエサについて
 
  2011年の三重
 
県内にある、冬季休業をしていたかかり釣り場は例年、3月に入ると同時に営業が再開されます。これに照準を合わせて、2月の中旬頃には貝やダンゴを使って飼い付けがおこなわれ、万全の状態でシーズンインを迎えます。しかし、開幕直後に東日本大震災が発生。鳥羽周辺の養殖筏も大きな被害に遭い、その多くが流されたり使えなくなってしまいました。この影響で昨年の乗っ込みシーズンは、どんなコンディションだったのかも完全にわからずじまいでした。

しかし、関係者の方々のご尽力によって、梅雨が明ける頃には多くの筏は復旧し、その頃には順調に釣果が出ていました。また、夏には「ニュー活さなぎミンチ激荒」を使って良型も数多く上がっていて、秋には3年生サイズ(20〜30cmほどのカイズ)が、ひとり50〜60尾という高釣果も出るほどでした。

そして、冬は予想外の高水温。11月は寒く、12月は暖かいという異常気象により不安定な状況ではありましたが、春を除いて一年をトータルで見れば、県内全域で数も型も上がっていたので、おおむね釣果には恵まれた年だったように思います。
 
 
  年明けから3月中旬までの状況
 
ところが年末に、寒波に続く寒波に見舞われたことで一気に水温が低下。この急激な水温変化により一時は食いが落ちてしまいましたが、2月の『フィッシングショー大阪』が開催される頃になると、ある程度水温が下がりきったのか、急激な低下は見られなくなり、そのおかげで型のいいチヌが釣れ出しました。とは言っても場所ムラがあり、鳥羽や南部のエリアは好調でも、その間のエリアはいまひとつといった状況でした。

そして3月。中旬時点ではまさに乗っ込み期に突入して間もない感じで水温は13度前後。どのエリアでもまんべんなく釣れているわけではありませんが、的矢湾や南伊勢町周辺ではなかなかの釣況で、年無しクラスも飛び出しています。

まだシーズンインしてからそんな日が経っていないですが、営業再開直後からいきなり乗っ込み第1号、第2号が釣れたという声も耳にしていますので、現時点ではまずまずの状況なのではと思っています。

そして、これからどんどん日和がよくなり、水温が15度、16度と上昇してくれば一気に動きが活発になります。乗っ込みは第1陣、第2陣という感じでグループにより差してくるタイミングが異なるため、いつからいつまでがいいとは明確に区切りにくいですが、大きな目安としてゴールデンウイーク頃までは狙いやすい状況が続くでしょう。
 
 
  乗っ込み期における、 「パワーダンゴチヌ」と「ニュー活さなぎミンチ激荒」
 
●乗っ込み期のスタイルに合う「パワーダンゴチヌ」
発売されてから丸1年が経過し、これまで様々な使い方をしてきました。扱いやすさなどはもちろん大きな魅力ですが、この時期にうれしいのは従来の箱エサと違い、2分包になっている点です。

というのも、乗っ込み期は基本的にインターバルを長く取る釣りの方が有利。したがって、ダンゴを多く打ちません。それにも関わらず1分包12kg入りの箱エサを使った場合、使いきれずに終わってしまうことも…。ですが、2分包タイプの「パワーダンゴチヌ」なら、1分包=6kgずつ使えますので、この時期のスタイルに合わせた使い方ができるのです。

お勧めのブレンドですが、私の場合はお気に入りパターンがあり、時期を問わずそれを使います。基本的には「パワーダンゴチヌ」6kgに「大チヌスペシャル」1袋、釣り場の状況に合わせて「メガミックスチヌ」0.5〜1袋といったパターンです。盛期は「メガミックスチヌ」の代わりに「速戦爆寄せダンゴ」を投入します。



●集魚効果も、食わせるまでの間も作れる「激荒」

乗っ込み期はこれまで、さなぎやコーンの必要性はあまりないだろうと言われていました。ところが、さなぎやコーンをダンゴに混ぜてみたところ、実際は食っていたことがわかりました。オキアミをサシエにして釣ったチヌだったのですが、玉網ですくうときに興奮してさなぎやコーンを吐き出しという場面が数多くあったのです。そういうわけで、私も今シーズンは春先から投入していきたいと思っています。

とは言っても、釣れてくるサシエとしてはオキアミ、ボケが圧倒的に多いので、何がなんでも「激荒」で食わせるということではなく、集魚効果を意識しての使い方がいいでしょう。

また、3月中旬は水温が最も低く、エサ取りの少ない時期ではあるものの、場所やタイミングによってはフグ、カワハギなどが多い状況も考えられます。そんなときに“オキアミ+激荒コーン”という異色のエサを抱き合わせて、食わせるまでのタイムラグを稼ぐといった使い方ができます。

イメージとしては、まずオキアミでエサ取りのスイッチが入り、そのエサ取りが一生懸命オキアミをついばむ。その間に周囲にいるチヌのスイッチも入り、さぁ横取りするぞとなったときに残っているコーンを食わせるといった具合です。

組み合わせとしては“オキアミ+激荒コーン”のほか、“オキアミ+激荒さなぎ”、“ボケ+激荒コーン”“ボケ+激荒さなぎ”などでもいいと思います。

  今シーズンに向けて
 
昨年の秋、釣り番組に出演させていただいて50〜60枚釣ったとき、その大半が「ニュー活さなぎミンチ激荒」でした。本当によく釣れるエサで、多くの場面で助けられました。このエサを意識したハリ「勝負チヌ筏かかり釣り専用」もプロデュースしたので、相乗効果に期待して今シーズンも高釣果を狙っていければと思います。

3月中旬時点の予想では、まずまずといった感じの三重県。ぜひとも多くのかかり釣りファンに年に一度の乗っ込みシーズンを楽しんでいただきたいです。
 
 
 
ページトップへ
 

■攻めのかかり釣り
【実釣編】

■攻めのかかり釣り
【エサ作り編】

■九州のチヌを攻める〜実釣編〜

■九州のチヌを攻める〜エサ作り編〜

■やりとり編

■ハリ外れ

■丸貝で

■穂先に集中

■ジッと待つ
■かかり釣りスタイル
 
 
三重県全域
三重県・鳥羽
愛媛県宇和島市・北灘
三重県全域
三重県鳥羽・本浦
 
 
 
 
v
 
  ← 三重県・鳥羽レポート  
 
  Copyright (C) 2010 Marukyu Co.,Ltd All Rights Reserved. サイトのご利用について  l  お問い合わせ