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トーナメント勝利へのキーワード

「小里哲也」
マキエ術

小里 哲也 
こざと てつや

1940年徳島県生まれ。現在徳島市在住。思い込んだら納得できるまでとことん釣りを追及する性格で、阿波釣法を代表する釣り師。徳島県釣連盟初代名人、第3回、第7回、第8回シマノジャパンカップ磯グレ選手権優勝。NFTインストラクター、釣研フィールドテスター、クレハ・フィールドテスター、マルキューインストラクター。

速効性の配合エサ
「イワシパワーグレ遠投」は最高!
マキエはエサ取りに8割グレに2割以下で十分!
状況の変化に対応配合エサは数種類用意したい
エサ取りとのかけひきマキエワークは完璧に…
ブレンドパターン

速効性の配合エサ
「イワシパワーグレ遠投」は最高!

 トーナメント方式は一戦一戦をおろそかにできません。一度でも負けるとその時点で次の試合を戦うこともできないからです。それにはマキエの役割が重要な役目を負います。相手にマキエで差をつけられると取り返しがききません。
 マキエは時間に合わせ半量ずつ分けて撒きます。マキエを”する、しない”は自由ですから、自分が不利になるときには控えてもいいのです。また、反対に潮下の釣り座へ入り、有利な展開になるときには多めにすることをおすすめします。
 オキアミは一定量なので、工夫できる部分は配合エサだけです。なにをどれだけ混ぜるかによって”素早くエサ取りを避けグレを寄せられる製品”を選択するかしないかに知恵を絞ることになります。
 それにマキエをやみくもにしてはいけません。撒く位置と投入のタイミングを見定め、一定のリズムを刻んでやることも忘れないでください。マキエはエサ取りに8割、グレに2割以下でいいのです。

マキエはエサ取りに8割
グレに2割以下で十分!

 トーナメント方式は一戦一戦をおろそかにできません。一度でも負けるとその時点で次の試合を戦うこともできないからです。それにはマキエの役割が重要な役目を負います。相手にマキエで差をつけられると取り返しがききません。
 マキエは時間に合わせ半量ずつ分けて撒きます。マキエを”する、しない”は自由ですから、自分が不利になるときには控えてもいいのです。また、反対に潮下の釣り座へ入り、有利な展開になるときには多めにすることをおすすめします。
 オキアミは一定量なので、工夫できる部分は配合エサだけです。なにをどれだけ混ぜるかによって”素早くエサ取りを避けグレを寄せられる製品”を選択するかしないかに知恵を絞ることになります。
 それにマキエをやみくもにしてはいけません。撒く位置と投入のタイミングを見定め、一定のリズムを刻んでやることも忘れないでください。マキエはエサ取りに8割、グレに2割以下でいいのです。

状況の変化に対応
配合エサは数種類用意したい

 フィールドは時間とともに天候、潮位、風向き、流れの方向が変化します。それに対応するために配合エサは単一の製品だけでは対処しきれません。必ず何種類かミックスして使用してください。
 水温が高い時期には水面近くで長く漂うものを主にします。反対に水温が低下すると沈みの速いものが有利でしょう。また、強風やエサ取りの動向を加味して遠投用は必ず混入しましょう。後は好みで嗅覚や視覚を刺激する製品をプラスするのがベストです。
 たとえエサ取りにマキエがすべて食べられても、匂いだけでグレを寄せることができれば上々です。同じ釣り座を繰り返し何試合も使う場合があるので、匂いだけでもグレは食ってきます。
 マキエの作り方は最初にオキアミを小さく刻み、配合エサとよく混ぜてください。その後に海水を足していきますが、少しずつ入れると間違いがありません。慣れてくれば水汲みバケツにマジックで印を付けておくと便利でしょう。
 「活性起爆材・グレ」は、沖や底にいるグレの食欲を匂いで呼び覚まします。ですから、グレの嗅覚を刺激し素早く寄せることが可能です。「イワシパワーグレ遠投」は遠投用ですが、従来の遠投用ほど速く沈みません。水面に着水してもユラユラと沈みが素直です。沈みのスロープも適度で、マキエと付けエサを合わせることが容易にできます。
 オキアミとの相性もよくバラケることなく思いのポイントへ入れることも可能です。
 雨や波飛沫がバッカンに入り、折角適度に練ったマキエが緩むこともあります。?転ばぬ先の杖?で予備に「パワーレスキュー」を、バッグに忍ばせておきましょう。小量入れるだけで硬く練りなおすことができます。

エサ取りとのかけひき
マキエワークは完璧に…

 エサ取りが多数いるときには、短時間にマキエは足元にします。すると、大半のエサ取りは磯際に集まります。このときなるべく流れの緩んだ場所にマキエをすると、エサ取りは沖へ出ていきません。
 マキエはヒシャクで切るように広げて撒きます。一点に集中すると多くのエサ取りを寄せることができないからです。エサ取りを寄せる間も釣りをしないわけにはいきません。
 沖の潮目に仕掛けを入れてみましょう。一日に何試合も同じ釣り座を使用するので、先の試合でマキエが撒かれています。それを食べているグレが沖の潮目にいるかもしれないのです。
 大半のエサ取りが集まった時点で、その沖へも小量のマキエをします。この時マキエを足元から沖まで点々とこぼしてはいけません。エサ取りがマキエを伝って沖へ移動します。エサ取りの動向を見定めながら仕掛けを入れます。
 その間も足元のマキエを絶やしてはいけません。捨てエサのマキエとして常に施しましょう。これでグレが食ってくるとそのまま続けていいのですが、不運にも食いが良くないと他のマキエワークを考えることになります。
 エサ取りの多い場合、速効性のあるポイントとしてはサラシ、シモリ際、沖の潮目などです。前記と同じく足元にエサ取りを引き付け、潮取りによって釣りやすいポイントから探ってみましょう。
 最近のグレは、エサ取りの底でマキエを拾っていることがよくあります。エサ取りにオキアミがすべて食べられるので、オキアミのエキスのしみた配合エサを食べています。エサ取りを隠れ蓑にして身の安全を計っているのでしょう。
 これをハリに掛けるのは難しいものですが、時々エサ取りの底からマキエに付き沖へ泳ぎ出すことがあります。根気よく少し沖を狙っているとヒットすることもあります。

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