フィールドスタッフ 植田 明様よりチヌ戦カップのレポートが届いておりますのでご紹介させて頂きます
12月7日(日)に境水道で第6回目になるチヌ戦カップを総勢69名で行いました。前日まで寒波が到来し寒い一週間でした。週間天気予報は、晴れの予報でしたが、当日予報が変わり降水確率70%に変わっていました。やはり、あられ混じりの冷たい雨の日になりましたが、参加者の集中力は途切れることなく、まずまずの釣果を上げてきました。
この日の規定は、30㎝以上の2匹の総重量で行いました。8時集合で15時までが競技時間でしたので、ほとんどが上げ潮を釣ることになる予定でしたが、昼間まで下げ潮が効き、場所選択の難しい大会になりました。風や潮を読み、釣り場を決めることも腕の一つですから、皆さん大いに悩んだと思います。
そんな中、兄弟で出場していた片寄康慎(弟)さんが54㎝を頭に4,750gで優勝されました。二位の佐治さんも4,580gと健闘しました。
全体の三分の一しか釣果がなく、魚影が薄かったように思いましたが、集魚力のある「爆寄チヌ」や「メガミックスチヌ」、付け餌に「くわせオキアミスペシャルチヌL」を使った人は、良い釣果に恵まれたそうです。
境水道のチヌは、良く引きますので、ハリスや道糸を切られ悔しい思いをされた方々も多くいました。
表彰式では、協賛していただいた各メーカーの新製品をアピールさせていただきました。参加者は興味津々に聞いていました。
今年も無事大会を終えることができました。各メーカーさんのご協力により盛り上がった大会になりましたので、この場をもってお礼申しあげます。ありがとうございました。
また参加していただいた選手の方々も寒い中お疲れ様でした。来年も楽しくやりましょう。
優勝 片寄 康慎 4,750g
2位 佐治 賢一 4,580g
3位 川内 篤浩 4,510g
4位 宮田 隆昭 4,180g
5位 高田 統生 3,960g
6位 森 竜也 3,550g
7位 古田 真也 3,080g
8位 湯浅 圭介 3,060g
9位 船越 良 3,010g
10位 伊藤 則久 2,900g
高知県在住 谷本 鋼紀フィールドレポーター様より釣果報告頂きましたのでご報告させて頂きます
愛媛県の矢が浜で行われた所属クラブの納竿グレ釣り大会に参加してきました。
私は6番のクジで5番の方とカバの4番に渡礁しました。
数日前からの寒気の影響か海は荒れ模様で、磯の先端の方は潮が高い事もあり波が時折上がってくる状況でした。
私は北寄りの高い場所に釣り座を構え午前7時過ぎに釣り開始。
この日のマキエは、生沖アミ9キロに、V9お徳用、爆寄グレ、遠投ふかせスペシャル、V10スペシャルを各1袋とグレパワー遠投を半分入れ(残りの半分はチャックをして磯バックに入れ持参)強風でも遠投できるよう粘りを出したうえで、すこし固めに仕上げました。刺し餌は、「くわせオキアミ M」「スーパーハード M,L」Lはエビの頭を取って使用しました。
まずは、足元にマキエを撒き海の中を見ると、キタマクラ等、フグ系の魚が出てきます。
初めての磯なので、目に見えるシモリや潮の変化を、タナを変え刺し餌を変え狙っていきました。
釣りを始めて1時間。手前10メートル位まではタナ3ヒロ~1ヒロ半まで探りましたがエサがすぐになく、20メートル以上遠投して沖の潮目を狙い2ヒロから竿1本半までのタナ探ってもエサが残ってきます。
そこで、刺し餌が残ったり、取られたりする場所を探していくと、釣り座から15メートル辺りがそうなっていました。そこをメインにインターバルを長めにして狙っていきました。
数投、同じポイントを狙っているとウキがゆっくりと海面に入っていきます。見えなくなったところで合わせてみると、ずっしりとした重みが伝わってきます。
取り込んだのは43センチの口太グレでした。
その後1時間、同じように釣っていき35センチを2匹追加。
ポイントがそこまで遠投しなくてもいいことがわかったので、マキエサに海水を追加してしっとりするくらいに混ぜ、同じポイントを狙っていきました。
水分を増やしたことで、なじみが良くなり沈下するマキエサで潮の流が見やすくなります。海に向かって右から左に流れていく潮ですが底の方は上潮よりも流れず、二枚潮になっていました。
そこで、狙ったタナでマキエと刺し餌が合うように気をつけ、釣るポイントも反時計回りに釣っていきました。
それを試し始めてすぐにウキに反応があり、取り込んだのはこの日、最長の47センチの口太グレでした。
タナ調整はしましたが、納竿まで同じ様に釣っていき40UP4枚含む合計8枚の釣果でした。
初めての磯で色々なヒントを基に魚との距離を詰めていく。
磯釣りの楽しさを再確認できた釣りでした。
【牟岐大島のグレ】
朝晩の冷え込みが冬らしくなり、いよいよグレシーズン!寒グレに実績のある牟岐大島でも、好釣果がチラホラ。まだ水温は20℃を超えていますが、今シーズン初となる牟岐に行ってきました。
本格的なシーズンであれば平日でも多くの釣り師で賑わいますが、この日は贅沢にもほぼ貸切り状態。磯クジは7番周り、上物の一級磯が多いエリアが当たりました。今回は「カブト」に磯上がり、特にシーズン初期には好釣果が期待できる磯です。マキエはグレパワーV9(特用)、遠投ふかせスペシャル、グレパワーV10スペシャルを各1袋と沖アミ生9キロを使用しました。
予想通り、すぐにマキエに集まったのは、大島名物(?)のキツ。大きいものでは60cmオーバーです。水面までバシャっと群がりますが、このキツも賢さは相当なもの。サシエは見切ってくれることも多く、見た目の光景ほどはヒットしてきません。とは言え、ファーストヒットは巨キツでした。
気を取り直し再開していると、潮受ゴムがスッと動くアタリ。竿を叩かない素直な突進は本命でしょうか。やり取りの末、姿を見せたのは、やはりグレ! 40cmジャスト、この時期としては納得サイズでした。その後は晴天べた凪、潮も動かず苦戦。口を使ってもすぐに放している感じです。いかに小アタリを拾えるかが鍵となりそうです。
短時間の時合いでは、連続で3枚ゲット。しかし、大体は1枚ごとに違うパターンを探す釣りとなり、頭をフル回転で知恵比べが続きました。いずれにも共通していることは、サシエに配合エサをまぶしたものや、アミノ酸αを添加したものが良かったと思います。そんなこんなで昼までに8枚となりました。
昼からはさらに輪をかけたように食いが悪くなり、なんとか14時に1枚追加。15時の納竿前には待望の時合い、5連続ヒット!ですが、これはグレではなく、キツの時合い。細仕掛けでも50cm弱はなんとか浮かせましたが、これ以上は相手になりませんでした。
反省点もありますが、ひとまずシーズン初期としてはまずまずの釣果に恵まれました。数日後、とある大会のクラブ予選で再び牟岐に釣行した際は、28~42cmまでを11枚の釣果でした。まだ場所ムラも激しいですが、これから全体的にグレ爆釣が始まるはず。皆さまも、ぜひ釣行してみてください。
【マキエ】
グレパワーV9徳用 1袋
遠投ふかせスペシャル 1袋
グレパワーV10スペシャル1袋
【サシエ】
くわせオキアミスペシャルS ※状況に応じてアミノ酸αを添加
【タックル】
ロッド:ファイアブラッド テンタクル1.2号5.3m(シマノ)
リール:BB-XハイパーフォースC3000DXG(シマノ)
道糸:フリクションゼロ(セミフロート)1.7号(釣研)
ウキ:ゼクトS 00~0号(釣研)
ハリス:ゼロアルファ1~1.2号(釣研)
ハリ:刺牙グレ3~5号、元輝グレ3~5号(オーナー)
11月16日、所属クラブの例会で三重県尾鷲の磯を訪れました。今回はグレ狙いです。晩秋のこの時期、例年通りだと尾長グレまじりで数釣りが楽しめる尾鷲ですが、今年は不調のようです。
藤尾渡船さんにお世話になり、私を入れて三人で立神の地に降ろしてもらいました。
立神周辺の磯は好実績のポイントです。
私は海に向かって左側の高場に釣り座を構えました。
この日のマキエは、生オキアミ6キロにグレジャンボ、V10SP、V10、グレパワー遠投を一袋ずつ入れて、しっかり混ぜたものを用意しました。ツケエサには、定番のスーパーハードLサイズとMサイズ、くわせオキアミ半ボイルのLサイズ、そして新製品のグレ丸を用意しました。
潮の色は少し緑でした。
朝9時まで左へとゆっくり流れる潮に仕掛けを入れて30メートルほど沖の、竿1本半ほどの棚でポツポツとグレは喰ってきますが、どれも20センチほどです。
足元にはチョウチョウオやキタマクラが湧いていてツケエサが通らない状況でした。
弁当船で磯替わりも考えましたが、このまま粘ることに。
11時を回った頃から潮が右へと流れるようになりました。
これまで、沖ばかりを狙っていたので、思い切って餌取りだらけの足元周辺を攻めてみることに。
00のウキにジンタン4と7を打った仕掛けを左沖へ投入して、引っ張りながら足元を攻める作戦です。
沖で馴染ませてから引っ張って表層のエサトリはかわすイメージです。最初は、サンノジばかりでしたが、張り加減を調整してツケエが入るタナをやや上にしたところ、33センチのグレを釣ることができました。同じようにして、本日最大の35センチを仕留めました。
しかし、この後潮が止まってしまい、餌取りすらも口を使わなくなってしまい、そのまま納竿となりました。
この日は、とても厳しい釣りでしたが、勉強になりました。
今回、初めて使用したグレ丸は喰い込みも良く、身がしっかりしているので針にも刺しやすいです。今後も愛用していきます。
尾鷲は40センチオーバーも日によっては釣れているので、これから状況は良い方向に向かっていくと思います。
今後に期待です。
11月16日大会参加のため鳥取県境港市沖一文字へ回遊グレを狙いに行きました。境港沖一文字は延長約4kmあり、天候にも左右されにくく、また、かなりの釣り人を受け入れてくれます。
例年この時期には30cm前後の回遊グレが多い人では1日に数十匹、35cmクラス、中には40cm近いグレも釣れるため、連日多くのグレ釣りファンで賑わいます。
しかしながら、今年は限られた場所でしか回遊がないという前情報だったため、ボウズ覚悟で向かいましたが、乗り場で常連さんに話を聞くと昨日から釣れ出したみたい!と上向きの情報にテンションも上がり、午前7時頃に沖一文字に到着すると、直ぐに釣りを開始しました。
まずは人よりも先に魚を寄せ、そこに留めたいのと、遠近両方を狙うため遠投性も重視した結果、遠投ふかせスペシャル1袋、爆寄せグレ2袋、V9徳用1袋を選択し、生オキアミ6キロと混ぜて使用しました。
開始早々から近くの釣り人の竿が曲がりだしました。やはりグレが釣れています。朝一勝負と思いハリス2ヒロ半にガンダマ無しで狙っていると、00のウキがゆっくり水中へ入っていきます。素早く効き合わせをすると30cmクラスの回遊グレ!まずは一安心。しかし状況は長く続かず再び沈黙。 近くの釣り人に連続ヒットという場面もあり、次は自分だと思いながら集中しますがそこまで群れは大きくないようです。時折転々と竿が曲がっていましたが、同じ仕掛けでも少し深く釣るとチヌも良く釣れ、40オーバーの良型チヌを数釣りした方もおられました。グレは油断していると手前で突っ込み、手前のテトラに付着した貝類であっさり切られてしまうため、引きを楽しんでいる余裕はなく、タモ入れまで非常にスリリングです。
サシ餌が残るタイミングに集中しながら午後2時までに何とか4匹釣ることができました。釣ったグレは最盛期の寒グレに勝る脂ののりで、刺身、塩焼、クロアイご飯で美味しくいただきました。
配合えさ:遠投ふかせスペシャル1袋、爆寄せグレ2袋、V9徳用1袋
+生オキアミ6キロ(7時間分)
サシえさ:スーパーハード(M)、V9(M)、特選むきエビ、生オキアミL
竿:0.8-53 リール:レバーブレーキ付スピニングリール2500番
道糸:1.5号 ハリス1.5号 ハリ:グレ針6号