一度味わったら病みつきになること間違いなしの釣れっぷり、それが入れ食い。これからご紹介するアジのカゴ釣りでは、デフレの時代にも関わらず、超ウハウハ体験ができちゃうという。今回は毎度おなじみの釣り名人・林さんが入れ食い案内人となり、カゴ釣りビギナーの大竹さんに昇天してもらおうと考え、夜明け間近の堤防に向かった。
釣り座は漁港を背にした堤防の先端。「大きい群れが回ってくれば簡単に釣れちゃうよ」と林さんは早くも期待感たっぷりの発言をする。実はしっかり訳があり、どうやら“潮通しのよさ”ほどよい薄暗さ“潮が動く時間帯”などの好条件が重なっているからなんだか。これは非常に重要なポイントなので、入れ食い志願者はぜひとも押さえておこう。
お次は釣り方だが、これまた意外なほどに簡単だ。仕掛けをセットしたら1.コマセをカゴに入れる、2.ハリにエサを付ける、3.キャストしたら竿を煽ってコマセを出すの3ステップ。あとはウキがズピューンと入るのを待つだけだ。  カゴ釣りに慣れていない大竹さんも、これならイケるということで早速釣りを開始。するとびっくり!投入して1分も経たないうちに林さんのウキが水中に消えた。「この引きはアジでしょー」と言いながら巻いていると、隣で竿を出していた大竹さんのウキも水中にイン!上げてみれば2人とも余裕の本命で、しかも20cmオーバーのグッドサイズだからビックリだ。  その後、「いま時合だからどんどん投げて」と林さんの言葉を受け、「パワーイソメ」の付けやすさと、「ハイパワーアミエビ」の入れやすさを武器に、大竹さんも投げて投げて投げまくる。着水してコマセを出したら「はい、ゲット〜」という理想的な展開で、次々アジをキャッチ。途中、大竹さんにはアジとカマスの一荷で掛かったりと、もうとにかくウッハウハ。結果的には1時間足らずのあいだに良型のアジ12匹にカマス1匹の好釣果となった。  「濃い群れが回ってくれば、長時間釣れ続くことだって全然あるよ」と林さん。むほほ、こいつは想像するだけで昇天しちゃいそう!!
 
 
アジは回遊してきたときに、どれだけスピーディーに仕掛けを投入できるかが勝負だと思いましたが、それを考えると「パワーイソメ」の付けやすさはかなりの武器。サクッとハリに刺せるから、手返しよく釣りを進めることができました。いい時合を逃さずに済むので、どんどん釣り込みたいときにはピッタリです。 by 大竹さん
 
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