私的エギング  ~釣り方~ ナイトゲーム編

|

浜松 秀夫
浜松秀夫(エコギアプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)

今度は夕まずめからのナイトゲーム。
デイゲームの「見る釣り」から今度は「感じる釣り」になる。
今度も分かりやすいように順番をつけると

①キャストする→②着底または中層から上も攻めてみる→③ジャークしたりしゃくり上げたりしてからゆっくり動かす→④フォールさせながらも誘う、
⑤は③と④の繰り返し。

デイゲームと違うところは②と④である。
夜になるとアオリイカは上層で大胆に活発にエサを追う。
中層から攻めることもできるが、僕はとりあえず底を確認してから中層を攻める。
ウィードの有無、底の形状、水深など分かってからのほうがゲームは面白い。
④では当然ラインは見えない。
今度はロッドでアオリイカのアタリを取らなければならない「感じる釣り」である。
この動作に関してはエギングのイベントなどでも「分からない」と質問してくる人が非常に多い。
単純明快に簡単にいっちゃうと、エサ釣り的にいうなら「サビく」という動作、
ルアーフィッシング的にいうとソフトルアー(ワーム)でのテキサスリグやら
キャロライナリグのそれである。

100126_hamamatsu1.jpg

ジャークしてからロッドの位置を、釣り場の状況にもよるが、
なるべく平行以下にしてゆーっくり動かすだけ。
表現はしずらいが、潮の流れに同調させてサスペンドさせながら動かすというよりも、
静止させてかみ合わせるという感覚。
このタイミングがわかってくれば釣ったも同然である。
たったそれだけのことでアオリイカのアタリは
真っ暗闇の中でもツン!とかチョン!とかモゾーとかバン!とか、まったく問題なく分かる。
ただしこのゲーム、エギが絶えずゆっくりではあるが動いている。
ちょっとでもそれが動いているとアオリイカはエサを捕ることに警戒をする。
ウブでフレッシュなアオリイカなら問題なくそのまま抱くが、
活性が低かったり、潮があまり効いていなかったりしてなかなか抱き込まないときは、
ロッドティップを少し送り込んだり、そこでアワせずにほんの少しだけテンションを掛けて、
間合いを取ったりとかいう動作も大変重要になってくる。

100126_hamamatsu2.jpg

そんな状況も多々あるナイトゲームではあるが、
エクスタシーに到達するまでのプロセスとしてはデイゲームよりも繊細であり、
触られたり、叩かれたり、つつかれたりとこじつけていえば、非常に官能的でもある。
そんなナイトゲームではやっぱりノリーズエギングロッドラインアップの中でも
ナンバーワンのフィネスゲームが堪能出来ると勝手に思っている
エギングプログラムOT84EGが最適である。
以上が伊豆半島というフィールドをメインに蓄積したというよりも
体に染み付いている僕のエギングプログラムである。