釣りには「五目釣り」というのもありますが、大抵はどの魚を釣りに行くかを決めていきますよね。自分の場合は"旬の美味しい魚"が魚種選定の大きな要素で、好きな船釣りに行くときも時期によって釣りに行く魚種はだいたい決まってきています。
その目的の魚が「本命」、その他の魚はすべて「外道」と一括りにされてしまいます。外道の中でも美味しい魚はたくさんいますが、釣りたいのはやっぱり本命の魚であって、外道が釣れると喜びが半分以下というのが中上級の釣り人の意識なのではと思います。自分もその一人です。
先日シツチョーが5/31のアイゴ釣りイベントのことを書いていましたが、自分も"インストラクター"(単なるお手伝いデス)として参加、乗船して釣りのお世話をさせてもらいました。
自分たちの対象魚は当然アイゴ、そのアイゴが船からはなかなか釣れないことが事前に分かっていたので参加者に満足してもらえる自信が無く、ちょっとブルーな気持ちで出船したのですが、"外道"であるどんな魚が釣れても喜んでくれるんですね。
カタクチイワシにネンブツダイといった小魚でも笑顔、他の人が釣ったホウボウを見ても笑顔、カワハギが釣れたら大歓声と心配は希有なものでした。
「タカサゴヒメジ」というまず持ち帰って食べない魚でも...。
そういえば先月自分の7歳になる息子を船釣りに連れて行ったときも、何の魚が釣れても「これはなんて言う魚?」「このお魚は食べられるの?」と満面の笑みで、魚が釣れれば本命も外道もない、何でも本命のような喜び方をするんですよね。
自分などは本命の、その中でも大きい魚が釣れたり数が多く釣れないと不満が大きく残るのに、初心者・初級者の人たちは素直に釣りを楽しんでいる、その素直さが羨ましくさえ思えるようになってしまいました。
釣りエサも狙う魚に合わせて選んで持って行くものですが、中には「本命だけが寄って外道が寄らないエサを作ってくれ」なんて言う方もいます。
でも初心者・初級者にとってはどんな魚でも釣れれば楽しいし、極端なことを言うとどんな魚でもたくさん寄せるエサが最も欲しいエサなのかなぁ、と言うことですよね。
エサを開発するときにはインストラクター・フィールドテスターといった超上級者の方と釣り場に行く機会が多くありますが、魚種に特化したエサのアドバイスをいただけても、初級者レベルの方に喜んでもらえる情報はまず得られません。
そうなると先日のアイゴ釣りイベントに参加者してくれた方々の反応から求められるエサの情報をつかんで開発につなげないと、喜んでもらえるエサが出来ないことになってしまいます。
ふと自分の釣りに対する考え方やエサ開発に対する考え方を再考する必要性があると強く感じた5月でした。









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