真夏のエサを真冬に準備?! 後編

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極上とろろ」と「極上とろろハード」に求められる物性としてまず両者に共通な点は、釣りエサとしての使用に耐えられる繊維強度です。

次いで水中での開きが「極上とろろ」ではやや遅く開いてやや粘りがある程度なのに対して、「極上とろろハード」ではなかなか開かなくて粘りも強い、ということになります。

その物性にマッチした原藻を探し出し、時にはブレンドしてその年ごとにそれぞれの商品のスペックを決めています。

 

とろろ昆布がへら鮒釣りに使われ出してしばらくは食品として売られていたものでも使えるものが多かったのですが、ここ最近は食用とろろ昆布では釣りエサとして使うのに必要な強度を持ったものがほとんどなくなっています。

その原因のひとつに地球温暖化に伴う海水温の上昇が挙げられています。こんなところにも温暖化の影響は現れているのです。

そんな中、年々原藻の選定には苦労するようになって来たのですが、釣りエサとしてとろろ昆布が使われる限り、私たちは釣りエサとして必要な物性のとろろ商品を提供できるよう、翌年の夏のための準備を冬からしているのです。

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