足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

bass1_1202.jpg

冬将軍も一足早くやってきて、11月でも12月並みの気温の日もあり、いよいよ季節は初冬を迎えました。
早朝は"キーーン"と冷えたというよりも「キンキンに冷え込んだ」という感じの季節の河口湖です。

bass2_1202.jpg

今回は、いよいよ"あの季節"がやってきた!!
初冬のスーパーディープクランクベイト・ショットオーバー7の出番です。
まずは、今シーズン1発目のショットオーバー7の河口湖釣果情報になります。


bass3_1202.jpg

11月下旬

朝イチ、水温は12℃台。
連日の寒気で冷え冷えになり、一気に晩秋を越えて初冬の水温です。

今までの経験上、14℃前後なら、まだまだ巻きモノでイケる!
しかし、一気に水温が下がった12℃台だと、巻きモノで釣った経験はあまりありません。

ところが!
モーニングバイトの時合いが終わった頃の、ちょっと明るくなりつつある9時過ぎ。
小雨のコンディションだったので、溶岩帯ディープ勝負でショットオーバー7を引き倒すと、すぐに勝負が決まりました!

bass4_1202.jpg

溶岩帯の水深 4~5mレンジをゴツゴツと引いてくると、ガツンと1発!!

bass5_1202.jpg



ショットオーバー7(221:ナチュラルゴールド)に、ナイスバイトが入りました!!

bass6_1202.jpg

口の中を見てみると......
寒い時期に特有の、晩秋から初冬を思わせるように真っ赤な口。

実際、バスを釣り上げてから思ったのは......
本当は"驚愕の出来事"では無いことを思いだしました。暦で言えば、実は毎年恒例のパターンフィッシングでした。

ただし例年と少し違うのは、水温が寒気の影響で12℃台まで下がっていること。
そんな状況でも、スーパーディープクランキングに反応するバスがいるということは驚きでした。
きっと、デカバスに限っては活性がそこまで下がっておらず、冬を迎える前に活発に動けるほど体力がまだまだ残っているのでしょう 。

そんなわけで、晩秋から初冬。雨が降るような低気圧のタイミングは、
低水温でも迷わずショットオーバー7を投げ続けるのがストロングパターンへの近道です。

ショットオーバー7のタックルシステムや出しドコロなどは、過去にも公開したと思いますので、
今回は【河口湖でデカバスが釣れた色・ショットオーバー7の釣れるカラーリング】について説明したいと思います。


――― 河口湖での「ショットオーバー7」 厳選・圧倒的実績カラー ―――

bass7_1202.jpg

発売当初から、驚愕の釣果を叩き出しているショットオーバー7。
プロトサンプルのときから使っており、本当にビッグバスキラーで"真剣にデカバスと勝負できる"必須アイテムです。

季節的に一番の出しどころは晩秋~初冬です。
この時期は、オータムターンオーバーと呼ばれる水が濁る時期でもあります。

今回は、私が実際に釣れたカラーを元に、カラーローテーションについて解説します。

bass8_1202.jpg

個人的な使い分けですが、おおよそ3タイプあると思っております。
カラーローテーションのコツは、【当日、その日の水質と透明度を見ながらナチュラルに見えそうな色を選ぶ】ことです。

スピナーベイトなどの場合は、水質・透明度に対してちょっと目立つぐらいの色がキーポイントになりますが、
ショットオーバー7やショットストーミーマグナムなどの大きいルアーは、ちょっと控えめな色で、水に馴染む色がいいかなと思っております。


1. ミラー系のフラッシングカラー
2. ミラーボール系のカラー
3. パール系のホワイト・チャート色

上記のカラー系統について、河口湖での実績カラーを元にローテーション解説します。


238:ハーフミラーワカサギ


221:ナチュラルゴールド

銀と金のミラー系。
ボディ自体が鏡のように反射する"ミラー系"フラッシングカラーと思っているのが、
238:ハーフミラーワカサギと、221:ナチュラルゴールド。
銀のミラー系は、238:ハーフミラーワカサギ。金のミラー系は、221:ナチュラルゴールドだと思っています。

水が澄んでいて、より深いゾーンまで見えるような状況なら、よりベイトライクな銀系ミラーの238:ハーフミラーワカサギ。
朝や夕方などの光量が少ない時などは、ちょっとアピールする金系の221:ナチュラルゴールドをチョイスします。

bass9_1202.jpg

過去にロクマル実績があるのは、238:ハーフミラーワカサギです!!



311:フラッシングリアルギル


207H:ホログラムフラッシングギル

初回発売時から圧倒的実績を叩き出したのが"緑ギル"(個人的な呼び方でスミマセン)です。
この"緑ギル"(=311:フラッシングリアルギル)と同系色と思っているのが、207H:ホログラムフラッシングギルです。

ザックリとですが、緑ギルとホロギルの違いです。
311:フラッシングリアルギルは、フラッシング系ですが、グリーンバックのため、まわりのストラクチャー(ウィードなど)と馴染みます。
207H:ホログラムフラッシングギルの場合、ボディ全体でフラッシングをしつつ、ブルー&パープルなので、ちょっと濁っている水質でも色が映えます。

つまり、アピール力の強弱で使い分けをします。

個人的にですが、この2タイプのカラーは、丸いボディで複雑に光を反射するフラッシング系=ミラーボールのような色だと思っています。
ミラー系のカラーと違い、より複雑な光の反射で遠くまで見えているような気がします。

ミラー系とのカラーローテーションですが、
水が澄んでいる時は、238:ハーフミラーワカサギ。
光量が少ない場合は、221:ナチュラルゴールド。
少し濁りがあり、238:ハーフミラーワカサギでは弱いという時は、311:フラッシングリアルギル・207H:ホログラムフラッシングギルをチョイス。

その中でも、深いウィードスポットなどは、まわりと同調する311:フラッシングリアルギル。
天気は、晴れや少し曇っていてもいいでしょう。
207H:ホログラムフラッシングギルは、それよりもアピールするので、やや濁り + 光量が少ない場合(曇りや雨)だったり、
ワカサギがベイトボール状になっているところを高速で巻く使い方【=ワカサギボールを散らすようにトレースする】と、いい結果が出ました。
ミラーボール系カラー = ベイトボールのように小魚が群れているようなイメージでもあります。

bass10_1202.jpg

初回発売時から圧倒的実績の311:フラッシングリアルギル。
使えば使うほどにビッグサイズが釣れ、発売当初は、このカラーしかない!というぐらいハマっている色でした。

bass11_1202.jpg

ショットオーバー4ショットオーバー5では、河口湖で既に大定番だった207H:ホログラムフラッシングギルカラー。
ショットオーバー7では、追加カラーになりましたが、
やはりディープクランクに相性がいいようで、発売後は間もなく実績大のヒットカラーになりました。



230:セクシーシャッド


298:ライムアユオレンジベリー


351:パール・ザ・ナチュラル

ホワイト調のパール系カラーリング。
フラッシングを伴わないベタ塗り系のホワイトカラーですが、より光が届きにくい、暗闇のようなディープウォーターで使います!
深い水深で使いたいので、フルキャストから最大潜行深度付近の水深 6~7m付近で使う場合に、今まで実績が出ております。
また、クランクベイトのカラーとしては、パール系のホワイトは、ザ・王道といったカラーです。

bass12_1202.jpg

ベイトフィッシュを追っているバスを狙うパターンでは、ワカサギカラーやホロギルが実績がありますが、
普通に巻くだけのクランキングの使い方では、迷うことなく使えるオーソドックスなカラーリングだと思います。


ショットオーバー7は、ただ巻くだけでも釣れるルアーですが、
湖のコンディションをよく見てカラーローテーションも考えると、さらに釣れるようになります!

河口湖のようなクリアウォーターレイクで使うなら、
まずは、238:ハーフミラーワカサギ・207H:ホログラムフラッシングギルなどの
クリアウォーター向けカラーをオススメします。

ただし、クランクベイトらしい王道のカラーリングは、やはりパール系のホワイトカラーにあると思いますので、
普段から自分が使っている色を、自信を持って投げ続けてみるのもいいでしょう。
ぜひ、今回説明したカラーローテを参考にいろいろとお試しください。


bass13_1202.jpg

今回のショットオーバー7・オススメタックル

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 690PH ― Parabolic Heavy Versatile
リール:ローギア(5.5:1) ベイトリール
ライン:フロロ 16lb.
ルアー:ショットオーバー7

ショットオーバー7が発売されてから、いろいろなパワフルロッドを試してきましたが、
現在、落ち着いたのがこのLTT690PH。

また、今季発売したロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB680XHも
パワフルな巻きモノロッドですので、マグナムクランク・エクストラディープクランクにオススメです。

XDクランキングは、マグナムクランク同様に巻くだけでOKなルアーですが、
より快適に大きいクランクベイトを巻こうと思うと、タックルバランスが非常に重要な釣りですので、ぜひ参考までに。


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

田中 努
佐々木俊(エコギア / ノリーズプロスタッフ 宮城県在住)
フィールド:宮城県 寄磯漁港

皆さんこんにちは! プロスタッフの佐々木です!
11月19日に行われたソルトチャプター宮城の最終戦に参加してきました。

エリアは雄勝~牡鹿半島一帯と広範囲になるため、どこのエリアにエントリーするかがキーとなります。
レギュレーションはルアーで釣ったアイナメ、ソイ類3匹の総重量で競われます。
朝のミーティングを済ませスタート!

当日は北西の風が強く吹く予報だったので、風裏になりそうな磯を事前にグーグルマップでピックアップ!
フライト順も良かったので目星をつけていた雄勝方面の磯にバッティングすることなくエントリーできました。

今回用意したタックルはロックフィッシュボトム パワーオーシャンのなかでも
RPO86ZXHC2"マックスリフト"と、RPO94XXHS2"マックスリーチ"の2本を用意。

rock1_1124.jpg

まずはRPO86ZXHC2"マックスリフト"のタックルに、バグアンツ4"(451:チラチラ挑発クロー)の3/4oz.ビフテキで手前の根を探ると、早速良いバイトが!



しかしすっぽ抜けてしまったので、バグアンツ3"の同カラーにサイズダウンして同じコースを通すと再びバイト!
くわえ込んだのを確認してフッキングすると、まずまずの重量感。
キャッチしたのは700gほどのメスの個体でした。

近くにオスがいないかと思い、ワームをバグアンツからグラスミノーL(413:艶色グリーンゴールド)に変えてスピーディーに探ると
狙い通りに500gほどのオスをキャッチすることに成功!



そしてワンドの中に点在する根を狙っていると、黄金色に輝くオスを発見!
狙ってみると完全に無視され、口を使う気配は無し。どうにか釣れないかと試行錯誤して狙うも無反応。

気持ちをリセットするためにRPO94XXHS2"マックスリーチ"に持ち変え、
グラスミノーM(414:魅惑パープルカモ)の1-1/4oz.ビフテキリグを遠投して広範囲を探るも反応がなく、
試しにそのリグを見えているオスに投入すると、今まで反応しなかったのが嘘のように反応して追尾してくる! しかし口を使うまではいかない。



重いシンカーが岩にぶつかる音に反応していると思い、
イワシヘッド 5.3g + グラスミノーL(323:北陸クリアホロ)に、さらに21g のビーンズシンカーをセットした変則リグを投入。

IWASHI HEAD  

激しくシェイクしてシンカーとシンカーをぶつけて音を出すと、待望のバイト!
マックスリーチのロングレングスを活かして、根の裏から一気に浮かせて勝負あり!

rock2_1124.jpg

50cm、1,700gのスーパーキッカーをキャッチ!

その後すぐに移動し、キーパー場で600g を追加してからウエイイン会場へ向かいます。
予想ウエイトは3,000gでしたが、気になるウエイトは3本で3,037gと予想通り!

rock3_1124.jpg

順位は2位と、惜しくも優勝は逃しましたが、
今年の参加したチャプター全戦でお立ち台に乗れ、良い成績で終われました!
来年も良い成績を残せるように頑張りたいと思います。


<タックルデータ 1>
ロッド:ロックフィッシュボトム パワーオーシャン RPO86ZXHC2"マックスリフト"
リール:カルカッタ301
ライン:フロロ 16lb.
ルアー:バグアンツ3" / 4"(451:チラチラ挑発クロー)、グラスミノーL(413:艶色グリーンゴールド)+ 3/4oz.ビフテキリグ

<タックルデータ 2>
ロッド:ロックフィッシュボトム パワーオーシャン RPO94XXHS2"マックスリーチ"
リール:ルビアス 2510 PE-H
ライン:PE 1.0号 リーダー:フロロ 20lb.
ルアー:グラスミノーL(323:北陸クリアホロ)+ イワシヘッド 5.3g / ビーンズシンカー 21g

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

bass1_1116.jpg

いよいよ晩秋・初冬シーズンに突入し、早朝の"キーン"とした冷え込みを感じる11月中旬の河口湖。
先日までの巻きモノフィーバーだった時は水温も18℃ありましたが、連日の冷え込みで、一気に晩秋を思わせる水温 14℃前後になりました。
そして、今年のイレギュラーだった要素【連続台風21号・22号による2m以上の突発的な増水】もありました。

様々な要素がありましたが、結果的には
シャロークランクが良かったり、ディーパーレンジがよかったりと、
まだまだ秋の巻きモノシーズンを感じさせられました。


さて、前回の「ショットストーミーマグナム」の記事で、
すでに台風後の河口湖の増水量などについては詳しく解説していますので、今回は割愛します。
ぜひ 前回の記事を参考に、大減水時と今の増水具合を比較・確認してみて下さいね。

bass2_1116.jpg

そんなこんなで、六角堂はすでに浮き島になりました。


先日からの河口湖ガイドの釣果報告になります。
徐々に水温は下がってきており、デカバスの反応するタイミングも1日の中で一瞬となります。
1日を通して、寒暖の差や朝夕マヅメ時などの"よりいいタイミングで1発を狙う"。そんな11月シーズンになりました。

bass3_1116.jpg

11月上旬。
朝イチのモーニングバイトを狙って、溶岩帯ディープのワカサギパターンで、ディーパーレンジ3/4oz.をスローロール。

DEEPER RANGE

水深 約6mの溶岩帯の尾根の先端付近に生える小規模なウィードなどに居付いているバスを狙ってみました。

bass4_1116.jpg

ほんの朝イチの数投ですが、勝負が決まりました!!
モーニングバイトがあるのがワカサギレイクの特徴ですが、一瞬のタイミングで仕留めなければなりません。
そういった意味でも、朝の数投が1日の釣果の分かれ目になったり、また、夕方のラストキャストで釣れることもあります。



ディーパーレンジ 3/4oz.のヒットカラーは「714: アユ」。
今期はこのカラーが神掛かっておりまして、10月から50cmUPを量産してくれる神カラーとなっております!


午後は、ポカポカ陽気で暖まったシャローエリアをチョイス。

bass5_1116.jpg

河口湖北岸の流入河川付近の冠水植物まわりをクランキングするとナイスサイズがガツン!

238 ハーフミラーワカサギ(クリア)

ヒットルアーは、ショットオーバー3の238:ハーフミラーワカサギでした。
魚探映像を見ると、ワカサギが流入河川の流れに多く、まるで春の接岸のような群れを見ることができました。


bass6_1116.jpg

11月中旬。
放射冷却の影響もあり、早朝の水温は 13℃台と、晩秋・初冬を思わせる水温。

冷え込んだ影響なのか!? モーニングバイトは無かったものの、午後に水温上昇を期待してシャローに突撃。
北西風が強かったものの、比較的風裏になるようなポカポカ暖かいエリアで、クランキングで流していきました。

増水して浜辺が広がっていたものの、減水時のウィードエリアをイメージして、ウィードコンタクトするとガツン!

bass7_1116.jpg

水深 4mに、背丈 2mのウィードが生えているストレッチから、デカバスがクランクを食って姿を現しました。

bass8_1116.jpg

ショットオーバー3のヒットカラーは、213H: ホログラムレイクシャッド。



秋のホログラム系のカラーは、濁っている水質でもほどよいベイトライクなアピールとなっており、鉄板色です。


そんな感じで寒さ厳しき11月といえど、まだまだハードベイトに反応する晩秋のデカバスはいます!!
ちょっとおさらいにもなりますが、スピナーベイトのスローロールとシャロークランクについて解説します。


bass9_1116.jpg

――― ディーパーレンジ 3/4oz.のスローロールについて ―――

毎年恒例、10月・11月と神がかっていたルアーは、ディーパーレンジ 3/4oz.です。
主にスローロールでの使用が前提になります。

スローロールのコツですが、まずは、スローロールにベストなタックルを用意しましょう。
河口湖のようなボトムストラクチャーやウッドストラクチャーなどが少ないウィードレイクでしたら、迷わずロングロッドです。

私が水深 6m前後の深いエリアで使用するのは、ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB760シリーズのロングロッド一択。

bass10_1116.jpg

・ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB760M - AWAY DISTANCE MID

今回、おすすめが「HB760M」でミディアムパワー 一択なのは、より深い水深でも小さい変化を捉えやすいからです。
HB760Mに、ギア比 5~6.2のローギア系ベイトリールに、フロロ 14lb.を巻いてフルキャストします。

ロングキャスト後は、【カウントダウンでカーブフォール】ができる人は、ボトム付近までのカーブフォール。
初めてやってみる人や慣れていない人は、普通にフリーフォールでもいいので、糸の放出が止まるまで出し、一旦ボトムを取ることが重要です。

ディーパーレンジをボトム付近まで落としたら、スピナーベイトの振動がプルプル感じるぐらいのリトリーブスピードで巻き続けます。
ボトム付近まで落とすことのメリットは、その後のリトリーブでウィードを拾ったり、溶岩帯をガリガリ引くことができるのです。

つまり、ボトムの起伏の変化やウィードを利用して"ヒラウチアクション"を起こすことが、バイトチャンスに繋がります。

余談ですが、今回はフロロ 14lb.のラインを使用しました。
なぜかというと、晩秋は四季の中でも超特大がヒットする確率が高いからです。

それに、晩秋は徹底して溶岩地帯や硬いウィード、ストラクチャーをタイトに通します。
そうなると糸がダメージを受けやすいです。

そういう理由で、圧倒的パワーを持つロクマルオーバーがいきなり掛かっても大丈夫なように、
無事にキャッチするには、ちょっと太めラインがいいですね。


bass11_1116.jpg

――― ショットオーバー3 シャロークランキングについて ―――

ショットオーバー3によるシャロークランキングのコツです。まず、クランキングに適したロッドを選びましょう。
河口湖のようにボトムストラクチャーやウッドストラクチャーなどが少ないウィードレイクでしたらロングロッドもいいですが、
バスが潜むストラクチャーが、より"どピン"だったりすると、ルアーレンジをコントロールしやすい
6フィート5インチ前後のロッドもオススメです。

bass10_1116.jpg

・ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML - TECHNICAL LONG CAST

bass12_1116.jpg

・ロードランナー ヴォイス LTT 650M - All Reeling Baits & Worming

6フィート5インチ前後のロッドに、ギア比 5.8~6.2のローギア系ベイトリール、フロロ 10~12lb.を巻きます。

釣り方ですが、【シャローエリアの水没したウィードを狙ってウィードに当てていく】という、
この時期ならではの残りウィードパターンを実践します。
ショットオーバー3を結んで、水中をイメージしながら、キャストからリトリーブを繰り返すのがコツです。


――― キャスト方向とボートポジションについて ―――

ウィードコンタクトのコツですが、シャローフラットとドン深の2パターンがあります。
ここが、ボートの流し方、キャスト方法にちょっとコツがいります。

■より等深線が緩やかでシャローフラットなエリアの場合 → 岸に垂直に向かってキャスト(ボートポジションは沖目)

■ブレイクラインが急でドン深なスポットの場合 → 岸に向かって斜め・平行気味にキャスト(ボートポジションは岸寄りで平行)

遠浅のシャローフラットの場合、沖目にボートを止めて岸へ向かってルアーを投げます。
どん深のエリアの場合、より岸に接近して、ウィードラインと同じぐらいの水深のボートポジションで、前方(岸と平行)へ投げていきます。
なぜなら、どん深の場合、沖目にボートポジションを取って岸に垂直に向かって投げると、一瞬しかウィードコンタクトできないというのが理由です。


――― ショットオーバー3のレンジコントロールについて ―――

キャスト後は【ぐりぐり潜らせて、ショットオーバー3のレンジコントロール】を、水中をイメージしながらやります。
ショットオーバー3は、潜行レンジがMAXで3m潜るので
【泳いでいる3m以内のレンジで、ウィードの上にタッチしたり、ウィードの塊に突っ込む】ことをイメージしましょう。

水深 3mレンジに1mの背丈のウィードが生えているケースがあるとして、
この場合、水深 3mのスポットに直接投げて手前に巻いてくるのであれば、ウィードにコンタクトさせられません。

クランクベイトは、ラインで引っぱることでリップに水の抵抗を受けてぐんぐん潜っていきます。
つまり、MAXの潜行深度まで到達するにはそれなりの助走が必要です。

こういったケースでは、だいたい浅い方側の水深 1mのスポットなどにルアーを着水させ、手前に引いてきて、
ちょうど2mぐらい潜ってきたあたりでウィードに当てられれば理想です。

そういった意味で、シャローフラットの場合は、岸に向かって垂直キャストして潜らせてウィードコンタクト。
ドン深な場合は、ウィードラインも、ブレイクの中段・どピンにある場合が多いので、
よりコンタクトさせやすいボートポジションとトレースコースで巻いてみるのがいいでしょう。

また、ラインチョイスの余談ですが、フロロ 10~12lb.がベースです。
『えっ!? ディーパーレンジは14lb.なのになぜ??』と思われるかもしれませんが、主にオープンウォーター・ウィードメインの釣りなのでこの太さでOKです。
琵琶湖のオオカナダモなどの超硬いウィードならまだしも、晩秋の寒さで弱った河口湖ウィードに擦れてラインがささくれることは、滅多なことがない限りありません。
デカバスが掛かってからは、基本はオープンウォーターなのでドラグを駆使したりして、誘導しながらのファイトを心掛けましょう。


――― 河口湖でのシャロークランク・オススメカラー ―――

晩秋に実績のある強いカラーリングです。
だいたいこの時期になるとターンオーバーの濁りが残っているので、ナチュラルだけどアピールする色がオススメ。
ちょっと濁りのなかでも、ほどよいアピールでキラキラするカラーがいいですね。



207H: ホログラムフラッシングギル(ボーン)



213H: ホログラムレイクシャッド(ボーン)

238 ハーフミラーワカサギ(クリア)

238: ハーフミラーワカサギ(クリア)

個人的に好きなカラーは、ホログラム系のカラーリングになります。
ワカサギが多いエリアや、『昨日よりクリアアップしたかな~?』という時は、迷わず 238:ハーフミラーワカサギをチョイス。

参考までにですが、下記のパール・ホワイト系カラーも河口湖で実績があります。

190 ボーンパールアユ(ボーン)

190: ボーンパールアユ(ボーン)

230 セクシーシャッド(ボーン)

230: セクシーシャッド(ボーン)

いろいろな色がありますが、単純に自分が信頼できるカラーがあれば、投げ続けることができてOKだと思います。
ただし、クリアウォーターでは、チャートと白は大きく違いますし、チャートとホロ系も違います。
まず、当日に手元でクランクを泳がせて、水の色と合うかどうかをご自身でチェックしてからキャストするのがいいでしょう。

これから本当に水温が下がり切ってしまう前までのちょっとの間の"晩秋と初冬"のタイミング。
水温が二桁あれば、まだまだハードベイトに反応するバスもいるはずです。

寒い寒い山上湖の河口湖ですが、現地に来てルアーを投げないことにははじまりません!!
ぜひ、お気に入りのルアーを各種用意して、フィールドへ出かけて思いっきり投げてみて下さいね。


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB760M - AWAY DISTANCE MID
リール:ローギア(5.8:1) ベイトリール
ルアー:ディーパーレンジ 3/4oz.(714: アユ)
ライン:フロロ 14lb.

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML - TECHNICAL LONG CAST
リール:ローギア(5.8:1) ベイトリール
ルアー:ショットオーバー3(213H: ホログラムレイクシャッド)
ライン:フロロ 12lb.


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

bass1_1031.jpg

秋を感じさせる10月下旬になりました山上湖の河口湖です。
今年は寒暖差が激しすぎて、12月並みの気温の日が多い、極寒の今日この頃。

bass2_1031.jpg

台風前

bass3_1031.jpg

台風後

超大型の台風21号が日本列島を通過して、大減水だった河口湖にも水が戻りました。
台風接近から72時間での降水量は370mm(河口湖)となり、単純計算でも約40cm増水します。
そしてそれ以上に、流入河川や山々からの流入もあるので、トータルで1m以上の大増水となりました。

bass4_1031.jpg

この台風による大増水と、風速 10m以上の風が湖上に連日吹き荒れ、コンディションは激変。
大増水とともに、流入河川からの土砂の濁りも入り、水の色はコーヒー牛乳のような茶色に。
土砂の濁りが風で撹拌された水は......、まるで"水の砂漠"と呼べるような広大な範囲になりました。

そんな超大型のストームが過ぎ去り、荒れに荒れた関東・河口湖ですが、
そんな時でも通用する、最強のストロングパターンがありました!!
今回はその【台風後のショットストーミーマグナムによるマグナムクランキング!!】を解説します。

SHOT STORMY MAGNUM

bass5_1031.jpg

超大型台風が通過したのは10月23日 月曜日の朝方未明。
午後からは、吹き返しの北西風で、風速 10m級の超爆風でした。

月曜日はあえなくノーフィッシュでしたが、少し水質が落ち着いた、雨の火曜日には
ショットストーミーマグナムが火を噴きました!

bass6_1031.jpg bass7_1031.jpg

あさイチ、シャローエリアをショットストーミーマグナムでチェック。
水深 2mの岩場をボトムノックさせながらストーミーマグナムを巻くと、いきなりひったくられるようなバイト。

いきなりのビッグバイトに衝撃が走りましたが、
すさまじい濁りの中から姿を現して、マグナムクランクを食っているデカバスに遭遇したのは驚きです!!



ヒットカラーは、207H: ホログラムフラッシングギル。
前日より若干クリアアップしたかな? そう思ってチャートからカラーチェンジしたら一撃でした!!

bass8_1031.jpg bass9_1031.jpg

日中は苦戦しましたが、夕方 15時頃を過ぎると、再び、ショットストーミーマグナムにビッグバイト!!
これまた、ビッグサイズと呼べる50cmオーバーが、マグナムクランクをガッツリ食っていました。
朝と同じく、水深 2m前後の溶岩帯をゴリゴリと巻くと、すっ飛んできて食うようなバイトの出方でした。



ヒットカラーは、さきほどと同じく207H: ホログラムフラッシングギル。
ショットオーバー4オーバー5でもお馴染みの河口湖実績ヒットカラーですが、ショットストーミーマグナムでもイケてます。


結果的に、1日終わってみれば 単日で50cmUP×2本と
"マグナムクランクブームの到来"を予感させる台風後の釣果となりました。

まだまだ、台風後の濁りが抜けきらないような状況では、マグナムクランクがデカバスに超絶有効だと思います。
ぜひぜひ、この台風後の濁りのタイミングでショットストーミーマグナムによるマグナムクランキングをお試し下さい。


――― ショットストーミーマグナムの 出しドコロ ―――
さて、今回の"河口湖におけるマグナムクランキング"でハマる状況などを解説します。
台風21号の影響による 1m以上の増水で、今まで底が見えていたようなロックエリアやウィードが水没していまいました。

ウィードエリアですが、今回の台風で表面付近はおおかた吹き飛ばされ、
例えば 2mのウィードエリア → 1mのウィードエリア になっていたり、
背丈が低くなったり、風でほとんど飛ばされ、密度も薄くなったりするエリアもありました。

こうして「ウィードの上や横に水の層ができる」と、バスはウィードの上やまわりに待機して、上を泳ぐモノをじっと狙います。

また、エリアによっては、柔らかいウィードより、ロックエリアなど、硬いマテリアルのモノを好んだりもします。

さらに、増水とともに、土砂の濁りも流入河川や陸から入ってしまい、水の色はコーヒー牛乳のような茶色になりました。
こうなってしまうと、濁りでもルアーを見つけられるような、より大きい水押しアクションでアピールするルアーが効果的です。

この、「上の水の層を通せる&濁った状況」にベストチョイスなのが、マグナムクランク・ショットストーミーマグナムなんです。

SHOT STORMY MAGNUM

ショットストーミーマグナムは、潜行深度は2mですが、ロッドを立てたり寝かしたりして、
2m以内の水深でしたら、レンジコントロールすることができます。

水面下1mのレンジをトレースしたい場合は、ロッドをある程度立てて。
また、水深 1.5~2mレンジをボトムノックしたい場合は、ロッドを下げてリトリーブしましょう。

そして、私がショットストーミーマグナムを多用する理由は"デカいバスを選んで釣れるから!"以外にありません!!
いきなりの突発的な状況変化は、一年間でもそうそうないので、一番ハードベイトでバスを騙しやすい状況にあります。

その中でも、やはり、一番大きいバスを釣りたいですよね。
そういうケースでこそ、デカバス=デカいルアーなんです。

大きいバスが普段食っている、大きいベイトをイメージしたのがマグナムクランク!!
それこそが、突発的な濁りでのストロングパターンとなる結論なんです。


――― 河口湖でのオススメカラー ―――
台風一過の濁りなどで、視界がほぼゼロのような濁りだと、迷わず"イエロー系"をチョイスして下さい。
イエロー・チャート系はクリアウォーターだと目立つ色ですが、土砂系の濁りだと、実は目立ちつつも水に馴染むナチュラルなカラーなんです。

 239: チャートブラックシャッド

 350: クリームチャートホットタイガー

突発的な視界ゼロの濁りから数日経過したり、濁っていても30~50cm先が見えるような時はナチュラルカラーも有効。
ショットストーミーマグナムの場合、ルアー自体がパワフルに泳ぐので、
色を膨張色にせずに、よりベイトの色に近づけるのも食わせのきっかけとなります。

 207H: ホログラムフラッシングギル

 238: ハーフミラーワカサギ

 301: クリスタルオーロラゴースト

実際、ほんの少しでも......、若干でも......、あれ!? 昨日よりクリアアップしたかな?
そう思ったら、膨張色からナチュラル系へチェンジしてみて下さい。
気分転換もあるかと思いますが明らかにバイトが増えることもあります。


――― ショットストーミーマグナム・タックルシステム ―――

bass10_1031.jpg

ロードランナー ヴォイス LTT 690PH - Parabolic Heavy Versatile

bass11_1031.jpg

今回のタックルセッティングです。
強めのロングロッドですが、ブランク全体でヘビーパワーを発生させることで、
ショットストーミーマグナムのようなウエイトのあるルアーを軽く投げ切ることができます。

長さも6フィート9インチなので、バスからのバイトに対し、
ロッドを立てて、瞬発的にパワーのあるフルフッキングを決め切れるというのも特長です。

今回は、LTT 690PHがショットストーミーマグナムの巻きのゲームのすべてでした。
ショットストーミーマグナムを思い通りに操れるのがこのロッドであり、キャストからフッキング、ランディングまで完璧にこなせると思います。

ぜひ、ショットストーミーマグナムを持って、パワーのあるロッドで台風後のマグナムクランキングをお楽しみください。


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 690PH - Parabolic Heavy Versatile
リール:ローギア ベイトリール
ルアー:ショットストーミーマグナム
ライン:フロロ 16~20lb.


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

田中 努
三上哲(ノリーズプロスタッフ HBA初代AOY 八郎潟フラチャットマスター)
フィールド:秋田県 八郎潟

みなさん、こんにちは!
ノリーズ プロスタッフ、ミカテツこと 三上 哲です。

ここ最近の八郎潟は、朝晩の冷え込みがキツくなり秋終盤のラストスパートです。
冷え込みによる水温低下の影響で、シャローでベイトを補食するデカバスに出会う確率も上がり、ドキドキな毎日が始まっています(^^)

さて、今年度の2017 HBAトーナメントも全5戦が終了し、
なっ、なんと! 2年連続、3度目のA.O.Yを獲得することができました!

bass1_1016.jpg

暫定トップで迎えた最終戦!

2位とは4,030gの差があるとは言え、何があるかはわからない。
プラクティスでも"絶対に抜かれないウエイトで完全勝利"することを目標に、プラクティスをしました。

ターンオーバーの影響でバスの動きが鈍い中、一週間前に見つけたパターンがあり、
フラチャット 10g」の早巻きで、ベイトを追いかけて食っているコンディションの良いバスが釣れる事がわかっていて、

HULACHAT

プラクティスではフラチャットでそのバスを狙って釣れる確率がどのぐらいあるかを試しましたが、3本揃えるのは厳しい状況。
しかし、その魚で揃えられれば、4,500gは確実!

動けていないバスは、リップラップの岸際ブレイクで、食べやすい甲殻類を食べているので
甲殻類パターンの「フリップドム」で狙って釣れるものの、ウエイトがでない。

FLIP DOM


そしてキッカーパターンとバックアップを持って挑んだ最終戦!

キッカーパターンのフラチャット 10gの早巻きで釣り始め、早速バイト。
『あれ!? 小さい???』 30cmの500g。

フラチャットの早巻きパターンでそんなサイズが釣れる予定では無かった......。
そして、前日の夕方に岸際でエビが跳ねていた事を思いだし、
『バスが食べたいものの嗜好が変わったのかな?』と考え、「ラッテリー」のネコリグ1.8gにシフト。

5-1/4

ネコリグに変えた途端、30分でリミットメイク!
しかし、1本あたり500gのサイズなので、3本で1,500g程度。『これじゃ勝負にならない』。

その後も、フラチャットの早巻きとフリップドムで岸際を撃つも、無反応。
エビが出てきた事で、プラクティス時のパターンが完全に崩壊したと確信し、
ひたすらラッテリーのネコリグで誘っていたら、運良く1,300gぐらいのキッカーが入り、2,410gでウエイイン。

bass2_1016.jpg

全体的にローウエイト戦だったので 5位に入賞する事ができ、その時点でA.O.Y 獲得が確定しました!

bass3_1016.jpg

これもサポートして下さっているメーカーさま、応援してくださった皆様のお陰です。
この場をお借りしてお礼申し上げます。 ありがとうございました。

へばまた!!


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:R18 フロロリミテッドハードBASS 8lb.
ルアー:5-1/4" ラッテリー

<タックルデータ2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:R18 フロロリミテッド 10lb.
ルアー:フラチャット 10g


●ブログ「八郎潟 バスフィッシングガイド 三上哲 ~ふぃーっシュ!!~」

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
今シーズンも、あっという間に10月となり、山上湖ではすっかり秋が深まりました。

bass1_1013.jpg

秋特有のうろこ雲も綺麗で、富士山も幻想的な景色の時もあります。
早朝気温は8℃前後まで下がる時もあり、日中でも14℃程度。11月並みの気温の日もある河口湖です。

bass2_1013.jpg

さて、はじめに今年の<河口湖のワカサギ情報>のお話をいたします。
今年も10月1日より解禁となりました、大人気の『河口湖のワカサギ釣り』です。

河口湖には、大きくわけて"当歳魚"と"2年魚"の2種類が混在している状況です。
当歳魚とは「今年の春先に産まれた個体や、今年の春の孵化放流に成功した個体」のことで、おおよそ4cm前後のサイズです。
2年魚は「春先の産卵で死滅せずに、年を越して長生きしている8cm前後のちょっと大きめの個体」のことです。
※通説では、ワカサギは1年魚(=春先に産卵・孵化して、春の産卵期後に親魚は死滅)と呼ばれています。
 ただ、ここ数年の調査結果などでは、春の産卵期を越した個体、はたまた"3年魚"などもいるようです。

今年のワカサギ釣りの対象となるのは、2年魚がメインで、おおよそ8cm前後。
当歳魚も釣れますが、4cm前後の小さいサイズなので、ほぼ針掛かりしません。
2年魚をメインに一日やりきると、10束(=1,000匹)以上釣れることもあります。

こんな感じで、ワカサギで飽和状態の河口湖ですが、秋になるとバスはこの2年魚を積極的に捕食していると思われます。

bass3_1013.jpg

上記は、当歳魚と2年魚の比較です。
全然ボリュームが違いますね!! メジャーを当ててみればさらにわかりやすかったですが(汗)

本当に当歳魚はサイズが小さく、夏場の「メタルワサビー」サイズです。

METAL WASABY

2年魚はボリューミーで、例えるなら「レイダウンミノー ジャストワカサギ」サイズ。

LAYDOWN MINNOW JUST WAKASAGI

そんな感じで、ワカサギをメインベイトにしているデカバスをダブルウィローのスピナーベイトで狙う。
これこそが【毎年恒例!! 秋のディーパーレンジ祭り!!】という流れでございます。

DEEPER RANGE

※なぜ、ワカサギ=ディーパーレンジなのか?
それは、過去の記事で細かく公開しているので、そちらをご参照ください。


bass4_1013.jpg

さて、先日の河口湖ガイドの釣果報告になります。
まさしく"秋爆"と呼ぶにふさわしく、船中 50cmUP×3本を含む、5本をキャッチ!!
トータルでは10kg近いウエイトとなり、久々に河口湖の秋のビッグバスラッシュを体感できました。

その中でも大活躍したのは、ディーパーレンジ 3/4oz.!! 特にゴールドブレードのディーパーレンジがビッグバスに超絶有効となりました。

DEEPER RANGE


bass5_1013.jpg

朝イチのオープニングフィッシュは、なんと、ファーストエリアの1箇所目の1投目でヒット!!
シャロー側の1m前後に投げて、カーブフォールからのリトリーブでのビッグバイトでした!!!

bass6_1013.jpg


748: ライブゴールドアユ(G/G)

秋と言えば「フォールターンオーバー」が起こるので、濁った水質には定番のゴールドブレードをチョイス。
ヘッドはチャートリュースよりも、地味目のアユカラーやライブハスなどが
ハイプレッシャーの河口湖ではいいかなと思っております。


そのまま、ディーパーレンジ 3/4oz.を投げ続けていると、
今度は、水深 3m前後のウィードを抜けたあたりでの横っ飛びバイト!!

bass7_1013.jpg bass8_1013.jpg

またまたワカサギをたらふく食っているような、ビッグサイズをキャッチすることに成功しました。

bass9_1013.jpg



ディーパーレンジ 3/4oz.の新色、714:アユ(G/G)にてビッグサイズをゲットです。
これまたゴールドブレードのダブルウィローで、ホワイト系のヘッドがワカサギっぽくてよかったのでしょう。


さらに 3本目は、またまたディーパーレンジ 3/4oz.(714:アユ)にヒット!!

bass10_1013.jpg bass11_1013.jpg

どシャロー側の1mに投げて、手前にリトリーブ。
水深 2m前後のウィードに差し掛かったあたりで、カーブフォールさせた瞬間にいきなり食ってきました。
こうなれば、もうディーパーレンジ祭りが止まりません!!



やはり、ディーパーレンジ 3/4oz.の新色、714:アユ。今期の安定のビッグフィッシュカラーになりそうです。


そして、午後になってもディーパーレンジ 3/4oz.による巻き展開は変わらず、もう1本追加できました!!
ウィードのアウトサイド 3mをいったんボトム付近にカーブフォールで沈めます。
その後、スローリトリーブで、ボトム付近のウィードに少し絡めてからのハングオフでバイト!!

bass12_1013.jpg


748: ライブゴールドアユ(G/G)

朝イチのビッグバスをキャッチしたカラーと同じく、ゴールドブレードのダブルウィロー。
風が当たっており、少し濁り気味だったので、やはり、ゴールドのアピールがよかったのでしょう。


こんな感じで、船中 5本のうち、50cmUPを2本含む、計4本のビッグバスをディーパーレンジ 3/4oz.でキャッチできました!!

シャローからミドルレンジまで全般的に良かったのですが、2本目と3本目は、少し深い水深(3m前後)をスローロールで釣れました。
まさしく【ダブルウィローのスピナーベイトで、スローロールで釣るべくして釣ったバス!】お手本のような一日になりました。
そこで今回は、河口湖におけるディーパーレンジ 3/4oz.のスローロールテクニックを解説します。


――― ディーパーレンジ 3/4oz.のスローロールについて ―――

ディーパーレンジ 3/4oz.によるスローロールのコツですが、まずは、スローロールにベストなタックルを用意しましょう。
河口湖のようなボトムストラクチャーやウッドストラクチャーなどが少ないウィードレイクでしたら、迷わずロングロッドです。

bass13_1013.jpg

bass14_1013.jpg

・ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB760M ― AWAY DISTANCE MID(アウェイディスタンスミッド)
・ロードランナー ヴォイス LTT 690PH ― Parabolic Heavy Versatile(パラボリックヘビーバーサタイル)

ロングロッドに、ギア比 5~6.2のローギア系ベイトリールに、フロロ 10~14lb.を巻いてフルキャストします。
ロングキャスト後は、「カウントダウンでカーブフォールできる人」はボトム付近までのカーブフォール。
はじめてやってみる人や慣れていない人は、フリーフォールでもいいので、糸が止まるまで一旦ボトムを取ることが重要です。

ディーパーレンジをボトム付近まで落としたら、スピナーベイトの振動がプルプル感じるぐらいのリトリーブスピードで巻き続けます。
ボトム付近まで落とすことのメリットは、その後のリトリーブで、ウィードを拾ったり、溶岩帯をガリガリ引くことができるのです。
つまり、ボトムの起伏の変化やウィードを利用して"ヒラウチアクション"を起こすことが、バイトチャンスに繋がります。

もちろん、中層にいるベイトフィッシュの群れを通過するような、ただ巻きリトリーブで食ってくることもあります。
ただ、やはり、ボトムに当てたり、ウィードを外したりする方が圧倒的にバイトが多いのは間違いないと思います。

ぜひ、ディーパーレンジ 3/4oz.のスローロールを、根掛かりを恐れずに積極的にお試しください。
ヘッドがガリガリになればなるほど釣れてきますし、ヘッドのキズこそスピナベの勲章ですよ。


――― 今秋 ディーパーレンジのカラーチョイスについて ―――

ディーパーレンジのオススメカラーにつきましては、前回のレポートも参考にしてみて下さい。


それでも一応、ゴールド・シルバー・ガンメタの3種類のカラーリングをメインに、
河口湖でのデカバス実績などを踏まえ、おさらいでまとめてチョイスしてみました。


【シルバーブレード系カラー】


507: ブリーディングブラウンシャッド(S/S)


701: パールブルーシャッド(S/S)


765: ライブワカサギシルバー(S/S)

水がクリアな状況で圧倒的に実績があるのは、シルバーブレードのディーパーレンジ。
きっとワカサギの群れが泳いでいるのに見えているのでしょう。


【ゴールドブレード系カラー】


702: ゴールドシャッド(G/G)


714: アユ(G/G)


748: ライブゴールドアユ(G/G)


751: ライブハス(G/G)


755: タナベセレクトタイガー)

河口湖のゴールド系で実績が高いのは、ヘッドが目立ち過ぎないカラーがオススメ。
チャートリュース・ホワイトソリッド系のヘッドは強すぎる傾向にあるので、水中で膨張職になり過ぎず、少し水に馴染むカラーがいいですね。


【ガンメタ・ブラックブレード系カラー】


750: ライブギル(GM/GM)


766: スモーキーシャッド(GM/GM)


767: ダークスモークプロブルー(GM/GM)

台風など影響による大水などで、流入河川からの土砂のような"茶色い濁り"に対応できるのは
シルエットのはっきりしたブラック系(=ガンメタ)ブレード。
雨量が多く、大水が出る 1~2日のほんの少しのタイミング次第ですが、このガンメタブラックも必須アイテムです。


いよいよ本格的な秋爆となった河口湖!!
ちょうど、ディーパーレンジ 3/4oz.祭り!! 秋のデカバスラッシュ到来中です!!

ぜひ、お近くのお店で手に取ってみて、河口湖でのディーパーレンジ祭りに乗り遅れないように、ガンガン投げちゃって下さいね~。


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

ビッグフィッシュ狙いにFGダディ

渋谷 直隆
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:京都府 高山ダム

ノリーズ プロスタッフの渋谷です。
この夏発売されたノリーズの「FGダディ」。

4-1/2

みなさんはもうお使いになられましたでしょうか?
FGダディがもうすぐ発売になると聞いた6月頃から、まだかまだかと当時はずっとソワソワしていました(笑)
と言うのも、私は昔からいわゆる「ジグ&ポーク」が得意で、
あの独特のボリューム感やポーク素材ならではの柔らかな動きが大好きだったからです。

でも、ポークは保管が面倒だったり、製品にバラつきがあって叩いたり刻んだりしないといけなかったりで
次第に面倒になり、エスケープツインやビッグエスケープツインが出てからというもの、
ほぼそれで十分ということで、いつしか使わなくなってしまいました。

そんな中で発売されたFGダディの実物を一目見て、本物のポークに負けないボリューム感と艶めかしい表面加工も含めた質感から、
「これは釣れる!」と直感しました。

さらに、フィールドでラバージグのトレーラーにして水に入れてみると、
ポークと全く変わらない感じのフォールスピードと独特のボリューム感があり、
平らな面を下にするとすごくイイ感じにスライドするし、
平らな面を上にするとうまく水をホールドして意図的なレンジキープがしやすく、アクションも変わります。

「これはもうポークを完全に超えている!」と確信し、
こうして最初に感じた直感は、現場でまだ釣ってもいないうちから「これは間違いなく釣れる!!」に変わりました。


最初に試してみたのは京都府・奈良県境にある高山ダムでのことでした。
減水中でヘビーカバーもないため、「ガンタージグライト 9g」にセットして、岩盤やゴロタのあるエリアで使ってみました。

GUNTER JIG FLIP

水が濁り気味のため、ジグのカラーは159:ブラックブルーパープル。

002

FGダディは455:ブラックブルーダディと強めでトライ。



フォール&着底後のボトムアクション主体で狙ってみたところ、
それまでは真夏のドッグ・デイズ下で1匹釣ることさえ苦しんでいたのがウソのように
いきなりグッドサイズが連発しました。

bass1_1012.jpg bass2_1012.jpg bass3_1012.jpg

特に濁りの強いエリアでは、カバーがなくてもあえてガンタージグフリップにセットし、
ボリューム感とアピール力を強くして誘うことでも良い結果が得られました。

GUNTER JIG FLIP

その後の釣行でもとにかくグッドサイズしか来ないので、
サイズアップしたい時に理屈抜きにファーストチョイスとして投げてみる感じなのですが、活躍してくれています。


そして、ボートだけでなく陸っぱりでもよく使用しています。
夏から秋にかけてパッドポンドでエビガエルゲームをするのが好きで、
エビガエル出ても出なくても、パッドのポケットを撃ってフォローゲームをすることが多いのですが、
その時にPEラインを使用したエビガエルタックルそのままで、ガンタージグフリップ+FGダディを使っています。

ポケット撃ちは広大なパッドエリアの中でひとつのピンを狙う形になるため、根気の必要なゲームですが、
FGダディの存在感とアピール力で周りの魚も呼べて、効率良いゲームができている感覚です。

このように、ボートでも陸っぱりでもFGダディを使用することにより、サイズアップを果たすことができています。

bass4_1012.jpg bass5_1012.jpg

とにかくこのソフトベイトには大型個体を呼べる強さと力があり、理屈抜きに一定サイズ以上のデカい魚が来ます。
いや、そういうサイズしか来ません!と言った方が正しいかも知れません。

しかもビッグフィッシュの本能を刺激する不思議な何かがあるようで、
バイトはいつもロッドごと持って行くくらい思い切りガツガツと食ってきます。
それに負けないフッキングを決める必要がありますので、特にガード付きのジグで用いる場合には
普段以上に強めのタックルを組むことをオススメします。

また、ポークと違ってカラーバリエーションが豊富なのもFGダディの大きな魅力でありメリットで、
使う本体ルアーとのカラーの組み合わせを考えるのも楽しみのひとつですね。

濁りの強い水域でアピールを強くしたい時は、パープルやブラウン系でラメ入りのような強い色を基調にしています。

(121: テキーラグリーン)

(453: ジューンバグブラックバック)

(456: グリーンパンプキンレッドダディ)

少しタフで食いが悪いかなという時は、シルエットははっきり出るけれど魚に警戒心を抱かせることのないソリッドブラックが好みです。

(011: ソリッドブラック)

クリア気味のフィールドではグリーン系をベースに使用しています。

(004: ウォーターメロン ブラックFlk.)

(043: ライトグリーンパンプキン)

(454: グリーンフロッグパンプキン)

FGダディにはかなり多くのカラーバリエーションがラインナップされていますので
その中からチョイスしていただき、自分だけのお気に入りの色のコンビネーションを探してみていただければと思います。

これから秋が深まって水温が下がって来ると、シャローに残るのは大型個体のみになってきます。そういう魚を狙うのにもピッタリだと思いますし、
ガンターオーバルのようなフットボールタイプのジグにセットしてディープの大型狙いなんかも面白いんじゃないかと思います。

他にもチャターのトレーラーにしてみるなど、ポーク的な使い方以外にもいろいろありそうなので、これからいろいろ試してみたいと思っています。

ということで、皆さんもこの大きさやボリューム感にビビらず、とにかくまず投げてみていただければと思います。
きっとビッグバイトに辿り着けると思いますよ!


<タックルデータ 1> リザーバー仕様
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 690PH / ロードランナー ストラクチャー ST700H
ライン:フロロ 20lb.
ルアー:ガンタージグライト 9g、11g(159:ブラックブルーパープル)+ FGダディ(455:ブラックブルーダディ)、
    ガンタージグフリップ 3/8oz.(134:ヨシノボリ)+ FGダディ(011:ソリッドブラック)

<タックルデータ 2> パッドのポケット撃ち仕様
ロッド:ロードランナー ヴォイス 630MH
ライン:PE 5号(80lb.)
ルアー:ガンタージグフリップ 3/8oz.(140:ブラウンカモ)+ FGダディ(011:ソリッドブラック)、
    ガンタージグフリップ 1/2oz.(115:ニホンザリガニ)+ FGダディ(454:グリーンフロッグパンプキン)


■ブログ
「ShibuyaのLONG WAY TO STRONG ~ 強いフィッシングパターンへの道 ~」


南敏哉(ノリーズプロスタッフ 北山ダムのマシンガンアングラー)
フィールド:福岡県 遠賀川

皆さんこんにちは!
最近は朝夕めっきり涼しくなり、どこのフィールドも気持ちいいですよね!

私はと言いますと、7月以降、遠賀川(下流域)での試合が続いていますので、時間の許す限り練習を含め今年は遠賀川に通っています!
とはいえ、サラリーマンなのでフィールドに出られるのも1~2週間に一度くらいですから、効率よく魚を探さなければいけません。

という訳ですので、エスケープツインに手が伸びるのは自然な流れ(笑)。
と言ってしまうと、釣れるのは分かりきっていることで話が終わってしまいますので
今回は私的なエスケープツインのお話をしたいと考えます。


まず、遠賀川でエスケープツインを使うにあたり、ほぼ100% 私はテキサスリグのペグなしで使用します。

理由は、遠賀川で攻めるべきレンジとして0.2~3mがほとんどなのですが、
その際にワームそのものの自発的アクションを最大限に活かせるのと、ショートバイト対策でもあります。
あとは、狙っているストラクチャーが水中に沈む旧護岸跡やこぼれ石が中心になるため、
しっかりとボトムを取ることが大切になると考えています。

基本的には、オカッパリからでもエントリー可能なバンクに近い比較的浅い護岸や水門から5mほど沖に散らばる
ボトムが硬いエリアにエスケープツインを「君は今からテナガエビだ!」とつぶやきながら(笑)、狙いのスポットに入れていきます。

bass1_1011.jpg

bass2_1011.jpg

すると、その日の水色や水温、カレントを考えながらしっかり釣りこむと
レギューラーサイズからキッカーになるサイズまで幅広く!

bass3_1011.jpg bass4_1011.jpg bass5_1011.jpg

こうなります(笑)


ちなみに、水の色がステイン~マディの遠賀川でお気に入りのカラーは
281: オキチョビクロー、317: ライトグリーンパンプキン ブルーFlk、351:バンドウカワエビ、442: カバードーンをローテーションしています。

(281: オキチョビクロー)

(317: ライトグリーンパンプキン ブルーFlk)

(351:バンドウカワエビ)

(442: カバードーン)


その他に需要な事としてシンカーウエイトがあるのですが、
「食わせ」なのか「リアクション」なのかで5~14gの5種類のバレットシンカーを使い分けています。

具体的には、リアクションの場合は442:カバードーンなどのツートンカラーをメインに。
食わせに徹する場合は351:バンドウカワエビなどを使っていますので、今度新しくラインアップされる458:ゴマエビは楽しみにしています!

(458:ゴマエビ)


最後にロッドについてですが、場合によっては遠賀川の長い長いバンク沿いを一日中フリップ&ピッチしていくことも珍しくないので
パワーがありながら繊細な事にも高次元で対応できるロードランナー ストラクチャー ST720Hが専用機になっております。

正直、ほぼ一年中この組み合わせが僕のボートから降りる事がないくらい自信を持っていますが、
やっているエリアは、前述したようにオカッパリでも十分釣り可能な場所がほとんどですので
皆さんにもバンク沿いをエスケープツインのテキサスリグでハードボトムをコリコリさせながら楽しんでもらえたら嬉しいなと思う次第です(笑)


bass6_1011.jpg

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST720H
ライン:フロロ 16lb.
ルアー:エスケープツイン + 5~14g テキサスリグ

伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:長野県 平谷湖フィッシングスポット、滋賀県 醒井養鱒場

trout1_1005.jpg

平谷湖フィッシングスポット主催【チャンピオンシップトーナメント】
醒井養鱒場 主催【ルアー名人戦】
西のトーナメントシーンでもメジャーな、この2つの大会。

2017年シーズンの全日程が終了し、年間ランキングが発表されました。
その結果、両方の年間総合優勝を獲得することができ、【トラキン】トップマイスターに続いて
今年2つめ、3つめのビッグタイトルを獲得できました!!

trout2_1005.jpg trout3_1005.jpg

どちらの大会も放流量が多く、魚の数が釣れる大会のため、
高活性な魚をいかにスプーンやクランクを中心とした横展開で釣り続けられるかがキーとなりました。
そんな中、好結果を残せたタックルセッティングを紹介したいと思います。


trout4_1005.jpg

<タックルデータ 1> 放流、クランク用
ロッド:スパイクアロー 62L
リール:ステラ C2000S ハンドル:ファンネル 47.5mm
ライン:ナイロン 3lb.

ロッドのパワーにより、手返し良く放流魚を釣っていくためのセッティング。
遠投ができるので、クランク戦でも出番が多かったです。
ナイロンの伸びを活かしてバラシを減らし、確実なスコアメイクを可能にしました。
パワー重視で47.5mmハンドルを組み合わせています。


<タックルデータ 2> セカンド以降のスプーン全般、マイクロクランク用
ロッド:エスクローザー 62ML
リール:イグジスト 2004 ハンドル:ファンネル 45mm
ライン:エステル 1.4lb.

最も多くの魚をキャッチしたタックル。
エステルラインと専用ロッドのコンビネーションにより、微かなバイトすら確実に捉え続けられました。
間違いなくこれからのエリアタックルのスタンダードとなるセッティングだと感じています。


<タックルデータ 3> マジックジャーク、ボトム全般用
ロッド:エスクローザー 61M-st
リール:イグジスト 2004H ハンドル:ファンネル 50mm
ライン:エステル 2.1lb.

プレッシャーによるタフコンディションを打開するセッティング。
従来はPEラインで行っていたメソッドを、ステルス性の高いエステルラインで行うことで、バイト数を増やせます。
ピンチの場面で何度も助けられました。
ハイギアリール特有の巻き重りを解消するべく、50mmハンドルを組み合わせています。


こうしてあらためて振り返ると、エステルラインの重要性が年々高まっているのが感じ取れます。
この冬発売となる「エスクローザー 62ML、61M-st」は、エステルライン使用を前提としたスペシャルロッド。
2年近く丁寧にテストを繰り返したので、最高の仕上がりとなっています。是非試してみてください。

両大会とも、釣場スタッフと有志の皆様のお陰で素晴らしい大会になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
早朝の気温も12℃を記録するほど下がり、季節はいよいよ10月へ突入。すっかり秋も中盤といった河口湖です。

bass1_0928.jpg

先日、二人乗りプロトーナメントの[JBⅡ 河口湖 第3戦]に
ダイラッカ 38g」の考案者で、ドラゴンルアー代表の秋林義継プロのノンボーターとして参戦してきました。

HULACHAT

bass2_0928.jpg

前日プラクティスはしなかったのですが、この時期は得意なので
「釣り方を絞ればビッグフィッシュも出る」という考えで、デカバス狙いで撃ち切ってみることに。

ただ、私は基本的に【ベイトタックルメインのパワーフィッシング】が得意なのですが、
ここ近年の河口湖は、"ワカサギの孵化放流に成功・生育も順調"ということで、
保険と言っては何ですが......、マッチザベイトを意識して、実はスピニングタックルも少し積んでおります。

bass3_0928.jpg

タックル満載で絞り込めてない感も満載ですが、実は、ひとつのパターンがハマれば最強なはず。
それは、"秋の濁り = ターンオーバー"が発生すると、よりストロングパターンが見えやすくなります。

bass4_0928.jpg

さて、そのターンオーバーが起こったのは、今年は9月5日前後。
ターンオーバーが起これば、表層と湖底の水が混ざり、濁りが発生したり、回遊性の強いバスもストラクチャー依存系になったりと変化が起きます。

まさしく、夏 → 秋への移行期で、バスも夏定番スポットの沖の湧き水まわりから、
一時的ですが、ウィードや湧き水まわりへ移動したりします。

そんな感じで「もし、今日のタイミングでバスがウィードに入っていたらラッキーだなぁ」と思って、
トーナメント当日は、まず先に『ウィード周りのバスをラバージグのパワーフィッシング』で撃ってみました。

bass5_0928.jpg

bass6_0928.jpg

結果は、船中 3バイト 3フィッシュとなり、3本でのウエイイン。
今大会のリミットは5本だったので、あと2本足りないですが......、秋林プロのグッドサイズに助けられ、4位を獲得できました。

幸先よく 1本・中型サイズながらウィードの釣りでキャッチできまして、このパターンでやりきることを確信。
その後はスピニングタックルを封印して、気付いたら1日中 ヘビータックルで撃ち抜いていましたね。


今回使用したベイトタックルは、主にストラクチャーシリーズの中でもヘビータックルの2機種。

bass7_0928.jpg

ロードランナー ストラクチャー ST720H"BULKY BAIT"
ロードランナー ストラクチャー ST730JH"SHORT JUNGLE"

このストラクチャーシリーズのトルクフルなヘビーロッドで1日やり切りました!
ストラクチャーシリーズの特徴としては、まず"軽さ"!!
ショートキャスト・ピッチング・フリッピング・パンチングを1日やりきる時において、"軽さ"は最大のメリット。

bass8_0928.jpg

そして、ST720H、ST730JHの2本は、本当にトルクフルなパワーでバスを寄せてきます。
このパワフルなストラクチャーシリーズで、重めのラバージグ&ポークリンドで、ひたすらウィードを撃ち切っていきました。


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST720H / ST730JH
リール:ギア比 8.5:1 ハイギアリール
ライン:フロロ 20lb.
ルアー:FECOタックル対応 ラバージグ 3/4oz.、FECOタックル対応 ラバージグ風 1oz.ルアー
+ ポークリンド


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」