西村嘉高(ノリーズプロスタッフ マイゲームを貫くストイックアングラー)
いよいよロードランナー
ストラクチャーシリーズのリリースが迫ってきました。
その第一弾となるロッドの1本、ST640M-Ftを使用してきた感想をレポートします。

ST640M-Ftは一般的なソリッドティップのロッドよりも
ソリッド部がかなり長めに取ってあるというのが特徴的なベイトロッドです。
このことによりキャスト時に起こるロッドのブレが少なくなるのが特長の1つです。
そしてセミマイクロガイドを採用したことにより、ロッド自体のシャープさを高めてあります。
いままで自分はロードランナーを使ってきたのですが、このロッドを手にした最初の感想は、
ロードランナーのレギュラーシリーズと比べてかなり次元が違う、ということ。
それは感度であったり、軽量感であったり、
さらにはグリップの細かなディテールと手にフィットする感覚に驚いています。
最新の小型軽量リールと組み合わせることによって、
このロッドのポテンシャルを最大に発揮できるでしょう。

パーミングした際、キャスト時にもっとも力を入れる小指が
しっかりとリールシートに入りこむ設計になっているので、
さらに精密なキャストができることを実感しました。
このロッドを開発した目的は、いままでスピニングタックルで扱っていたような
フィネス系のスモラバやノーシンカー、ライトテキサス、ネコリグでも、
ベイトタックルで対応できるようにすること。
それにより積極的なカバーへのアプローチが可能になり、
さらには手返しも早くなるというのが大きなメリットです。
使用するラインに関しては、フロロカーボンの6~8ポンドをメインにテストを重ね、
ライトラインでも充分に使いこなせるという結果が得られた点においても
ベイトタックルの次元がかなり変わってきたな、というのが印象的です。
なお、ぜひ覚えておいて欲しいのが、使用ルアーが小型・軽量なため、
通常よりもリールの糸巻き量を少なめにしておくのがコツ、ということです。
ロッドのバランスという点で
ヴォイスシリーズと異なるのは、軽量化されているという点。
軽量化することによって身体との一体感が生まれ、
集中力を切らすことなくフィネス系のルアーを使いこなせるロッドに仕上がっています。
バスを掛けた感想は、ソリッドティップ部が極端に曲がりつつも、
ロードランナーの名を冠するにふさわしいバットパワーのトルクを備えているので、
しっかりと魚を引き寄せてくる力を持っている、ということ。
細いラインを使用していてもカバーゲームを難なくこなしてくれる1本だと、
自信を持って言うことができます。
小型ルアーをカバーに入れていく釣りの中で、
6フィート4インチという程良いレングスは食わせのラインテンションを作りやすく、
ダルダルなラインテンションの中でもバイトをしっかりロッドで感じ取れる感度を兼ね備えています。
トーナメンターはもちろん、タフレイクで釣りをするアングラーに使用してもらえれば、
さらにゲームを進められる武器となるのは間違いないでしょう。