コンパクトなシルエットで狙う! アフターのビッグバス

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

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関東・甲信越も梅雨入りしましたね。
ここ数年の6月は、晴れれば 30℃超えの夏日で蒸し暑い日になり、雨が降ると 10~15℃だったり、寒暖差の激しい気候が特徴です。
久しぶりのレポートとなり、あまり河口湖の状況を説明できておりませんが......


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↑2017年9月14日の六角堂周辺。
昨年の秋(2017年10月頃まで)は、河口湖は大減水。ちなみに、2017年の春も大減水でした。
これでは、通常水位のウィードエリアが干されてしまっておりました。


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↑2017年10月30日(1か月半後)の六角堂周辺。
そこから、台風2発で河口湖は一気にフル満水となりました。大減水時からすると2mの大増水となりました。


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↑2018年6月24日の六角堂周辺。
2017年10月30日の水位は、年を越えて2018年の春先まで続き、現在も依然高水位を保っております。
ウィードが生えるのがだいたい5月中旬頃。

今年(現在)は、岸寄りから3mレンジまでまんべんなくウィードが生えており、いい感じのレイクコンディションです。


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ちなみに、、、
昨年の同時期ですが、ウィードエリアがほぼ1m前後という事で、ライトウエイトのラバージグが有効でした。
ウィードの新芽を狙って、ウエイトこそ7gや9gでしたが、フルサイズラバージグ&ポークリンドのゲームでしたね。


ただ、、、

ただ、

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今年は釣れ方が少し変化しており、カメラバ&小さいポークリンドという組み合わせのスモールセッティングが有効となっております。

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先に、今年のマイブームのカメラバセッティングになります。
カメラバに、小さいポークリンドをトレーラーとしてセットします。

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どうでしょう? ラバージグ&ポークリンドをそのまま小さくした感じですね。
ラバージグ&ポークリンドでいい思いをしている方は"ビビッ!!"ときたのではないでしょうか!?


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さて、ある日の土曜日の様子です。
ゴールデンウィークを過ぎる頃から、週末の河口湖はレジャーボートを中心に超ハイプレッシャーになります。
そんなハイプレの状況下でも釣れるアイテムを探しており、
普段はフルサイズジグを撃っている場所を、このカメラバ+ポークリンドで撃つとどうなるんだろ!?と思い、やってみました。

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結果、このカメラバ+ポークリンドが功を奏してバイトが数多く出てくれました。
肝心の50cmオーバーのビッグサイズも掛かりましたが、ジャンプ1発でバレてしまい、かなり悔しい1日になってしまいました。
ただ、この「『スモールラバージグでもビッグサイズが釣れる!』という事実」が確信となり、次に繋がりました。


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↑翌日の日曜日の様子です。

前日が雨ということもあり、少しでも晴れ間が出た日曜日は、さらにレジャーボートが多くなりました。
ちょっと遅めの9時スタートということもあり、なかなか人的ハイプレッシャーでバイトが遠かったですが......

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午前中は、まあまあサイズをカメラバ 4gで釣り上げました。
ただし、スモールラバージグだと、40cmに満たないバスは結構釣れますので、まだまだストロングパターンとは言えません。


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この日は、バイトは少ないのですが、前日にビッグサイズが掛かったこともあり、確信はありました。
そして 15時を過ぎる頃から西風が吹いて曇りだしてきて、いよいよタイミングかな~と思い、シャローを撃ちまくってみることに。

夕方の一瞬のタイミングで、カメラバ 4gの"カメラバ+ポークリンド"にショートバイトが!!
一瞬、ギルが食ったようなアタリでしたが、直後にロッドが絞り込まれるようなビッグバイト!!!

水深 1mシャローエリアでのヒットだったので、ウィードエリアに絡まれないようにヒヤヒヤ......
ボトムの岩などに挟まらないように気を付けながら、バスを誘導して沖へ出して、無事にランディング成功!!

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フィネスフィッシングで獲れる50cmUPは、本当にスリリングで楽しい釣りです。
その1匹を獲るためには、ラインの太さ、ドラグのセッティングなど事前の準備ももちろん必要です。

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ランディングした後は......、実は薄皮一枚でヒヤヒヤもんでしたね(汗!)
スモールラバージグのアタリは、意外にも"モグモグしているのでショートバイトが多い"のです。

アタリがあった後、吸い込んだかな~?と思ったら、ブラシガードがあるので「結構、思いっきりアワセ」を入れます。
土日のハイプレッシャーでも、数少ないチャンスをフルサイズジグで1発狙って獲るスタイルもいいですが、
やはりスモールラバージグで安定的にデカいバスを狙えるスタイルもいいですね。


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さて、河口湖における、このカメラバ+ポークリンドの使い方を説明します。
イメージですが『ラバージグのウィード撃ち』と言えば、『ブラシガード付きジグ』ですが、これを、小さめのシルエットでやるイメージです。

ガンタージグフリップ(ベイトタックル)→ カメラバ(スピニングタックル)

そう、ただ単に、フルサイズジグをスモールラバージグにパワーダウンさせただけだと思ってください。
その小さめシルエットのジグこそデカバスが食いやすい......

そして、カメラバはスモラバの中でも太めのラバーを使用しており、サイズ感がベスト。
かつ、適度なガードを持ち合わせており、最強最適だと思っております。


■カメラバ+ポークリンドを使用する、レンジ別のシチュエーション

・水深 50cm~1.5mの、どシャローエリア

この、どシャローにもデカバスがいます。
なぜかというと、どシャローエリアにブルーギルが産卵で入って来ているからです。

この時期のラバージグのイメージはブルーギルです。
ブルーギルの産卵床近くにはデカバスが多く、産卵中の親ギルを食ったり、または稚ギルを食ったりしているのが特徴です。

そういった意味で「カメラバ+ポークリンドをギルがショートバイトで突っつくようなエリア」は、特にオススメですね。


・水深 2~3mのウィードエリア

現在のウィードエリアは、沖目でも3mとなっております。
このウィードエリアでフィネスに扱えるのも、ガード付きスモラバのカメラバです。

おそらくですが......、エビを食っているバス狙いです。エビ食いバスは、シルエットが小さいルアーがオススメ。
そういった意味で、このスモールシルエットのカメラバ+ポークリンドが適しているのでしょう。


連日出ている湖上で思うことですが、ガイドゲストさんにはビッグフィッシュ狙いで、
お気に入りのラバージグ&ポークリンドを撃ってもらっていますが、
フルサイズジグを撃った後でもカメラバでバイトが出ることから、やはり、今年はちょっと小さめシルエットもいいのかな?とも思っております。

そういう流れですので、適材適所でこのカメラバ+ポークリンドを投入。もちろん、フルサイズジグも忘れずに投げ込んでおります。


■カメラバ+ポークリンドのウエイトについて

河口湖でのスモールラバージグのウエイトは、おおよそ1/16~3/32oz.の使用が多いですが、
カメラバはウィードカバーを撃ち込むような釣りをするので、もうちょっと重たいウエイト【3.5~5g】を使用します。

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一番多く使用するウエイトは、4g。

カメラバのトレーラーは浮力の高いポークリンドですので、ちょっと重ためのウエイトを合わせると、
フォールにスピード感があり、相性が非常にいいですね。

これからの夏日の炎天下で、減水によりウィードラインが浅くなったり、
雨天などでバスが浮いてミドストなどの横方向に反応する時。
そういったシチュエーションで使用する場合などは、もう少し軽めでもいいかもしれませんね。


さて、まだまだカメラバ+ポークリンドの秘密があります。
必ず"ブラシガードチューン"をして、アタリがあったら確実にフックアップさせたいので
ギリギリのガードセッティングにします。

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アシ前にあるシャローのハードボトムエリア・ウィードエリアをメインに釣る場合、ブラシガードをカットして2本仕様にします。
ブラシガードを減らす理由は、こういったエリアではあまり根掛からないということと、フッキング率をアップさせたいという狙いです。

フッキング重視なら全部ガードを切ってしまえばいいのでは?と思うかもしれませんが、
それでは、小石に挟まったり、ウィードも拾ってきてしまうので、バイトチャンスを失います。

もちろん、ブラシガードをそのまま使用する場合や、2本仕様より多めで釣るケースもあります。
アシの根元を狙う場合や、ウッドカバー・ごわごわのエビ藻にキャストする場合は、4~5本仕様にします。
ブラシガードがあることで、根掛かりやウィードを拾うなどのストレスをギリギリで回避するセッティングです。


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ぜひ、フルサイズジグで狙うのもいいですが、いつもと変わった攻め方で河口湖のビッグサイズを攻略してみてはいかがでしょう?
これからの時期、もっともっとアフターバスがたくさん釣れてくれるはず!!!
ぜひ、このカメラバ+ポークリンドもお試しください。


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt"Shaking Rhythm"
リール:スピニングリール 2500番手
ルアー:カメラバ 3.5~5g(メインは 4g)+ 小さめのポークリンド
ライン:フロロ 4~5lb.


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