鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:千葉県 亀山湖

ノリーズ プロスタッフの津輕です。
H-1 GPX 第3戦 亀山ダムのプラクティス中に、「ヒラクランクギル Sビル110SS」でロクマルをキャッチしました!

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HIRA CRANK GILL S BILL 110SS

亀山ダムといえば、全国的に見ても最もアングラーの数が多いレイクのひとつではありますが、魚の多さもかなりのもの。
そこで今回は移動に時間を掛けるのではなく、釣りをする時間を長く取るプランを組んでプラクティスに望みました。

スタート地点である長崎キャンプ場周辺から本湖の水産センターの島周りまでを今回のエリアとし、
魚の反応が多いシチュエーションやルアーの動きを確認していきました。

大小様々なルアーをローテーションしていき、引き方もいろいろと試して数本キャッチ。
少しボリュームのあるルアーをスローに引いてくるのが効果的だということがわかりました。

亀山ダムをはじめとする関東リザーバーで多用されるような小さめのシンキングスイッシャー等も試しましたが、
チェイスはあるもののかなり警戒感を抱いており、バイトに至る気配がありません。
しかし、ヒラクランクギル Sビル110SSのスローリトリーブにはキロ以上の魚が好反応。
掛からないバイトもあるものの、十分試合で使えると判断しました。

水面から50cmくらいのレンジをスローに引いてくるだけの釣りなので、魚が出てくるレンジからポジションを確認したり、
魚の濃さを確認できたりと、プラクティスを進めるうえでもとても重宝したので、午後はこの釣りをメインに。

そしてどんどん気温が上がってきたお昼過ぎ、バンクから少し離れた位置にボートポジションを取り、
水深のあるバンクから5mくらい沖にある立ち木群を、Sビル110SSのただ巻きメソッドでチェックしていたところ、
どこからともなく真っ黒なコイのような魚が現われ、2~3mゆっくりとSビルをチェイス。そしてためらいなくバイト!

「え?」と思いつつもリールのハンドルが重くなったので、そのまま巻きアワセを入れると、ひたすら重いトルクフルな引き。
ファイト中は意外にも冷静で、最初1本だった針掛かりが複数本になったことを確認し、落ち着いてハンドランディング。

近くで同じくH-1 GPXのプラクティス中だった方から「ロクマルあるんじゃないですか!?」と声を掛けられるまで
あまり大きさがわかっていませんでした(笑)

魚のケアをしつつ急いでのむらボートさんへ戻り、きっちり計ってもらうと、
60.5cm、3,290gのモンスターフィッシュでした!

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使用ロッドはロードランナー ヴォイス LTT 680MHで、私の中でようやくしっくりくるセッティングが決まりました。
110サイズのヒラクランクギルを投げるにはややパワー不足と思われそうですが、
年中ハードベイトしか投げない私は、ロッドチョイスにおいてキャスティングのしやすさを最重要視しています。

サイドハンドやオーバーヘッドでは投げられても、バックハンドでしっかり投げ込めないロッドは、私の中では硬すぎるロッドなのです。
バックハンドサークルキャストのテイクバックでもしっかりウエイトが乗せられて、自分の正面にルアーを投げられるロッドを選びます。

7月9日に開催されたH-1 GPXの試合当日でも、LTT 680MHとヒラクランクギルの組み合わせでキロフィッシュを2本キャッチし、
160名弱の参加者中 7位のウエイトを確保できました!

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デジ巻きが真骨頂のヒラクランクギルシリーズですが、ただ巻きも相当熱いテクニックです!
皆さんもLTT 680MHとヒラクランクギルで亀山ダムを攻略してみてくださいね!


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 680MH
ルアー:ヒラクランクギル Sビル110SS


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「ポチョンドッカン」

鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:茨城県 新利根川

ノリーズ プロスタッフの津輕です。

2017年のトーナメントシーズンも開幕し、私がエントリーしているH-1 GPXも新利根川で初戦を迎えました。
年々人気が増しているH-1 GPX、初戦の参加者はなんと129名! レンタルボートでの試合では国内最大規模となっています。

釣りの内容ですが、数日間のプラクティスでわかったことは、
スポーニングに向けてファーストブレイク周辺に待機している個体が比較的イージーにキャッチできるということです。

釣り方は、ワーミングクランクショット フルサイズなどを使ったハイスピードクランキン。

WORMING CRANK SHOT FULL SIZE

ブレイクより少し沖側にボートポジションを取り、ブレイクのショルダーを長く引けるようにバンクに対してかなり角度をつけてキャストするのがコツです。

1キャストで1~2回軽くボトムタッチをするくらいの水深をトレースできるよう、
ロッドをホールドする高さを変えたり、キャストの距離を調整したりすることも重要です。
ボトムを叩きすぎる感があれば、意図的にショートキャストをしてレンジをコントロールするわけです。

ハイスピードで引くことでバイト数が増えることがわかったものの、そのスピード故、ミスが多発しがちな釣りでもあります。
フルキャストすることはほとんどないので、飛距離の面からはあまり長いロッドは必要ありませんが、
今回はあえてやや長めのロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB680Lをチョイス。
長さから生まれるしなやかさで、ハイスピードクランキンのミスを圧倒的に減らしてくれます。

釣り方については先述した通りですが、エリアの選択も重要でした。
まずハードボトムのシャローフラットを有するブレイクであることが大前提です。
スポーンを意識した魚を釣るためには、ハードボトムは欠かせません。

そしてパターンを成立させるために必要なもうひとつの重要なファクターが「良い水」です。
ここで言う「良い水」について、水の透明度を問うているわけではありません。
エレキで移動する際に発生する泡が瞬時に消えるエリアの水を「良い水」、いつまでも泡が残る水を「悪い水」と判断し、エリアを選別します。

ハードベイトで釣るためには、基本的に濁りは好条件です。
濁っていて、かつ「良い水」であれば、最も釣りやすい条件であると考えます。

前日プラクティスでは、あまり釣りをせずにかなり上流から霞ヶ浦本湖方面の妙技水道まで移動し、水の状態をチェック。
かなり上流域まで行くと「良い水」がストックされていることがわかりました。

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約130名のプレッシャーを避けるためにも試合当日は朝イチから約1時間を移動に費やし、新利根川上流部へ。

プラン通りにショットフルサイズでハイスピードクランキンを開始。
釣り始めて20分程はバイトがなかったものの、温かい風が吹き始めるとバイトが出だし、1時間程でリミットメイク。

その後「良い水」のストレッチを戻り、4本目をキャッチしましたが、サイズが小さいため上流エリアを見切り、
水温が高く産卵を一度終えた、いわゆる半プリのメスがいるであろう中流~下流域へ移動。

シャローフラットをボルケーノグリッパーで流しましたが反応を得ることはできず。

VOLCANO II BITE SIZE

移動に時間をかけたこともあり、あっという間にウェイイン時刻に。
想定ウェイトを伝えると上位陣のみで行われるトレーラーウエイインをコールされます。

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結果は3本 1,780gで4位入賞!

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優勝の方はジャークベイトで圧巻の3,700g超えでしたが、2位~5位までは120g差のローウェイト戦となりました。

クランキンロッドでお悩みの方、ノリの良さとキャスティングのしやすさを兼ね備えた
「ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB680L」でキマリです!


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB680L
ライン:フロロ12lb.
ルアー:ワーミングクランクショット フルサイズ(274:USグリーンシャッド)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ボルケーノグリッパー 3/8oz.(759:アカガエル)


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鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:千葉県 片倉ダム(笹川湖)

ノリーズ プロスタッフの津輕辰彦です!
10月10日(月)に千葉県 片倉ダムで開催されたH-1グランプリ マスターズカップ(いわゆるクラシック大会)で、
2014年に続き、2年ぶり2度目の優勝をすることができました!

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片倉ダムは、房総半島では珍しくウィードが豊富に生えているリザーバーです。

最初のプラクティスは2週間前に入りましたが、トップからディープまでくまなく探っても全く反応がなく、
かろうじてクリスタルS 1/2oz.で800g程の魚を1本キャッチできたのみでした。
CRYSTAL S

「ベイトがいない」「魚が浮いてこない」というのがこの日の印象。
ただ、クリスタルSでキャッチした魚は着水とほぼ同時にバイトしてきたため、
ルアーとエリアが合っていればすぐにバイトを得られそうだとも思いました。


そして、最終プラクティスとなる試合1週間前。
前回と同じくトップからディープまで探りましたが反応なし。

途中、ギルの幼魚らしき稚魚の群れを岬周りの立木で発見し、ためしに投げてみたラッピングミノー14gで500g程の魚をキャッチ。
WRAPPING MINNOW

同じようなシチュエーションを探していくと、猛然とラッピングミノーをチェイスしてくるナイスサイズを数回確認。
バイトまではしないものの、もう少し煮詰めればひとつのパターンとして成立すると判断。

他の可能性を探るべく、浮き草のマットが形成されている上流エリアをチェックしにいくと、明らかに良い水が入っているエリアがありました。
エレキで進むことは可能ですが、ハードベイトを通すことは不可能そうな状況。

とはいえ、あまりに水が良いため見過ごすには惜しく、マットを突き破れそうなルアーを考え、
コンパクトかつ重量のあるウインドレンジ 5/8oz.のダブルコロラドを無理やりマットへねじ込んで引いてくると
すぐにキロフィッシュをキャッチ!
WIND RANGE

このパターンに手応えを感じ、当日のメインとすることに。


マスターズカップ当日は、朝から冷たい風が吹き荒れ、最初のプラクティス時から水温は4℃低下。
水温低下の影響がどう出るか不安もありましたが、マット下の魚にはさほど影響がないだろうと判断。

スタートと同時に一目散に目当ての上流へ向かい、運良く入りたいスポットに入ることができました。

そして釣りを始めて3分後、試合用にチューニングしたウインドレンジ 5/8oz.(702:ゴールドシャッド)で
プラ通りにキロフィッシュを掛けますが、連続ジャンプでバラしてしまいました。


「釣りはじめて早々に良い反応があったんだから今日はイケる!」という気持ちと
「リズムが噛み合ってない......」と
ポジティブ・ネガテイブ両方の思考が頭をよぎりましたが、無理やりポジティブに考え、
やり続けていると30分後にようやくキロフィッシュをキャッチ!

プラの時に釣った魚と最初にバラシた魚、どちらもジャンプを繰り返したため、
魚を掛けたらリールのハンドルをゴリ巻きし、そのまま抜き上げることを意識しました。

その後反応がなくなり、一度中流部へ下ると、ウィードパッチでフィーディング中のキロフィッシュを発見!
ラッピングミノー 10g(28:ライブワカサギ)をウィードパッチの横に通すと
1発でバイトしましたが、まさかのすっぽ抜け。


がっかりする間も無く別のウィードパッチを通すと約500gをキャッチ!

連続してバイトがあったことから、「今が今日の時合いだ!」と考え、再度上流へ移動。
そしてウインドレンジ 5/8oz.で流していくとバイトラッシュ!
キロフィッシュを追加し、入れ替えもできました!

いつもより競技時間が短いため、早めにスタート地点へ戻り帰着申請。
運営スタッフの方へ推定ウエイトを伝えると、ラストウエイインを告げられます。
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今回はミスもあり、パーフェクトゲームではなかったため、
他にも同じくらいのウエイトを持っている選手がいるのでは?と、ウエイイン待ちの間は不安で仕方ありませんでした......。

しかし、残すところ私1人になっても2kgを超えるウエイトの選手はおらず、優勝を確信!

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キロフィッシュが2本入ったことで、3本の合計ウエイトは2,700g!
2位の選手に900g近い差をつけて優勝することができました!

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私は2年前に高滝ダムで行われたマスターズカップでも優勝しているため、
H-1 GPX史上初のマスターズカップ2勝目となりました!


釣りのキモとなったのは、ウインドレンジのファインチューニングです。

マットカバーの中を釣るため、着水時にブレードへゴミが絡んでしまいます。
そこで、リアブレードを標準の35番からクリスタルS シャローロールに付いている40番へサイズアップし、
ブレードの回転トルクとジャークでゴミを外して釣っていきました。

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使ったロッドはロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャルの640ML。
ピンポイントキャストを決めるためのしなやかさと、マットカバー越しにフッキングを決めるパワーを持ち合わせた、
1/2oz.~のスピナーベイトに最高のロッドです!

皆さんも固定概念にとらわれず、レイクの状況に合わせてルアーをセレクトし、最高のハードベイトゲームを楽しんで下さい!

たくさんのお祝いメッセージ、ありがとうございました!

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<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB630L
ライン:フロロ10lb.
ルアー:ラッピングミノー 10g、14g

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ウインドレンジ 5/8oz.


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鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:神奈川県 津久井湖

ノリーズ プロスタッフの津輕辰彦です!
9月11日(日)、神奈川県の老舗リザーバー 津久井湖にて、
ハードベイト限定トーナメント「H-1 GPX」の2016年度 最終戦が開催されました。

プラクティスは2週間前に1日と、試合前日の4時間のみ。
立て続けに発生した台風の影響で、津久井湖は夏の渇水から一気に約10m増水し、水位はほぼ満水に。
7月に55cmのモンスターバスをキャッチした時とはまるで別の湖と化していました。

2週間前に訪れた後にも台風が直撃しており、実質的なプラクティスは前日の朝4時間のみといった状況でした。

限られた練習時間の中で私が意識したのは、「魚が水の変化を好んでいるか否か」です。
リザーバーでは水の変化があるエリアとないエリアが必ず存在します。また、風やダムの状況などによって1日のうちにも絶えず水の変化が生まれます。
ルアーに反応があった際は、そのエリアに水の変化があるか否かを必ず確認します。

前日はとにかく時間がないため、湖のどこに水の変化があるか、またそこで魚の反応があるかを確認すべく、
かなりのスピードでエレキを流しながら本湖~上流の川筋をチェックしました。
レンジもトップウォーターから水深 10m以深のディープレンジまでチェック。
結果、水の変化があるエリアの水深 1~2mレンジで魚の反応を確認することができ、試合当日へ。

当日 朝の時点では、終日 雨が降ったり止んだりするローライトの天気予報だったため、
2週間前も前日も魚の反応を確認できた クリスタルS 1/2oz.でシャローから2mくらいまでのレンジをメインにすることに。
CRYSTAL S

しかし、開始して約2時間後に300gほどのサイズを1本キャッチできたのみで、その後は天候が徐々に回復。
しまいには予報を大きく外れてピーカンになってしまいました。
晴天下ではさすがに厳しいと感じ、クリスタルS 1/2oz.からディーパーレンジ 1/4oz.にローテーション。
DEEPER RANGE

今回 キーになると予想した水の変化があるエリアで粘っていると、ルアーのパワーを弱くしたにも関わらずミスバイト。
これをヒントに、さらに弱いルアーにローテーションする必要があると考え、
プラクティスでは一切キャストしていなかったラッピングミノー 10gにローテーション。
WRAPPING MINNOW

すると、ものの数投で今回の津久井湖ではキッカーサイズと呼べる900gをキャッチ!

この時点で帰着までの時間を差し引くと、釣りができるのは実質 残り1時間程のため、
同じようなシチュエーションのみをラッピングミノーでランガン。

すると、ボート際ぎりぎりまでバスがチェイス! 一瞬の判断でリーリングを止めるとそのままバイト!
即座に抜き上げて400gくらいの魚をキャッチし、リミットメイクに成功することができました!

その後はキッカーフィッシュを求め、ディープレンジをインザベイトバス 18gでドラッギングしたり、
岩盤の張り出しをショットオーバー7で探ったりしましたが、魚からの反応はないまま帰着時間に。
IN THE BAIT / BASS  SHOT OVER 7

気になるウエイトは、3本で1,590g。
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ウエイインが進むにつれて、予想外のローウエイト戦であることがわかり、
結果的には参加者 111名の中、3位入賞することができました!

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表彰式終了後に、ラッピングミノーの引き方についてたくさん質問をお受けしましたが、
私はラッピングミノーをスピナーベイトだと思って引いています。
ルアーとしての強さに関しても、スピナーベイトよりさらに弱いルアーだと考えてローテーションをしています。

スピナーベイトの横の動きに反応はあるけどミスバイトが多発するような状況では、ラッピングミノーが大活躍します!
皆さんもルアーローテーションの選択肢のひとつとして、ぜひラッピングミノーをお試しください!!


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB630L
ライン:フロロ10lb.
ルアー:ラッピングミノー 10g(297: ライブパープルワカサギ)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ10lb.
ルアー:クリスタルS 1/2oz.(764: シルバーシラウオ)


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「ポチョンドッカン」

鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:神奈川県 津久井湖

ノリーズ プロスタッフの津輕です。
関東は長い梅雨のなかにあった7月下旬、雑誌「アングリングバス」の取材で津久井湖を訪れました。
この日は朝から冷たい雨が降っており、眩い夏の気配とは程遠い雰囲気。

先にセオリーパターンに触れておくと、夏の津久井湖のキーファクターとなるのは兎にも角にもカレントです。
大量の雨が降り、ダムの放水が行われた時はチャンスです。
フィーディングスポットとなるシャローフラットや反転流が発生するエリアで良い釣りができるはずです。

ところが、このところの津久井湖は近年稀に見る大減水中で、雨が降ってもダムの放水は行われることはありませんでした。

ところで、降雨の際はその雨がプラスのファクターなのか、それともマイナスのファクターなのかを確かめる必要があります。
低気圧そのものは基本的にプラスと考えて良いと思いますが、雨については気温やレイクの状態が大きく関係します。

前述したように、取材当日は肌寒い雨。
関東は長く続いている梅雨が明けておらず、冷たい雨は表水温を下げていました。
これがプラスなのか、マイナスなのかを調べることからスタート。

スタート地点の津久井観光前のシャローフラットでは無数のベイトボールを水面に確認できたため、
まずはアッパーカッター128と、レイダウンミノー ウエイクプロッププラスで手早くチェック。

UPPER CUTTER LAYDOWN MINNOW WAKE 110 PROP

ローライトとあって激しいバイトを期待しましたが、ノーバイト。
それどころかボイルもなく、スタートして早々「雨が魚のレンジを下げているのかもしれない」と感じました。

そのままの流れで、ブレイクとスタンプが絡む1級スポットをクリスタルS 1/2oz.でチェックしていきますが、反応なし。

CRYSTAL S

同じくクリスタルSにて、岩盤の岬が絡むエリアでファーストバイトを得ますがミニサイズ。

今度はエリアを変えて小規模ワンドの入り口をチェックしてみると、3~5mのミドルレンジにベイトの群れを発見。
時折フィーディングをしている様子を確認できたので、メタルワサビー 12gでバーチカルに探って行くと
すぐに反応がありましたが、やはりミニサイズ。

ベイトに依存した魚もサイズが期待できないことから、
本湖と比べたら流域の幅が狭く、多少なりともカレントの効きやすい道志川を上って行くことに。

津久井湖には数える程しかないレイダウンなどのカバーと岬の先端だけを、クリスタルS 1/2oz.や
ショット オメガビッグ62、ヒラクランクギル Sビル140Fなどでチェック。

SHOT OMEGA BIG 62 HIRA CRANK GILL S BILL 140F

早いテンポで上流のダムまで上っていきますが、トップウォーターやサブサーフェイスレンジではほとんど反応なし。
冷たい雨で表水温が下がったことと、岩盤から流れ込んだ雨水により表面だけがクリアアップしたことが原因だと推測しました。

上流のインレットも勢いこそありましたが、ほとんどカレントを感じることができず、
唯一可能性を感じた地形変化のある岩盤エリアだけをチェックして折り返すことに。

同船していたライターさんに、
「ここが一等地。ここでビッグフィッシュが釣れなければ、本湖のベイト付きの魚を掘り下げます。」と伝えた直後、
かすかにブレードのフラッシングを確認できる1.5mレンジまで落として引いていたクリスタルS 1/2oz.にビッグバイト!

アワセた後に伝わってくる重さからもわかるほど、トルクフルなファイトの後に確認できた魚体は
津久井湖のMAXサイズ!

取材中ということもあり「落ち着け!落ち着け!」と自分に言い聞かせながら、岩盤から魚を引き離して
即座にアゴを掴もうとしますが、なんとビッグフィッシュはアゴを力強く閉じていて手が入らない!
それならばと背中からエラを掴んでランディングしようとしても体高があり過ぎて掴めず、
力強くファイトするビッグフィッシュを抱え込むようにランディングすることもできず。

「どうすれば良いんだ!?」と叫びつつも、一瞬口が開いたタイミングでランディングに成功!
手も足も震える津久井湖のMAXサイズ 55cmをキャッチすることができました!

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表層の水を嫌っていることと、わずかであっても魚がカレントを欲していることを念頭に置き、
地形変化のある岩盤エリアで一段下のレンジをスローロールしたことで、ビッグフィッシュのバイトを得ることができました。

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的確な状況判断と強さのあるハードベイトがリンクした時、きっと驚くようなビッグフィッシュと出会うことができますよ!

※今回の釣行のさらに詳しい内容や、クリスタルSのローテーションについては、現在発売中の雑誌「アングリングバス vol.13」をご覧ください!


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ14lb.
ルアー:クリスタルS 1/2oz.(764: シルバーシラウオ)



<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 650M
ライン:フロロ12lb.
ルアー:メタルワサビー 12g(BR-184: メタルアユ)

BR-184 メタルアユ


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「ポチョンドッカン」

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 西湖

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みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
山梨県周辺では、梅雨前線の影響でダラダラとした梅雨空が続いています。
またまた雨天でしたので、再び、好調の西湖釣行へ行ってきました。

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前回は、ダイラッカ 38gでのアフタービッグバスフィーバーをレポートしました。
そして今回も、人間にとって不快な雨天ですが、バスは高活性になって浮いているかな?と思い、
「ダイラッカでビッグバスを獲れるだろう」と、ウキウキ・ニヤニヤしながら、西湖をぐるっとまわる旅です。

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上の写真が、今回、西湖用にセレクトしたカラーです。
上からDR03:ワカサギ、DR04:パープルワカサギ、DR16:バスターホワイト、DR05:ゴールドラッシュ。
雨時々晴れの天気予報なので、光量に合わせて直感でチョイスします。

雨天時で雲が厚く、光量が少ない時は、アピールができるホワイト系のDR16:バスターホワイト。
ごく普通のクリアウォーターで曇り空でしたら、オールマイティなワカサギ系カラー。
水が濁った状況であれば、ゴールド系で背中がやや黒っぽくて"控えめにアピールできる金"のDR05:ゴールドラッシュ。

こういった感じで、スプーンの色を状況に合わせて結び直します。


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朝イチは、雨天。厚い雲が覆っています。
DR16:バスターホワイトの"白系のアピール力"で流していきますが、いつも通りの展開ではバイトが出ません。
丁寧に丁寧に魚探でベイトの動向を見つつ、ストレッチ・岬まわりを攻めますが、ダメです。

湖を半周したところで、雨天のせいか他に釣り人がまったくいないことに気付きます。
湖はノンプレッシャー。ということは、完全に自然相手の勝負という事で、自分の技量を試されるところです。
つまり、誰かが釣ってバスがプレッシャーを受けてバイトが無い。とかいう話ではない。

「ひょっとしてパターンが変化したのか!?」と思い、ゲーム展開をおもいきった変更することが余儀なくされる。
いつものダイラッカゲームは「ディープウォーター中心の水深6m~20m」がターゲットレンジですが、
これをガラッと変えて、いきなりシャロー寄りのゲーム展開にします。

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優れたフィッシュハンターであるシラサギ先輩も、浜辺でベイトの様子をうかがっているので、
シャローの浜辺+大岩など狙いへパターンをシフト。
つまり、いつもやっているディープウォーターからシャローゲームへレンジシフトします。

するとついに、水深3mぐらいのストレッチで、ダイラッカ38g(DR04: パープルワカサギ)にフォールバイト!!



ナイスフッキングが決まりましたが、シャローゲームなので、跳ねないか心配でひやひや。
そこをしっかりといなして、ボート際までバスを寄せてきて、アフターのフルコンディションを無事キャッチ。

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前回に引き続き、西湖のビッグバス・ダイラッカフィッシュです!!
ここまでが本当に長かったので、1本のナイスバスに辿り着いた瞬間は超嬉しいですね!!

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今回は、DR04:パープルワカサギでのバイトでした!
過去のデータでも、西湖のヒットカラーとしては、DR03:ワカサギとDR04:パープルワカサギの2色の実績が高いですね。


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その後は雨もあがってしまい、快晴でベタ凪となってしまう。
バスはシャローに多く泳いでいるものの、セレクティブになってしまったようで、この日は1本で終了でした。

ダイラッカ38gが、河口湖・西湖などのクリアレイクのビッグバスキラーであることは間違いありません。
ただ、ハマる時はハマりますが、ルアーの強さゆえ、いつでも簡単に釣れるわけではありません。
適材適所で入れるのがいいでしょう。

ダイラッカは、バイト数は少ないですが、大き目の魚を選んで釣れるのも特長です。
今回はグッドサイズを1本のみでしたが、また新しいシャロービッグバスゲームを開拓できたような気がします。

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★ シャロースプーニング:巻きスプーン&撃ちスプーン ★

今回は、シャローのビッグスプーンゲームを紹介します。
シャローゲームにおけるビッグスプーンの有効性は、以前にもありましたね。

進化を遂げた必殺技!ダイラッカ38g奥義・巻きスプーンでビッグバス捕獲

これは、アフター時期のウィード絡みでビッグバスを狙うビッグスプーンゲームです。
今回は、ウィードがほぼ生えていない状況でしたので、必然的に狙うものは
大きい岩、倒木、マンメイドストラクチャーなどになります。
大型のバスが1匹隠れられるかどうかレベルの障害物(ストラクチャー)フィッシングなのです。

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日本全国のレイクで代表的なストラクチャーといえば、橋脚や桟橋などなどですね。
ウィードが伸びていない状況では「浮きモノ」「岬」「橋桁」などの縦スト狙いがオススメ。
※レジャー観光施設・営業船が多いレイクでは、橋桁(観光 船の航路等)、桟橋(営業桟橋)などを狙うときは、マナーとルール順守でお願いします。

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ただし、西湖はマンメイドストラクチャーがほぼ無い天然湖なので、大岩や岩盤がキーとなります。
主に"フットボールジグやガード付きジグを撃っていく感覚"でダイラッカをひたすら目標物に目がけて撃っていきます。
この時、15mぐらいのショートキャストでも、ピッチングの距離でも構いません。

また、少しバックスライドもしますので、浮きモノなどの場合は、ちょっと手前に落としてスライドで入れるのもいいでしょう。
カウントダウンの秒数は魚探の水深を見て決めます。そして「リフト&フォール」のアクションで誘います。
今回のように水深12m前後の攻略法が効かない場合、おもいきってレンジを浅くするのもアリです。

また、普段ならカバージグを撃つようなスポットでも、あえてテイストを変えて
"フラッシングをともなうビッグスプーン"を撃ちこむことでバイトが出る場合もあります。

湖との相性にもよりますが、"ダイラッカが万能に効くレイク"が、河口湖・西湖・芦ノ湖のほかにもいろいろあると思います。
みなさんも、ビッグバス=ビッグルアー。この方程式でビッグバスを狙ってみましょう。

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<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 690PH
リール:ギア比 8.5 ハイギアリール
ライン:フロロ 20lb.


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 西湖

みなさんこんにちは。
河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

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梅雨入りして雨天・曇天が多い今日この頃ですね。
そんな天気なので、夏とはいえひんやり涼しい日もある山上湖の6月です。

そんななか、久しぶりに西湖で釣行してきました。
西湖でのボートフィッシングは、2013年に「ダイラッカ」のテスト釣行に行って以来だったかと思います。

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http://www.marukyu.com/weblog/nories-staff/2013/08/post-394.html
http://www.marukyu.com/weblog/nories-staff/2013/09/post-396.html

2013年のダイラッカ・西湖テストを振り返ってみると......、
当時は、ビッグスプーンの釣り自体が珍しく、西湖でもファーストインパクトで効果絶大!!
真夏の、1日に1~2本釣るのがやっとという厳しい状況下でも、ダイラッカでは5バイトぐらいありました。
それは【サマービッグスプーンゲーム】が確立した瞬間でもあります。

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今回は、ダイラッカはもちろんですが、その他にもいくつかタックルを用意して、パワーフィッシングで攻めてみました。

結果から言うと、ダイラッカで5バイト4フィッシュ。
50cmオーバーを2本含む、アフタースポーニングのビッグバス4本キャッチという大爆発でした!!


朝イチは、小雨・曇りのローライトコンディション。久々の釣行なので、先入観無しで釣りを始めます。
シャローはラバージグ&ポーク。
岬まわりや沖目、ディープウォーターはダイラッカで攻めていきます。

開始して30分ごろ、沖目でいきなりのビッグバイト!!
ダイラッカ 38gのフォール中の「ガツン!」というアタリにフルフッキング。
なるべく水面に跳ねさせないようにと思いつつも、アフター特有の走るファイトで跳ねさせてしまったけど、なんとかキャッチ。

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久々の西湖バスは、1本目からアフターのグッドコンディションです!!

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ファイト途中に跳ねられましたが、このフックアップなら絶対にバレないですね。

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ダイラッカ 38g(DR03: ワカサギ)でブリブリのバスをキャッチです!!



1本釣れたので、ここで少し思考回路をめぐらしてみます。
前評判では、釣果情報のほとんどが表層系ミノーでの釣果。おそらく、岸沿いにベイトを追い込むようなバスが表層系ミノーのターゲットでしょう。
しかし実際は、アフターでも"岬の中層に浮いて、ベイトに付いて回遊している個体"もいるのだと思います。

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実際、魚探の映像を見ると、いろいろな魚種(ワカサギ・ヒメマス・バス・コイなど?)らしき映像が映っています。
そして、岬の延長線上の......さらに沖の深海フラット「水深12~15m」での映像が多い事に気付きました。
ダイラッカのフォーリング中のバイトだったので、カウントダウンから推測すると6~8mぐらいのサスペンドフィッシュでしょう。

これは、パターンかな?と思いつつも、1匹だけでは"答え"ではないので、色々な角度から西湖のパターンを煮詰めていきます。

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今回は、ときおり東風が吹いて波立っていて、ウィンディサイドをまわるコースにも当たります。
ウィンディサイド=チャンスととらえ、低気圧=ベイト・バスが浮くという、プラス思考にもなります。
そしてその後、西湖をぐるっと1周流していくと、再びダイラッカにビッグバイト!!
深海ディープウォーターからのビッグサイズなので慎重に寄せてランディング成功。

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これもデカイ!! 西湖のダイラッカビッグフィッシュ2本目が炸裂!!
またまた、ディープウォーターのアフターブリブリコンディションが釣れました。

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文句なし、綺麗な魚体のアフター回復系のフルコンディション。
でっかいバスを狙って獲れるのが、ビッグスプーン=ダイラッカ 38gの強みです!

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このバスも、がっちりとティンセルフックにフックアップしていましたね!


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さてさて、風も当たっている浜辺。おそらく、ベイトフィッシュもブレイク周辺に寄っている。
そして、このビッグスプーン展開で2本釣れたことから「今日は、ダイラッカ Dayだ!!」と確信。
ビッグスプーンパターンこそが今日のストロングパターンだと思い、再び流していくと、さらにもうワンバイト!!

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これまたデカくて、45cmアップのナイスコンディション。
ダイラッカ 38g、間違いなくキテます。

ここまで、ダイラッカのフラッタリングフォールで、すでに3バイト3フィッシュ。
オール45cmアップで1,500g以上のビッグサイズばかりで、かなりいい展開となって対岸へ移動。


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ちなみに、西湖はとっても深い湖で、湖の途中では水深70m以深のレンジもあります!(汗)
この豊かな自然と深い水域が、マス類やワカサギ、バス達のを元気に育んでいるのでしょう。

河口湖ではバスの生息する最深部は15mまでですが、西湖のバスは生活圏が広く、
水深20mぐらいまでは生息できているような気もします。


そして、対岸の次のスポットにて......今度は「確実に獲れる」!!
そんな"水中フィーディング画像"が魚探に映し出され、次のキャストでビッグバイト。

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※赤マルは、バスっぽい魚影。青マルは、ワカサギっぽい魚影。

かなりトルクフルなファイトだったが、フルフッキングのタイミングは完璧!!

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それでも、水面ジャンプ1発でなぜか?まさかのバラシ。
そして、7~8匹ぐらいのビッグバスのスクールが競い合って、水面までダイラッカを追って行く始末。
一番のビッグバスはバレてしまいましたが、
「深場からの複数本のビッグバスのチェイス」によってパターンがさらに確信となりました。


そして、再び100mぐらい流すと、ダイラッカのフラッタリングフォールに「ゴンッ」っとビッグバイト!
今度もフルフッキングで完璧に決まったのですが、さっきのバラシが心配なので、必要以上に跳ねないように......
やはり跳ねられちゃいましたが、一気に寄せてきて抱きかかえるようにランディング!
これまたデカい! ダイラッカフィッシュを捕獲!!

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またまたアフター回復系の夏っぽい、フルコンディション ビッグバスの登場です!!
フラッタリングフォールからのバイトを一撃でフックアップ! これが決まるとジャンプされてもほとんどバレません。
本当に先ほどのビッグサイズが超悔しかったので、この1本で嬉しさも爆発です!!!

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先ほどのリベンジとなる、西湖のビッグバス4本目が炸裂!!!
本当に釣れ過ぎと言えるぐらい......、そしてどのバスもブリブリの最高のコンディションというダイラッカフィッシュです。

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この日は、本当にビッグスプーンへのバイトの"出"が良く、「ゴンっ」っときたら気持ちよくフックアップします。
ここまでで、5バイト4フィッシュのオールビッグバスの西湖のダイラッカフィッシュ。
これが7時出船~午前中11時までの釣果となり、本当にアフターのXデー=当たり日だったのでしょう。

また、前評判の表層系を覆す結果となりましたが、
それとも全く触れられていないパターンなのか? ディープの中層を完全攻略できたのかもしれません。

ディープウォーターのサスペンドフィッシュ攻略にダイラッカは欠かせません。
みなさんも、ぜひ!"この時期から!"お試しくださいね。


★ ダイラッカのフラッタリングフォールバイトについて ★

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今回のようなダイラッカフィッシュを釣り上げるコツを少し紹介しましょう。
特に「水深20m以上を擁する急深のどん底の湖」での攻略方法のキモです。

サマービッグスプーンという釣り方は基本的には「ディープウォーターのサスペンドフィッシュの狙い撃ち」です。
だいたい水深6m以深で有効なのですが、西湖のような急深でバスのレンジも20mや30mの中層にサスペンドする場合もあります。

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黒マルは、サスペンドフィッシュです。

典型的な、一般的に日本の湖によくある射程圏(水深10mの6mレンジ)とかではなく、
西湖では「水深20mの8mや、30mの15mレンジ」などターゲットレンジを深くするのもありです。
ただ、やみくもに水深30mまでが射程圏内というわけでは無く、ベイトフィッシュがいるかどうかが最大のキーポイントです。

西湖の場合、水深12mでも水深15mでも、ベイトがいればバスがサスペンドしていて釣れるケースがあります。
一概にすべてには言えませんが、真夏ですと、岬の沖30mの15mレンジにサスペンドしている場合もあります。
魚探の映像をなんとなく見ていると、ベイトの浮いている層が分かりますね。

そして、今回釣れたすべてのバスが、ダイラッカのフォーリング中にバイト。フォールバイトでした。
カウントダウンは、おおよそ【1秒に60cmの潜行スピード】なので、10~15カウントの途中でバイト。
バイトはしっかりと手元に伝わってきますので、「ガツン!」とか、「コンッ!?」とか「バフッ??」っと異変を感じたらフルフッキングです。


★ ディープの巻きスプーンについて ★

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ダイラッカのもうひとつのコツとして、巻きスプーン=スイミングスプーン(ピックアップ中)のバイトもあります。
ダイラッカの特長はフラッタリングフォール・しゃくり・S字系ウォブリング。
しゃくりについては、HPの商品説明(2~3回しゃくってフォール)にありますので、今回は割愛させていただきます。

ディープの巻きスプーン(スイミング=S字系ウォブリング)について説明します。

ディープウォーターから巻き上げてくる時、S字系ウォブリングの"巻き"で釣れるケースも多々あります。
これは、水深が深くなればなるほど、水中を斜めに引いてくることで、より遠くからバスを誘い出すことができるので、やや遠投するのがコツ。

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イメージはこんな感じで、ラインを【ディープから表層まで斜めにややハイスピードで巻く】のがコツです。

深場にいるベイトフィッシュがパニックになって水面まで追い詰められるような動きを演出します。
なおかつ、ターゲットとなるバスがいる層を、できるだけ長い時間、横に通したいという意味もあります。

ダイラッカは、ビッグフィッシュキラーであり、釣れれば確実にビッグサイズというスーパールアーだと思います。
まだまだ色々な使い方があると思いますが、ひとつの参考として、
フォーリング・スイミングスプーンを意識して使っていただくと、より釣果が伸びると思います。


★ ダイラッカスティック・タックルセッティングについて ★

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<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 6100H、
ロードランナー ヴォイス LTT 690PH
ライン:フロロ 20~25lb.

ロッドチョイスは、斜めにダイラッカをスイミングさせたい場合、6' 9" 以上の長さを推奨します。
魚探を見て真下を狙う、バーチカルジギングのような釣り方だと、6' 6" ぐらいの長さでも十分です。

個人的には、ピックアップスイミングも速い展開が望ましいので、
セッティングするリールは、ギア比 7.0 以上のハイギアリールがいいですね。

それではみなさん!! サマービッグスプーンははじまったばかり、ぜひお試しください!!!


ブログ「タカヒロの河口湖ガイドで生きる道!!」

鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:神奈川県 相模湖

ノリーズプロスタッフ津輕です。
2月とは思えない程に暖かくなった日の翌日、関東の平野部ではなんと雪が降り、この一気に冷え込んだタイミングで相模湖に行ってきました。

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この日は、H-1グランプリ開幕戦のプリプラクティスも兼ねて、最上流部までをざっくりとエリアを見ていくプランです。
当初はディープの釣りをメインに考えていましたが、いざ相模湖に到着してみると水温は10度を超え、水はささ濁り。
水中はもう春に違いないと、急遽シャローをメインにすることに。

程なくして水温が高いエリアを見つけ、岩盤の岬をクリスタルS 1/2oz.で流していくと......、リーリングが止まるバイト!

CRYSTAL S

ドラグが出る程トルクフルな引きのビッグフィッシュでした!

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この時期の魚はハードベイトに反応こそするものの、ルアーを引くレンジにはシビアな傾向があります。
なので、エリアを流しつつ、1投毎に違うレンジを探って行き、その日に合ったレンジを見つけることが重要です。

この日、バイトがあったのは水深1mほどのレンジでした。
ここぞ!という岩盤での1投目は水面直下。2投目は1m......と水深を刻んでいく2投目でキャッチしました。

釣行後に「クランクベイトなど、他のルアーではダメですか?」という質問をいただきましたが、
前述のようにレンジを刻んでいくためには、1投ごとにクランクベイトを細かくローテーションしていく必要があり、タックルもたくさん必要になります。
足場の狭いレンタルボートでは持ち込めるタックル数も限られますし、数投毎にロッドを持ち替えるのは非常に手間です。キャストも決まらなくなります。

そこで私は幅広いレンジをカバーできるよう、クリスタルS 1/2oz.にフロロの10lb.と、やや細めのラインを合わせて使いました。
普段は14lb.を基準にしていますが、10lb.にすることで表層から2~3mくらいを引きやすくなります。

また、一段下のレンジを引くためにディーパーレンジを使うという手もありますが、
濁った水の中で適度な水押しを得られるように、オリジナルのクリスタルSを使いました。

もう少し季節が進んでくれば、スーパースローロールを使って力強い水押しが有効な時もありますが、季節は早春というよりはまだ冬の出口。
オリジナルのクリスタルSが調度いい強さです。

ビッグフィッシュをキャッチした後は、最上流部を目指しながらエリアのチェック。
そして2尾連続でキャッチ!

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この日、魚をキャッチしたのは全てクリスタルS 1/2oz.の749:ライブワカサギ。

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昨年、津久井湖でもビッグフィッシュをキャッチしたカラーで、濁りが入ったリザーバーでとにかく強い、私のフェイバリットカラーです!



皆さんもクリスタルSを持ってリザーバーに出掛けてみて下さい。
信じて巻き続ければ、きっとナイスフィッシュに出会えます!


<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:フロロ10lb.
ルアー:クリスタルS 1/2oz.(749: ライブワカサギ)


■ブログ
ポチョンドッカン

和田 壮義
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖

みなさん、こんにちは。
ノリーズ プロスタッフの和田です。

ここ最近の冷え込みもあって、12月になってやっと冬らしくなってきましたね。

私のホームレイクである奈良県の津風呂湖にて、
インレットミノーのジグヘッドミドストが絶好調だったのは、先日のレポートで紹介しましたよね。
その2週間後の釣行で、11月後半としてはかなり良い釣りができたので報告します。

この日の天候は、午前中は曇り空で、午後からは雨に変わりました。
水温も、前回の釣行から 2℃ほど低下しています。
この冷え込んだ後の湖は、どのように変化したのでしょうか?

朝一は、表層でワカサギの群れが目視できるエリアを探します。
その下にバスがついているのであれば高確率でバイトまで持ち込めるからです。

まもなく本格的な冬を向かえるこの時期に選択したのは、
インレットミノーのノーシンカーで水面ピクピク!
ベイトのレンジが浅ければ、大物が出る可能性は高いです。

キャストをして、いつも通り一定のリズムでシェイキング! 水面のルアーを動かします。

すると......やっぱり出ました!

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45cm・1,600g


3.5" インレットミノー(IL04: パープルワカサギ)

ロッドは、ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt。
ラインは、PE 0.2号に フロロ4lb.のリーダー。
(このタックルセッティングは、ラッテリー ナタテールの I字引きにも使えます)

その後、これからという時間帯に、ポツリ、ポツリと小雨が降りだしました。
雨音が水面を叩く状態だと、水面ピクピクでは魚にルアーを気づかせることができません。

その間は釣りを変えて、テストモデルのルアーの動きなんかをチェック......

そうこうしているうちに雨足も弱くなり、完全に雨が止んだ瞬間が訪れました。
「雨天がマイナス条件になる」と言いましたが、この「雨の間の晴れ」は絶好のチャンスです!

理由は、やや深いレンジにいたワカサギが再び水面近くまで浮上し、それにつられてバスも動くからです。

このタイミングで、インレットミノーのピクピクを投入!
雨が止んでからのほんの数分間だけがプライムタイム‼

すると、2kgは超えているであろう4~5匹のバスの群れが、水面のインレットミノーに忍び寄ります。

しばらく喰わせのシェイキングを続けますが、群れの中の1匹が見切り、また1匹が見切り、
再び戻って来てはルアーと「にらめっこ」状態が続きます。

何が悪い? カラーか? 浮き姿勢か?
やがて、バス達の姿はなくなりました。

そんな中、少しヒントになったのが、ルアーを完全に止めている時にバスが最もルアーに接近したことでした。

自分の中での「ピクピク」はシェイクを止めずにアクションを連続して行うことで、
見切っていた魚もやがて焦らしに耐えきれなくなり、バイトしてくる経験が多くありました。
しかし、この日に限っては「長く止めておく」ルアーに反応が良いと感じました。

そこで、今度は違うアプローチを試してみます。

かなり沖目にボートポジションをとってロングキャストしているので、魚がルアーに近づいても姿は見えません。
ショアラインから沖へ、アクションをつけては止め、またアクションを入れてはロングステイ!

15秒から約1分間、ルアーを完全に放置して止めてみます。

すると、岸から4~5mぐらい離れた場所の水面が激しく割れました!
まるでトップウォータープラグを引ったくるようなバイト! かなりエキサイティングです!
あきらかに深いレンジから突き上げて来ています。

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54.5cm・2,900g


ルアーは同じく、3.5" インレットミノー(IL04: パープルワカサギ)

この様子から、魚のポジションは深いレンジから一旦浮上していて、
水深3~4mくらいの中層にサスペンドしているのではないか?
そうでないと水面の小さなルアーを発見できないのではないか?と思いました。

雨が止んで、鏡のような水面に浮かぶインレットミノー。
まるで無防備な弱りきったベイトの姿がバスの絶好の獲物となったのでしょう。
この「静と動」のアクションが、最も活きた瞬間でした。

確信がないとやり切れない釣り。でも、このルアーなら喰わせられるという自信もありました。
焦れったいやり方ですが、魚をその気にさせて引っ張り出してくるのですから、
「来い!来い!フィッシング」ほんとに楽しいですよ♪

その後、再び雨が降りはじめ、ピクピクでの釣りが成立しなくなったので、
ジグヘッドミドストに切り替えます。

最後に1匹を釣り上げて、ストップフィッシングとなりました。

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46cm・1,700g


2.8" インレットミノー(IL03: リアルワカサギ)+ 1.8gジグヘッド
水深3~4mラインを、カーブフォールのミドストでアプローチしました。


時を同じくして、他のボートでもこのメソッドが試されていました。
(前回のレポートで登場した友人)と情報を共有していたからです。

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52cm・2,800g


3.5" インレットミノー(IL01: プロブルーシャイナー)
同じくノーシンカーのピクピクで。

続いて
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48cm・1,950g

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3.5" インレットミノー(IL01: プロブルーシャイナー)

その他、42cm・1,300gもピクピクで仕留めたようです。
季節外れな感じ? 表層のこんなに面白い釣りを体験したのですから......
もうやめられないでしょうね~(笑)

水面ピクピクでも、中層ミドストでも、
そのリアルフォルムと絶妙なアクションがニュートラルな魚にも思わず口を使わせるインレットミノー!

みなさんも試してみてくださいね。


<タックルデータ 1> ノーシンカー水面ピクピク用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt
ライン:PE 0.2~0.4号 リーダー:フロロ 4~5lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー

<タックルデータ 2> 0.9~1.8gのジグヘッドリグ ミドスト用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST610LLS
ライン:フロロ 3~4lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー

和田 壮義
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖

みなさん、こんにちは。
ノリーズ プロスタッフの和田です。

前回の釣行では、インレットミノーのジグヘッドリグでビッグバスが好反応!
中層を攻略して感触を掴みました。
その翌週も津風呂湖にチャレンジです!

季節が進むにつれてメインベイトのワカサギもレンジを変え、エリアも移動してしまう可能性がある。
状況を見るためにも、まずは前の週に魚影が濃かったエリアへ......
どうも反応を得られない。
魚探の映像を見ても魚のレンジは深くなっているようだ。

ジグヘッドを、標準としていた1.3gから1.8gに変更して再チャレンジ。

すると、直ぐに答えが返って来ました!

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44cm、1,600g


2.8" インレットミノー(IL03: リアルワカサギ)+ 1.8gジグヘッド(フックサイズ: #2)

少し深いレンジで中層スイミングさせました。

その後、エリアを移動して

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48cmで......、なんと2,700gのブリブリ君を仕留めました!


ルアーは、3.5" インレットミノー(IL04: パープルワカサギ)

この日は、中層の5mラインまで我慢してルアーを送り込んでやらないと、バイトはありませんでした。

つづいて、翌日も浮かびました! ゲストと同船しての釣行です。
天候は雨。低気圧であっても、やはり状況としては良くない。
雨が水面を叩いているような状況では、ワカサギの「もじり」も期待できない。

エリア移動も繰り返して......
やがて雨が止む瞬間があり、その数分間がチャンスでした!

ワカサギは表層近くに浮上し、さらにバスが押し上げている感じなのです。

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ゲストが46cm、1,500gを。

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ルアーは、2.8" インレットミノー(IL03: リアルワカサギ)+ 1.3gジグヘッド

つづいて私が

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50cm、1,800g

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口の中にガッポリ!


ルアーは、2.8" インレットミノー(IL06: ステインチョイス)+ 1.8gジグヘッド(フックサイズ: #2)

さらに、またまたゲストにも

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49cm、2,100g

ルアーは同じく、2.8" インレットミノー(IL03: リアルワカサギ)+ 1.3gジグヘッド。

中層 2~4mを狙い撃ち! 連発です!!!
やはり! ゆっくりなリーリングと細かなシェイキングで
「水中をゆっくり漂わせるようなアクション」に反応したようです。

今年は、ワカサギのレンジもまだまだ深くないので、
ジグヘッドのスイミングで、狙い通りにコンスタントにグッドサイズが獲れています。

今は1.8gまでのウエイトで結果は出ていますが、これから急な冷え込みなどあれば、
さらに重いジグヘッドに変えて、もっと深いレンジで使います。

深くなればなるほど、ジグヘッドではレンジキープも難しくなるので、
それ以上に深いレンジを上手く攻めるなら、ダウンショットリグの出番ですね!

もちろん! ルアーはそのまま、インレットミノーを使いますよ(笑)。
早くも、次の釣行が楽しみです♪


<タックルデータ 1> 0.9~1.3gのジグヘッドリグ用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFt
ライン:フロロ 3lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー

<タックルデータ 2> 0.9~2.2gのジグヘッドリグ用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST610LLS
ライン:フロロ 3~3.5lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー