季節はずれ? インレットミノーの水面ピクピクででかバス連発!

和田 壮義
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖

みなさん、こんにちは。
ノリーズ プロスタッフの和田です。

ここ最近の冷え込みもあって、12月になってやっと冬らしくなってきましたね。

私のホームレイクである奈良県の津風呂湖にて、
インレットミノーのジグヘッドミドストが絶好調だったのは、先日のレポートで紹介しましたよね。
その2週間後の釣行で、11月後半としてはかなり良い釣りができたので報告します。

この日の天候は、午前中は曇り空で、午後からは雨に変わりました。
水温も、前回の釣行から 2℃ほど低下しています。
この冷え込んだ後の湖は、どのように変化したのでしょうか?

朝一は、表層でワカサギの群れが目視できるエリアを探します。
その下にバスがついているのであれば高確率でバイトまで持ち込めるからです。

まもなく本格的な冬を向かえるこの時期に選択したのは、
インレットミノーのノーシンカーで水面ピクピク!
ベイトのレンジが浅ければ、大物が出る可能性は高いです。

キャストをして、いつも通り一定のリズムでシェイキング! 水面のルアーを動かします。

すると......やっぱり出ました!

bass1_1203.jpg
45cm・1,600g


3.5" インレットミノー(IL04: パープルワカサギ)

ロッドは、ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt。
ラインは、PE 0.2号に フロロ4lb.のリーダー。
(このタックルセッティングは、ラッテリー ナタテールの I字引きにも使えます)

その後、これからという時間帯に、ポツリ、ポツリと小雨が降りだしました。
雨音が水面を叩く状態だと、水面ピクピクでは魚にルアーを気づかせることができません。

その間は釣りを変えて、テストモデルのルアーの動きなんかをチェック......

そうこうしているうちに雨足も弱くなり、完全に雨が止んだ瞬間が訪れました。
「雨天がマイナス条件になる」と言いましたが、この「雨の間の晴れ」は絶好のチャンスです!

理由は、やや深いレンジにいたワカサギが再び水面近くまで浮上し、それにつられてバスも動くからです。

このタイミングで、インレットミノーのピクピクを投入!
雨が止んでからのほんの数分間だけがプライムタイム‼

すると、2kgは超えているであろう4~5匹のバスの群れが、水面のインレットミノーに忍び寄ります。

しばらく喰わせのシェイキングを続けますが、群れの中の1匹が見切り、また1匹が見切り、
再び戻って来てはルアーと「にらめっこ」状態が続きます。

何が悪い? カラーか? 浮き姿勢か?
やがて、バス達の姿はなくなりました。

そんな中、少しヒントになったのが、ルアーを完全に止めている時にバスが最もルアーに接近したことでした。

自分の中での「ピクピク」はシェイクを止めずにアクションを連続して行うことで、
見切っていた魚もやがて焦らしに耐えきれなくなり、バイトしてくる経験が多くありました。
しかし、この日に限っては「長く止めておく」ルアーに反応が良いと感じました。

そこで、今度は違うアプローチを試してみます。

かなり沖目にボートポジションをとってロングキャストしているので、魚がルアーに近づいても姿は見えません。
ショアラインから沖へ、アクションをつけては止め、またアクションを入れてはロングステイ!

15秒から約1分間、ルアーを完全に放置して止めてみます。

すると、岸から4~5mぐらい離れた場所の水面が激しく割れました!
まるでトップウォータープラグを引ったくるようなバイト! かなりエキサイティングです!
あきらかに深いレンジから突き上げて来ています。

bass2_1203.jpg
54.5cm・2,900g


ルアーは同じく、3.5" インレットミノー(IL04: パープルワカサギ)

この様子から、魚のポジションは深いレンジから一旦浮上していて、
水深3~4mくらいの中層にサスペンドしているのではないか?
そうでないと水面の小さなルアーを発見できないのではないか?と思いました。

雨が止んで、鏡のような水面に浮かぶインレットミノー。
まるで無防備な弱りきったベイトの姿がバスの絶好の獲物となったのでしょう。
この「静と動」のアクションが、最も活きた瞬間でした。

確信がないとやり切れない釣り。でも、このルアーなら喰わせられるという自信もありました。
焦れったいやり方ですが、魚をその気にさせて引っ張り出してくるのですから、
「来い!来い!フィッシング」ほんとに楽しいですよ♪

その後、再び雨が降りはじめ、ピクピクでの釣りが成立しなくなったので、
ジグヘッドミドストに切り替えます。

最後に1匹を釣り上げて、ストップフィッシングとなりました。

bass3_1203.jpg
46cm・1,700g


2.8" インレットミノー(IL03: リアルワカサギ)+ 1.8gジグヘッド
水深3~4mラインを、カーブフォールのミドストでアプローチしました。


時を同じくして、他のボートでもこのメソッドが試されていました。
(前回のレポートで登場した友人)と情報を共有していたからです。

bass4_1203.jpg
52cm・2,800g


3.5" インレットミノー(IL01: プロブルーシャイナー)
同じくノーシンカーのピクピクで。

続いて
bass5_1203.jpg
48cm・1,950g

bass6_1203.jpg
3.5" インレットミノー(IL01: プロブルーシャイナー)

その他、42cm・1,300gもピクピクで仕留めたようです。
季節外れな感じ? 表層のこんなに面白い釣りを体験したのですから......
もうやめられないでしょうね~(笑)

水面ピクピクでも、中層ミドストでも、
そのリアルフォルムと絶妙なアクションがニュートラルな魚にも思わず口を使わせるインレットミノー!

みなさんも試してみてくださいね。


<タックルデータ 1> ノーシンカー水面ピクピク用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt
ライン:PE 0.2~0.4号 リーダー:フロロ 4~5lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー

<タックルデータ 2> 0.9~1.8gのジグヘッドリグ ミドスト用
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST610LLS
ライン:フロロ 3~4lb.
ルアー:2.8"、3.5" インレットミノー