サマービッグスプーンゲーム開始! 西湖でビッグバス連発劇!

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 西湖

みなさんこんにちは。
河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

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梅雨入りして雨天・曇天が多い今日この頃ですね。
そんな天気なので、夏とはいえひんやり涼しい日もある山上湖の6月です。

そんななか、久しぶりに西湖で釣行してきました。
西湖でのボートフィッシングは、2013年に「ダイラッカ」のテスト釣行に行って以来だったかと思います。

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http://www.marukyu.com/weblog/nories-staff/2013/08/post-394.html
http://www.marukyu.com/weblog/nories-staff/2013/09/post-396.html

2013年のダイラッカ・西湖テストを振り返ってみると......、
当時は、ビッグスプーンの釣り自体が珍しく、西湖でもファーストインパクトで効果絶大!!
真夏の、1日に1~2本釣るのがやっとという厳しい状況下でも、ダイラッカでは5バイトぐらいありました。
それは【サマービッグスプーンゲーム】が確立した瞬間でもあります。

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今回は、ダイラッカはもちろんですが、その他にもいくつかタックルを用意して、パワーフィッシングで攻めてみました。

結果から言うと、ダイラッカで5バイト4フィッシュ。
50cmオーバーを2本含む、アフタースポーニングのビッグバス4本キャッチという大爆発でした!!


朝イチは、小雨・曇りのローライトコンディション。久々の釣行なので、先入観無しで釣りを始めます。
シャローはラバージグ&ポーク。
岬まわりや沖目、ディープウォーターはダイラッカで攻めていきます。

開始して30分ごろ、沖目でいきなりのビッグバイト!!
ダイラッカ 38gのフォール中の「ガツン!」というアタリにフルフッキング。
なるべく水面に跳ねさせないようにと思いつつも、アフター特有の走るファイトで跳ねさせてしまったけど、なんとかキャッチ。

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久々の西湖バスは、1本目からアフターのグッドコンディションです!!

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ファイト途中に跳ねられましたが、このフックアップなら絶対にバレないですね。

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ダイラッカ 38g(DR03: ワカサギ)でブリブリのバスをキャッチです!!



1本釣れたので、ここで少し思考回路をめぐらしてみます。
前評判では、釣果情報のほとんどが表層系ミノーでの釣果。おそらく、岸沿いにベイトを追い込むようなバスが表層系ミノーのターゲットでしょう。
しかし実際は、アフターでも"岬の中層に浮いて、ベイトに付いて回遊している個体"もいるのだと思います。

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実際、魚探の映像を見ると、いろいろな魚種(ワカサギ・ヒメマス・バス・コイなど?)らしき映像が映っています。
そして、岬の延長線上の......さらに沖の深海フラット「水深12~15m」での映像が多い事に気付きました。
ダイラッカのフォーリング中のバイトだったので、カウントダウンから推測すると6~8mぐらいのサスペンドフィッシュでしょう。

これは、パターンかな?と思いつつも、1匹だけでは"答え"ではないので、色々な角度から西湖のパターンを煮詰めていきます。

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今回は、ときおり東風が吹いて波立っていて、ウィンディサイドをまわるコースにも当たります。
ウィンディサイド=チャンスととらえ、低気圧=ベイト・バスが浮くという、プラス思考にもなります。
そしてその後、西湖をぐるっと1周流していくと、再びダイラッカにビッグバイト!!
深海ディープウォーターからのビッグサイズなので慎重に寄せてランディング成功。

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これもデカイ!! 西湖のダイラッカビッグフィッシュ2本目が炸裂!!
またまた、ディープウォーターのアフターブリブリコンディションが釣れました。

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文句なし、綺麗な魚体のアフター回復系のフルコンディション。
でっかいバスを狙って獲れるのが、ビッグスプーン=ダイラッカ 38gの強みです!

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このバスも、がっちりとティンセルフックにフックアップしていましたね!


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さてさて、風も当たっている浜辺。おそらく、ベイトフィッシュもブレイク周辺に寄っている。
そして、このビッグスプーン展開で2本釣れたことから「今日は、ダイラッカ Dayだ!!」と確信。
ビッグスプーンパターンこそが今日のストロングパターンだと思い、再び流していくと、さらにもうワンバイト!!

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これまたデカくて、45cmアップのナイスコンディション。
ダイラッカ 38g、間違いなくキテます。

ここまで、ダイラッカのフラッタリングフォールで、すでに3バイト3フィッシュ。
オール45cmアップで1,500g以上のビッグサイズばかりで、かなりいい展開となって対岸へ移動。


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ちなみに、西湖はとっても深い湖で、湖の途中では水深70m以深のレンジもあります!(汗)
この豊かな自然と深い水域が、マス類やワカサギ、バス達のを元気に育んでいるのでしょう。

河口湖ではバスの生息する最深部は15mまでですが、西湖のバスは生活圏が広く、
水深20mぐらいまでは生息できているような気もします。


そして、対岸の次のスポットにて......今度は「確実に獲れる」!!
そんな"水中フィーディング画像"が魚探に映し出され、次のキャストでビッグバイト。

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※赤マルは、バスっぽい魚影。青マルは、ワカサギっぽい魚影。

かなりトルクフルなファイトだったが、フルフッキングのタイミングは完璧!!

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それでも、水面ジャンプ1発でなぜか?まさかのバラシ。
そして、7~8匹ぐらいのビッグバスのスクールが競い合って、水面までダイラッカを追って行く始末。
一番のビッグバスはバレてしまいましたが、
「深場からの複数本のビッグバスのチェイス」によってパターンがさらに確信となりました。


そして、再び100mぐらい流すと、ダイラッカのフラッタリングフォールに「ゴンッ」っとビッグバイト!
今度もフルフッキングで完璧に決まったのですが、さっきのバラシが心配なので、必要以上に跳ねないように......
やはり跳ねられちゃいましたが、一気に寄せてきて抱きかかえるようにランディング!
これまたデカい! ダイラッカフィッシュを捕獲!!

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またまたアフター回復系の夏っぽい、フルコンディション ビッグバスの登場です!!
フラッタリングフォールからのバイトを一撃でフックアップ! これが決まるとジャンプされてもほとんどバレません。
本当に先ほどのビッグサイズが超悔しかったので、この1本で嬉しさも爆発です!!!

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先ほどのリベンジとなる、西湖のビッグバス4本目が炸裂!!!
本当に釣れ過ぎと言えるぐらい......、そしてどのバスもブリブリの最高のコンディションというダイラッカフィッシュです。

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この日は、本当にビッグスプーンへのバイトの"出"が良く、「ゴンっ」っときたら気持ちよくフックアップします。
ここまでで、5バイト4フィッシュのオールビッグバスの西湖のダイラッカフィッシュ。
これが7時出船~午前中11時までの釣果となり、本当にアフターのXデー=当たり日だったのでしょう。

また、前評判の表層系を覆す結果となりましたが、
それとも全く触れられていないパターンなのか? ディープの中層を完全攻略できたのかもしれません。

ディープウォーターのサスペンドフィッシュ攻略にダイラッカは欠かせません。
みなさんも、ぜひ!"この時期から!"お試しくださいね。


★ ダイラッカのフラッタリングフォールバイトについて ★

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今回のようなダイラッカフィッシュを釣り上げるコツを少し紹介しましょう。
特に「水深20m以上を擁する急深のどん底の湖」での攻略方法のキモです。

サマービッグスプーンという釣り方は基本的には「ディープウォーターのサスペンドフィッシュの狙い撃ち」です。
だいたい水深6m以深で有効なのですが、西湖のような急深でバスのレンジも20mや30mの中層にサスペンドする場合もあります。

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黒マルは、サスペンドフィッシュです。

典型的な、一般的に日本の湖によくある射程圏(水深10mの6mレンジ)とかではなく、
西湖では「水深20mの8mや、30mの15mレンジ」などターゲットレンジを深くするのもありです。
ただ、やみくもに水深30mまでが射程圏内というわけでは無く、ベイトフィッシュがいるかどうかが最大のキーポイントです。

西湖の場合、水深12mでも水深15mでも、ベイトがいればバスがサスペンドしていて釣れるケースがあります。
一概にすべてには言えませんが、真夏ですと、岬の沖30mの15mレンジにサスペンドしている場合もあります。
魚探の映像をなんとなく見ていると、ベイトの浮いている層が分かりますね。

そして、今回釣れたすべてのバスが、ダイラッカのフォーリング中にバイト。フォールバイトでした。
カウントダウンは、おおよそ【1秒に60cmの潜行スピード】なので、10~15カウントの途中でバイト。
バイトはしっかりと手元に伝わってきますので、「ガツン!」とか、「コンッ!?」とか「バフッ??」っと異変を感じたらフルフッキングです。


★ ディープの巻きスプーンについて ★

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ダイラッカのもうひとつのコツとして、巻きスプーン=スイミングスプーン(ピックアップ中)のバイトもあります。
ダイラッカの特長はフラッタリングフォール・しゃくり・S字系ウォブリング。
しゃくりについては、HPの商品説明(2~3回しゃくってフォール)にありますので、今回は割愛させていただきます。

ディープの巻きスプーン(スイミング=S字系ウォブリング)について説明します。

ディープウォーターから巻き上げてくる時、S字系ウォブリングの"巻き"で釣れるケースも多々あります。
これは、水深が深くなればなるほど、水中を斜めに引いてくることで、より遠くからバスを誘い出すことができるので、やや遠投するのがコツ。

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イメージはこんな感じで、ラインを【ディープから表層まで斜めにややハイスピードで巻く】のがコツです。

深場にいるベイトフィッシュがパニックになって水面まで追い詰められるような動きを演出します。
なおかつ、ターゲットとなるバスがいる層を、できるだけ長い時間、横に通したいという意味もあります。

ダイラッカは、ビッグフィッシュキラーであり、釣れれば確実にビッグサイズというスーパールアーだと思います。
まだまだ色々な使い方があると思いますが、ひとつの参考として、
フォーリング・スイミングスプーンを意識して使っていただくと、より釣果が伸びると思います。


★ ダイラッカスティック・タックルセッティングについて ★

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<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 6100H、
ロードランナー ヴォイス LTT 690PH
ライン:フロロ 20~25lb.

ロッドチョイスは、斜めにダイラッカをスイミングさせたい場合、6' 9" 以上の長さを推奨します。
魚探を見て真下を狙う、バーチカルジギングのような釣り方だと、6' 6" ぐらいの長さでも十分です。

個人的には、ピックアップスイミングも速い展開が望ましいので、
セッティングするリールは、ギア比 7.0 以上のハイギアリールがいいですね。

それではみなさん!! サマービッグスプーンははじまったばかり、ぜひお試しください!!!


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