津久井湖のMAXサイズ 55cmをクリスタルS 1/2oz.でキャッチ!

鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:神奈川県 津久井湖

ノリーズ プロスタッフの津輕です。
関東は長い梅雨のなかにあった7月下旬、雑誌「アングリングバス」の取材で津久井湖を訪れました。
この日は朝から冷たい雨が降っており、眩い夏の気配とは程遠い雰囲気。

先にセオリーパターンに触れておくと、夏の津久井湖のキーファクターとなるのは兎にも角にもカレントです。
大量の雨が降り、ダムの放水が行われた時はチャンスです。
フィーディングスポットとなるシャローフラットや反転流が発生するエリアで良い釣りができるはずです。

ところが、このところの津久井湖は近年稀に見る大減水中で、雨が降ってもダムの放水は行われることはありませんでした。

ところで、降雨の際はその雨がプラスのファクターなのか、それともマイナスのファクターなのかを確かめる必要があります。
低気圧そのものは基本的にプラスと考えて良いと思いますが、雨については気温やレイクの状態が大きく関係します。

前述したように、取材当日は肌寒い雨。
関東は長く続いている梅雨が明けておらず、冷たい雨は表水温を下げていました。
これがプラスなのか、マイナスなのかを調べることからスタート。

スタート地点の津久井観光前のシャローフラットでは無数のベイトボールを水面に確認できたため、
まずはアッパーカッター128と、レイダウンミノー ウエイクプロッププラスで手早くチェック。

UPPER CUTTER LAYDOWN MINNOW WAKE 110 PROP

ローライトとあって激しいバイトを期待しましたが、ノーバイト。
それどころかボイルもなく、スタートして早々「雨が魚のレンジを下げているのかもしれない」と感じました。

そのままの流れで、ブレイクとスタンプが絡む1級スポットをクリスタルS 1/2oz.でチェックしていきますが、反応なし。

CRYSTAL S

同じくクリスタルSにて、岩盤の岬が絡むエリアでファーストバイトを得ますがミニサイズ。

今度はエリアを変えて小規模ワンドの入り口をチェックしてみると、3~5mのミドルレンジにベイトの群れを発見。
時折フィーディングをしている様子を確認できたので、メタルワサビー 12gでバーチカルに探って行くと
すぐに反応がありましたが、やはりミニサイズ。

ベイトに依存した魚もサイズが期待できないことから、
本湖と比べたら流域の幅が狭く、多少なりともカレントの効きやすい道志川を上って行くことに。

津久井湖には数える程しかないレイダウンなどのカバーと岬の先端だけを、クリスタルS 1/2oz.や
ショット オメガビッグ62、ヒラクランクギル Sビル140Fなどでチェック。

SHOT OMEGA BIG 62 HIRA CRANK GILL S BILL 140F

早いテンポで上流のダムまで上っていきますが、トップウォーターやサブサーフェイスレンジではほとんど反応なし。
冷たい雨で表水温が下がったことと、岩盤から流れ込んだ雨水により表面だけがクリアアップしたことが原因だと推測しました。

上流のインレットも勢いこそありましたが、ほとんどカレントを感じることができず、
唯一可能性を感じた地形変化のある岩盤エリアだけをチェックして折り返すことに。

同船していたライターさんに、
「ここが一等地。ここでビッグフィッシュが釣れなければ、本湖のベイト付きの魚を掘り下げます。」と伝えた直後、
かすかにブレードのフラッシングを確認できる1.5mレンジまで落として引いていたクリスタルS 1/2oz.にビッグバイト!

アワセた後に伝わってくる重さからもわかるほど、トルクフルなファイトの後に確認できた魚体は
津久井湖のMAXサイズ!

取材中ということもあり「落ち着け!落ち着け!」と自分に言い聞かせながら、岩盤から魚を引き離して
即座にアゴを掴もうとしますが、なんとビッグフィッシュはアゴを力強く閉じていて手が入らない!
それならばと背中からエラを掴んでランディングしようとしても体高があり過ぎて掴めず、
力強くファイトするビッグフィッシュを抱え込むようにランディングすることもできず。

「どうすれば良いんだ!?」と叫びつつも、一瞬口が開いたタイミングでランディングに成功!
手も足も震える津久井湖のMAXサイズ 55cmをキャッチすることができました!

bass1_0824.jpg

表層の水を嫌っていることと、わずかであっても魚がカレントを欲していることを念頭に置き、
地形変化のある岩盤エリアで一段下のレンジをスローロールしたことで、ビッグフィッシュのバイトを得ることができました。

bass2_0824.jpg

bass3_0824.jpg

的確な状況判断と強さのあるハードベイトがリンクした時、きっと驚くようなビッグフィッシュと出会うことができますよ!

※今回の釣行のさらに詳しい内容や、クリスタルSのローテーションについては、現在発売中の雑誌「アングリングバス vol.13」をご覧ください!


<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ14lb.
ルアー:クリスタルS 1/2oz.(764: シルバーシラウオ)



<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス LTT 650M
ライン:フロロ12lb.
ルアー:メタルワサビー 12g(BR-184: メタルアユ)

BR-184 メタルアユ


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