ウインドレンジとラッピングミノーで2度目のH-1 GPX マスターズカップ制覇!

鶴岡 克芳
津輕辰彦(ノリーズプロスタッフ ハードベイトネゴシエーター)
フィールド:千葉県 片倉ダム(笹川湖)

ノリーズ プロスタッフの津輕辰彦です!
10月10日(月)に千葉県 片倉ダムで開催されたH-1グランプリ マスターズカップ(いわゆるクラシック大会)で、
2014年に続き、2年ぶり2度目の優勝をすることができました!

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片倉ダムは、房総半島では珍しくウィードが豊富に生えているリザーバーです。

最初のプラクティスは2週間前に入りましたが、トップからディープまでくまなく探っても全く反応がなく、
かろうじてクリスタルS 1/2oz.で800g程の魚を1本キャッチできたのみでした。
CRYSTAL S

「ベイトがいない」「魚が浮いてこない」というのがこの日の印象。
ただ、クリスタルSでキャッチした魚は着水とほぼ同時にバイトしてきたため、
ルアーとエリアが合っていればすぐにバイトを得られそうだとも思いました。


そして、最終プラクティスとなる試合1週間前。
前回と同じくトップからディープまで探りましたが反応なし。

途中、ギルの幼魚らしき稚魚の群れを岬周りの立木で発見し、ためしに投げてみたラッピングミノー14gで500g程の魚をキャッチ。
WRAPPING MINNOW

同じようなシチュエーションを探していくと、猛然とラッピングミノーをチェイスしてくるナイスサイズを数回確認。
バイトまではしないものの、もう少し煮詰めればひとつのパターンとして成立すると判断。

他の可能性を探るべく、浮き草のマットが形成されている上流エリアをチェックしにいくと、明らかに良い水が入っているエリアがありました。
エレキで進むことは可能ですが、ハードベイトを通すことは不可能そうな状況。

とはいえ、あまりに水が良いため見過ごすには惜しく、マットを突き破れそうなルアーを考え、
コンパクトかつ重量のあるウインドレンジ 5/8oz.のダブルコロラドを無理やりマットへねじ込んで引いてくると
すぐにキロフィッシュをキャッチ!
WIND RANGE

このパターンに手応えを感じ、当日のメインとすることに。


マスターズカップ当日は、朝から冷たい風が吹き荒れ、最初のプラクティス時から水温は4℃低下。
水温低下の影響がどう出るか不安もありましたが、マット下の魚にはさほど影響がないだろうと判断。

スタートと同時に一目散に目当ての上流へ向かい、運良く入りたいスポットに入ることができました。

そして釣りを始めて3分後、試合用にチューニングしたウインドレンジ 5/8oz.(702:ゴールドシャッド)で
プラ通りにキロフィッシュを掛けますが、連続ジャンプでバラしてしまいました。


「釣りはじめて早々に良い反応があったんだから今日はイケる!」という気持ちと
「リズムが噛み合ってない......」と
ポジティブ・ネガテイブ両方の思考が頭をよぎりましたが、無理やりポジティブに考え、
やり続けていると30分後にようやくキロフィッシュをキャッチ!

プラの時に釣った魚と最初にバラシた魚、どちらもジャンプを繰り返したため、
魚を掛けたらリールのハンドルをゴリ巻きし、そのまま抜き上げることを意識しました。

その後反応がなくなり、一度中流部へ下ると、ウィードパッチでフィーディング中のキロフィッシュを発見!
ラッピングミノー 10g(28:ライブワカサギ)をウィードパッチの横に通すと
1発でバイトしましたが、まさかのすっぽ抜け。


がっかりする間も無く別のウィードパッチを通すと約500gをキャッチ!

連続してバイトがあったことから、「今が今日の時合いだ!」と考え、再度上流へ移動。
そしてウインドレンジ 5/8oz.で流していくとバイトラッシュ!
キロフィッシュを追加し、入れ替えもできました!

いつもより競技時間が短いため、早めにスタート地点へ戻り帰着申請。
運営スタッフの方へ推定ウエイトを伝えると、ラストウエイインを告げられます。
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今回はミスもあり、パーフェクトゲームではなかったため、
他にも同じくらいのウエイトを持っている選手がいるのでは?と、ウエイイン待ちの間は不安で仕方ありませんでした......。

しかし、残すところ私1人になっても2kgを超えるウエイトの選手はおらず、優勝を確信!

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キロフィッシュが2本入ったことで、3本の合計ウエイトは2,700g!
2位の選手に900g近い差をつけて優勝することができました!

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私は2年前に高滝ダムで行われたマスターズカップでも優勝しているため、
H-1 GPX史上初のマスターズカップ2勝目となりました!


釣りのキモとなったのは、ウインドレンジのファインチューニングです。

マットカバーの中を釣るため、着水時にブレードへゴミが絡んでしまいます。
そこで、リアブレードを標準の35番からクリスタルS シャローロールに付いている40番へサイズアップし、
ブレードの回転トルクとジャークでゴミを外して釣っていきました。

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使ったロッドはロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャルの640ML。
ピンポイントキャストを決めるためのしなやかさと、マットカバー越しにフッキングを決めるパワーを持ち合わせた、
1/2oz.~のスピナーベイトに最高のロッドです!

皆さんも固定概念にとらわれず、レイクの状況に合わせてルアーをセレクトし、最高のハードベイトゲームを楽しんで下さい!

たくさんのお祝いメッセージ、ありがとうございました!

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<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB630L
ライン:フロロ10lb.
ルアー:ラッピングミノー 10g、14g

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB640ML
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ウインドレンジ 5/8oz.


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