2018.01.09
稲村 順一インストラクター 筑波湖にて
33枚(チョーチン15枚:尺〜尺1寸で旧べら主体、段差の底釣り18枚:尺1寸〜尺3寸で良型の新べら主体) 釣りビジョン撮影取材
釣行場所 | 筑波湖 3号桟橋 突端から10席目 |
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釣行日時 | 2018年01月09日(火) 8:00〜14:30 |
天候 | 曇り時々晴れ(最低気温4℃/最高気温13℃)※南のち西の風 |
混雑度 | 約15人 |
釣行理由 | 釣りビジョン撮影取材 |
釣果 | 33枚(チョーチン15枚:尺〜尺1寸で旧べら主体、段差の底釣り18枚:尺1寸〜尺3寸で良型の新べら主体) |
成績 | |
釣り方 | 16尺チョーチンバラケに「力玉」「感嘆」のセット→19尺段差の底釣り(下バリ3cmズラシ、タナ一杯)バラケに「力玉ハードII」のセット |
仕掛け | [チョーチン時] 竿16尺(特作 伊吹) 道糸0.7号(へら道糸PET) ハリス上0.5号、下0.3号(上10cm、下60cm 極弦へらハリス) ハリ上8号(Sasori HARD)、下2号(Sasori HARD) ウキ「クルージャン ウィンターバージョン'16-'17チョーチン用WCP」No.4(ボディ7cm/オモリ負荷量≒1g)※エサ落ち目盛り=くわせを付けた状態で11目盛り中4目盛り出し [段差の底釣り時] 竿19尺(普天元 独歩) 道糸0.7号(へら道糸PET) ハリス上0.5号、下0.3号(上15cm、下55cm 極弦へらハリス) ハリ上8号(Sasori HARD)、下2号(Sasori HARD) ウキ「クルージャン ウィンターバージョン'16-'17段底用WDT」No.6(ボディ13cm/オモリ負荷量≒1.8g)※エサ落ち目盛り=くわせを付けた状態で13目盛り中7目盛り出し |
エサ
[チョーチン時]
[バラケ]「粒戦」50cc+「とろスイミー」50cc+「サナギパワー」100cc+水150cc(吸水のため約10分放置後)+「セットアップ」100cc+「セット専用バラケ」100cc
[くわせ]「力玉(「さなぎ粉」漬け)」「感嘆(「つなぎグルテン」入り)」
[段差の底釣り時]
[バラケ]「粒戦」50cc+「とろスイミー」50cc+「サナギパワー」100cc+水150cc(吸水のため約10分放置後)+「セットアップ」100cc+「段底」100cc
[くわせ]「力玉ハードII(「さなぎ粉」漬け)」
[チョーチン時バラケ]別ボウルに半分取り分けてタッチを調整。基本はしっとり系のボソタッチ。[段差の底釣り時バラケ]別ボウルに半分取り分け、状況に応じて手水を加えながら「粘麩」を少量絡めてタッチを調整。基本はまとまり感のあるしっとりボソタッチ。
釣り方の注意点 | 前日にプラクティスを行ってみたところ、アタリが最も多く出たのが16尺チョ―チンウドンセット釣りで、最も型が良かったのが19尺段差の底釣りだったため、この二つの釣りを午前と午後に分けて撮影に臨むこととした。当日は明け方まで前日の雨が残りその影響が心配されたが、予定通り16尺チョーチンウドンセット釣りで始めると開始数投でアタリが出始め、このタナの魚影の濃さに確証が得られたため、その後は安心して釣りに集中することができた。前日は釣れるのが旧べらばかりだったためカラツンも多かったが、当日はバラケエサがタナに入る直前に上バリから抜けるように調整したところタナに新べらが入ってきたため、浅ナジミの釣りでも比較的素直なアタリで釣れたのが印象的であった。結果は約3時間の実釣で15枚。この時期の釣りとしてはできすぎの感があるが、平日の撮影で周囲に釣り人がいなかったことが最大の要因であろう。午後はさらに良型の新べらを求め、こちらも予定通り段差の底釣りに変更。前日のプラクティスで浅ナジミの早抜きでコンスタントに釣れたため、ほぼ同じアプローチで臨んだところ、こちらも開始10投くらいでウキに反応が表れ、すぐに釣れるようになった。ところが、この頃南寄りの風が強まるとウキがシモられ、一時完全にアタリを消失。その間は小さめのバラケエサをひたすらていねいにタナに送り込むことで集魚に専念。やがて風が収まるとバラケエサが抜けてすぐの極小アタリで狙い通り良型の新べらが釣れ始め、最後の1時間は3連チャンを含めて時間当たり12枚超の好ペースとなった。 |
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釣り場情報 | 年末年始の連休中はかなり厳しい釣況であったと池主から聞いてはいたが、プラクティス並びに撮影当日は連日の冷え込みと混雑によるプレッシャーから解放されたのか、この時期としては十分すぎるウキの動きを楽しむことができた。全般的にアタリが出るタナは深めのようで、沖目の浅ダナ狙いも1.5〜2mくらいのほうがアタリの持続性があり、チョーチン釣りも15尺前後が最もアタリが多く出るタナのように感じる。また良型のへら鮒は新べら・旧べらともに底釣りで口を使っており、池全体を見ても半数以上のアングラーが18〜21尺の底釣りで大型の引きを楽しんでいた。 |