つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社
第6回M-1CUPチヌ決勝
チヌ釣りの頂点が決定!
2019年開催予定でしたが、悪天候と新型コロナウイルス感染症の影響などがあり、延期を重ねることとなりました「第6回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会」決勝が2022年6月25日(土)、26日(日)の両日、 大分県 佐伯湾鶴見にて開催されました。2日間にわたり激闘を繰り広げ、ついにチヌ釣りの頂点が決定しました。
大会開催概要
大会名
第6回 マルキユー M-1 CUP 全国チヌ釣り選手権大会 決勝
開催日
2022年 6月 25日(土)、26日(日)
開催場所
大分県 佐伯湾鶴見一帯


当日の状況
2022年6月25、26日の両日、「第6回マルキユーM-1CUP 全国チヌ釣り選手権大会決勝」が大分県鶴見の磯で開催されました。これまで、悪天候とコロナ禍の影響で度重なる延期を経て、ようやく開催された本大会は、参加を待ちわびた27人の選手が全国各地から集結しました。

大会初日の一回戦は突然の雨により、選手の安全を優先して試合を中断。通常よりも短い競技時間となりましたが、そのわずかなチャンスを逃さずに釣果に結びつけた選手が二回戦進出を決めました。

一回戦終了後に、全選手がいったん港に戻り、安全を確認してから二回戦の舞台へと出船。二回戦では下げ潮が普段通りに流れず、チヌの食いが渋い時間帯が続きました。二回戦終了前に、各場所でチヌが動きを見せて、釣果に結びつけた選手が複数いましたが、残り5分で再びの雷のせいで試合終了となりました。

平年であれば、初日の夜は懇親会が開催されますが、今年はコロナ対策によって抽選会のみの開催となりました。

準決勝戦では、全釣り場で一尾を巡るスリリングな試合展開となりました。その中でも特に印象的だったのが、黒川岳彦選手(MFG東北)と宮本宣幸選手(関西・山陽地区)の試合でした。尾数でリードしていた黒川選手でしたが、試合終盤で宮本選手がデカバンを取り込み重量で逆転。今大会でもっとも劇的な試合となりました。

決勝戦は、佐々木裕直選手(東北地区)、宮本宣幸選手(関西・山陽地区)、矢北智洋選手(MFG九州)の対戦となりました。

決勝戦の釣り場である「流れバエ」は、沖の独立瀬であることに加えて海底の起伏に富むことから、常に変化を続ける複雑な流れでした。その流れの中で潮目を転々と狙い、マキエの効いたタナへ確実に仕掛けを入れ込むことができた佐々木選手が着々とチヌを釣り続けて優勝を決めました。

● 第6回 M-1CUPチヌ釣り選手権大会 決勝大会トーナメント表はコチラ第6回M-1CUPチヌ決勝大会

● 参加選手一覧はコチラ

ムービー & フォトレポート

決勝戦 結果
順位 氏名(敬称略) 釣果
優勝 [22]
佐々木 裕直選手
(東北地区)
4尾
4,779g
※決勝の釣果 
準優勝 [25]
宮本 宣幸選手
(関西・山陽地区)
1尾
1,196g
※決勝の釣果 
3位 [11]
矢北 智洋選手
(MFG九州)
0尾

※決勝の釣果 
4位 [7]
黒川 岳彦選手
(MFG東北)
3尾
2,485g
※準決勝の釣果
5位 [1]
幸田 武志選手
(関西・山陽地区)
0尾

※準決勝の釣果
6位 [15]
南谷 猛選手
(シード昨年優勝)
0尾

※準決勝の釣果

優勝者のコメント・戦略
全試合で、練りエサが有効でした。「食い渋りイエロー」を基本とし、エサの残り具合をみて「高集魚レッド」を混ぜ合わせました。M-1の前身の全日本チヌ釣り選手権大会の頃から、マルキユーのチヌ釣り大会で優勝することが長年の夢でした。夢が叶って、本当にうれしいです。私の釣りをサポート、そして最も応援してくれた妻と子供に感謝したいです。
仕掛け

竿:チヌ竿 1号-5.3m 
リール:レバーブレーキ付きスピニングリール3000番 
道糸:1.75号 ハリス:1.75号 ハリ:チヌバリ 3号 
ウキ:0号 オモリ:G2を1~3個 口オモリ:G2

エサ

(準決勝、決勝分)
・マキエ
「チヌパワームギスペシャル」3袋、「チヌパワーVSP」2袋、オキアミ 6kg
・付けエサ
「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」


出場選手一覧
南谷 猛選手
シード昨年優勝
南谷 猛選手
濱川 翔伍選手
シード昨年2位
濱川 翔伍選手
波多江 義孝選手
シード昨年3位
波多江 義孝選手
松谷 倫明選手
東北地区
松谷 倫明選手
佐々木 裕直選手
東北地区
佐々木 裕直選手
野崎 政和選手
関東地区
野崎 政和選手
稗田 孝幸選手
関西・山陽地区
稗田 孝幸選手
大知 正人選手
関西・山陽地区
大知 正人選手
野口 真平選手
関西・山陽地区
野口 真平選手
瀬川 智靖選手
関西・山陽地区
瀬川 智靖選手
宮本 宣幸選手
関西・山陽地区
宮本 宣幸選手
幸田 武志選手
関西・山陽地区
幸田 武志選手
中西 毅選手
関西・山陽地区
中西 毅選手
小山 勇樹選手
北陸地区
小山 勇樹選手
清川 学選手
北陸地区
清川 学選手
平松 義洋選手
九州地区
平松 義洋選手
大西 祥太選手
九州地区
大西 祥太選手
行徳 秀美選手
九州地区
行徳 秀美選手
垣内 道博選手
九州地区
垣内 道博選手
中司 亮選手
九州地区
中司 亮選手
大城 良選手
沖縄地区
大城 良選手
加福 大地選手
沖縄地区
加福 大地選手
黒川 岳彦選手
MFG東北
黒川 岳彦選手
生駒 将亮選手
MFG東日本
生駒 将亮選手
沖永 吉広選手
MFG中国
沖永 吉広選手
多田 誠司選手
MFG四国
多田 誠司選手
矢北 智洋選手
MFG九州
矢北 智洋選手

競技・審査規定
競技規定
① 使用する竿と針は1本。但し、予備竿は認めますが必ずロッドケースに入れておいてください。
② 釣り方は、ウキを使ったフカセ釣りに限ります。
③ 渡礁後、審判立会いの下で、境界線と限界線を選手間で協議し決定してください。釣り座はジャンケンの勝者より選定し、その後決められた時間で時計回りに交代する。インターバルは5分間とします。
④ 試合前のマキエや仕掛けの投入は禁止します。
⑤ 各試合で使用できるマキエの量は、40cmバッカン1杯までとします。
⑥ 原則として試合中は相手のエリアに無断で立ち入ってはいけませんが、狭い磯などで道具の置き場所が限られている場合等でやむなく立ち入る場合は、審判の許可を取ってください。
⑦ 境界線を越えての仕掛けの流し込み、マキエの投入、取り込み時の選手の立ち入りは禁止します。(やむを得ず魚が境界線を越えるのは可としますが、すみやかに取り込んでください。)
⑧ 限界線(境界線と反対側で選手が移動できる限界、三人磯の場合は中央の選手を除く両サイド選手に対して設定)を越えて選手が移動することは禁止としますが、限界線を越えての仕掛けの投入・流し込み、マキエの投入、掛けた魚が越えることはOKです。
⑨ 携帯電話の使用は原則禁止としますが、緊急連絡等の場合は、竿を置き、審判に許可を得て会話してください。
⑩ 各試合で「早掛け1番、2番」を採用します。「早掛け」は、釣ったチヌを入れたタモ枠を持つか、チヌを掴んだ状況で審判にコールします。審判は「早掛け」成立後、他の選手にその旨を伝えます。なお、選手から審判へのコールが無かった場合は無効となりますので注意してください。
⑪ 下記項目に違反した場合、または著しく迷惑行為とみなされた選手については、審判・役員の判断により1回目は注意、2回目は失格とします。
・審判・役員の指示に従わない。(競技規定を守らない。)
・試合開始時間前に仕掛けやマキエ等を打ち込む。
・境界線を越えて故意に仕掛けを流し込む、マキエを打ち込む。
・限界線を越えて故意に選手が移動する。
・選手が境界線を越えて魚を取り込む。(やむを得ず魚が境界線を越えるのは可としますが、すみやかに取り込んでください。なお、対戦者はモラルを持って仕掛けが絡まないようにしてください。)
・釣座交替時間前に、故意にマキエを多く打つ、相手域に入って待つ。
・ゴミの放置、吸殻のポイ捨て、釣った他魚等を磯上に放置する。
・それ以外でも悪質な反則行為があった場合は即刻失格とさせていただきます。
⑫ 各試合終了間際に掛けたチヌは、試合時間内取り込まなければ無効とします。取り込みとは、チヌを入れたタモ枠を持つか、チヌを掴んだ状況で完了とします。
⑬ 試合時間は、審判の時計に合わせて行います。
⑭ 各試合の開始、終了は、審判が選手に伝えます。5分前、1分前、10秒前等をコールします。

審査規定
■手順
① 各試合とも、試合終了後に審判が選手を集めて確認の下、番号の若い選手から順にザルと電子バカリにより検量し、重量・匹数を記録します。
② 検量が済み、順位決定後、生きているチヌはその場で放流し、死魚は審判が管理し持ち帰ります。
③ 対象魚はチヌ及びキビレとし、サイズ規定無し、9尾までの総重量とします。検量魚は必ず選手が選別し、審判が用意した網袋に選手が魚を入れ、ザルに載せることとします。(審判は魚を触らない)試合終了後、選手個人のハカリ等で個々の魚の重量を測って選別する行為は禁止します。すみやかに魚を選別して下さい。(試合時間中に各自が計るのは自由)
④ 空ザル、網袋を電子バカリに乗せ、0gにあわせてからザルに魚を入れた網袋を載せて検量します。
・同重量の場合は、9尾までの匹数が多い方を勝者とします。
・重量・匹数とも同じ場合は、「早掛け」取得順で勝者を決めます。
・「早掛け」も成立しない、釣果ゼロの場合、1回戦はジャンケンにて勝者を決定します。
・2回戦は1回戦の優勢率の高い方を勝者とします。
■規定
<1回戦>
① 対象魚:チヌ(規定サイズ無し、キビレを含む)9匹までの総重量。
② 同重量の場合は、9匹までの匹数の多い方を勝者とする。
③ 同重量・同匹数の場合は、早掛け(チヌ)取得の早い選手を勝者とする。
④ 各選手とも対象魚の釣果がない場合は、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定する。
<2回戦>
① 対象魚:チヌ(規定サイズ無し、キビレを含む)9匹までの総重量。
② 同重量の場合は、9匹までの匹数の多い方を勝者とする。
③ 同重量・同匹数の場合は、早掛け(チヌ)取得の早い選手を勝者とする。
④ 各選手とも対象魚が釣れなかった場合、前の対戦の優勢率が高い方を勝者とする(同率の場合は、総重量、匹数の順で決定)
⑤ 2回戦敗者の中からワイルドカードにより1名を準決勝戦に選出する。ワイルドカードの選出は、2回戦の敗者のなかで惜敗率の一番高い選手とする。(同率の場合は、総重量、匹数の順で決定)
※惜敗率とは、2位の重量÷1位の重量
 優勢率とは、1位の重量÷2位の重量とします

■表彰内容
① 上位6名を表彰対象とする(準決勝進出者)。
② 1位~3位は、決勝戦の成績で順位を決定する。
③ 4位~6位は、準決勝戦で敗退した選手3名を対象とし、準決勝戦の惜敗率で順位を決定する(同率の場合は総重量、匹数の順で決定)。

■その他
① 上位入賞者3名は、2022年第7回決勝大会のシード権を与えます。
② 気象状況の急変や落雷等で危険と判断した時は、安全策を取って試合を中断、または中止とさせていただく場合もあります。中止とした場合、その時点での釣果で勝敗を決定します。

ページトップボタン