つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社
第7回M-1CUPチヌ決勝
チヌ釣りの頂点が決定!
「第7回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会 決勝」が2022年10月1日(土)、2日(日)の両日、 大分県 佐伯湾鶴見にて開催されました。全国から28名の名手が集まり2日間にわたり激闘を繰り広げ、チヌ釣りの頂点が決定しました。
大会開催概要
大会名
第7回 マルキユー M-1 CUP 全国チヌ釣り選手権大会 決勝
開催日
2022年 10月 1日(土)、2日(日)
開催場所
大分県 佐伯湾鶴見一帯


当日の状況
初日の一回戦は、28名の選手が10ヶ所の釣り場に分かれて対戦しました。まだ高水温期であることからか、どの釣り場でもエサ取りが多く、本命のチヌを抜き出すことが難しい展開となりました。そんな中でも一瞬の時合を逃さずに、知恵を絞ってチヌに付けエサを食わすことができた選手が二回戦へ進出しました(抽選3選手)。

二回戦では5ヶ所中、4ヶ所で一枚差の接戦となりました。その結果、準決勝進出選手6人中(ワイルドカード含む)、半分の3選手が地元・九州勢となりました。平年であれば、初日の夜は懇親会が開催されますが、今年はコロナ対策によって抽選会のみの開催となりました。

翌日からの準決勝戦では、「山ノ下」で宮原浩選手(九州地区)が貴重な一枚のチヌを取り込み決勝戦進出を決めました。残る2ヶ所では残念ながらチヌの釣果がなく、二回戦での優勢率で副洋祐選手(九州地区)、藤井治選手(MFG関西)が決勝戦進出となりました。

決勝戦は、八島の「ナンキン」で開催されました。第一ラウンド終了直前に宮原選手がチヌを釣りました。これを機にチヌが頻発することが期待されましたが、その後は潮の流れがなくなり、チヌの姿を見ることがありませんでした。その結果、第一ラウンドでのチヌが決め手となり、宮原選手が第7回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会の覇者となりました。また、宮原選手はM-1のチヌとグレをそれぞれ優勝した唯一の釣り師となりました。

● 第7回 M-1CUPチヌ釣り選手権大会 決勝大会トーナメント表はコチラ第7回M-1CUPチヌ決勝大会

● 参加選手一覧はコチラ

ムービー & フォトレポート

決勝戦 結果
順位 氏名(敬称略) 釣果
優勝 [24]
宮原 浩選手
(九州地区/佐賀県唐津市)
1尾
1,140g
※決勝の釣果 
第2位 [10]
副 洋祐選手
(九州地区/大分県大分市)
0尾

※決勝の釣果 
第3位 [30]
藤井 治選手
(MFG関西/大阪府堺市)
0尾

※決勝の釣果 
第4位 [16]
世良田 遼平選手
(九州地区/山口県下関市)
0尾

※準決勝の釣果
第5位 [25]
高岡 慶介選手
(関東地区/神奈川県横浜市)
0尾

※準決勝の釣果
第6位 [5]
村岡 利彦選手
(関西·瀬戸内地区/広島県福山市)
0尾

※準決勝の釣果

優勝者のコメント・戦略
どうしても獲りたかったタイトル。三度目の正直でやっと、優勝することができました。大会での釣果は、練りエサが主体となりました。「食い渋りイエロー」、「荒食いブラウン」、「高集魚レッド」を単体で使ったり、マーブル状にしたり。エサ取りがとても多かったので、普段よりも倍の大きさでハリに付けました。
仕掛け

竿:0号-5.3m 
リール:レバー式スピニングリール3000番 
道糸:ナイロン 1.5号 ハリス:フロロ 1.25号 
ウキ:00 ハリ:チヌバリ 3号 
状況によって、ハリスにガン玉

エサ

(準決勝、決勝分)
・マキエ
「爆寄せチヌ」、「ニューチヌパワーダッシュ」、「チヌパワームギスペシャル」各2袋、オキアミ生2角(6kg)
・付けエサ
「食い渋りイエロー」、「荒食いブラウン」、「高集魚レッド」、「くわせオキアミスーパーハード(L)」、「くわせ丸えびイエロー」、「特鮮むきエビ」


出場選手一覧
佐々木 裕直選手
シード前回優勝
佐々木 裕直選手
宮本 宣幸選手
シード前回2位
宮本 宣幸選手
矢北 智洋選手
シード前回3位
矢北 智洋選手
淺野 俊彦選手
東北地区
淺野 俊彦選手
児玉 隆祐選手
東北地区
児玉 隆祐選手
高岡 慶介選手
関東地区
高岡 慶介選手
力石 將弘選手
関西·瀬戸内地区
力石 將弘選手
伊藤 壽雄選手
関西·瀬戸内地区
伊藤 壽雄選手
勇 洋司選手
関西·瀬戸内地区
勇 洋司選手
村岡 利彦選手
関西·瀬戸内地区
村岡 利彦選手
片山 真也選手
関西·瀬戸内地区
片山 真也選手
明賀 悠司選手
関西·瀬戸内地区
明賀 悠司選手
生駒 浩史選手
関西·瀬戸内地区
生駒 浩史選手
門脇 正選手
関西·瀬戸内地区
門脇 正選手
井上 祐輔選手
山陰地区
井上 祐輔選手
常松  誠選手
山陰地区
常松 誠選手
世良田 遼平選手
九州地区
世良田 遼平選手
副 洋祐選手
九州地区
副 洋祐選手
宮原 浩選手
九州地区
宮原 浩選手
名村 亮太郎選手
九州地区
名村 亮太郎選手
加福 大地選手
沖縄地区
加福 大地選手
中道 元気選手
MFG東北
中道 元気選手
入江 勝則選手
MFG東日本
入江 勝則選手
藤井 治選手
MFG関西
藤井 治選手
兼松 朋弘選手
MFG中国
兼松 朋弘選手
井内 秀夫選手
MFG四国
井内 秀夫選手
御手洗 芳宗選手
MFG九州
御手洗 芳宗選手
奥間 義諭選手
MFG沖縄
奥間 義諭選手

競技・審査規定
競技規定
① 使用する竿と針は1本。但し、予備竿は認めますが必ずロッドケースに入れておいてください。
② 釣り方は、ウキを使ったフカセ釣りに限ります。
③ 渡礁後、審判立会いの下で、境界線と限界線を選手間で協議し決定してください。釣り座はジャンケンの勝者より選定し、その後決められた時間で時計回りに交代する。インターバルは5分間とします。
④ 試合前のマキエや仕掛けの投入は禁止します。
⑤ 各試合で使用できるマキエの量は、40cmバッカン1杯までとします。
⑥ 原則として試合中は相手のエリアに無断で立ち入ってはいけませんが、狭い磯などで道具の置き場所が限られている場合等でやむなく立ち入る場合は、審判の許可を取ってください。
⑦ 境界線を越えての仕掛けの流し込み、マキエの投入、取り込み時の選手の立ち入りは禁止します。(やむを得ず魚が境界線を越えるのは可としますが、すみやかに取り込んでください。)
⑧ 限界線(境界線と反対側で選手が移動できる限界、三人磯の場合は中央の選手を除く両サイド選手に対して設定)を越えて選手が移動することは禁止としますが、限界線を越えての仕掛けの投入・流し込み、マキエの投入、掛けた魚が越えることはOKです。
⑨ 携帯電話の使用は原則禁止としますが、緊急連絡等の場合は、竿を置き、審判に許可を得て会話してください。
⑩ 各試合で「早掛け1番、2番」を採用します。「早掛け」は、釣ったチヌを入れたタモ枠を持つか、チヌを掴んだ状況で審判にコールします。審判は「早掛け」成立後、他の選手にその旨を伝えます。なお、選手から審判へのコールが無かった場合は無効となりますので注意してください。
⑪ 下記項目に違反した場合、または著しく迷惑行為とみなされた選手については、審判・役員の判断により1回目は注意、2回目は失格とします。
・審判・役員の指示に従わない。(競技規定を守らない。)
・試合開始時間前に仕掛けやマキエ等を打ち込む。
・境界線を越えて故意に仕掛けを流し込む、マキエを打ち込む。
・限界線を越えて故意に選手が移動する。
・選手が境界線を越えて魚を取り込む。(やむを得ず魚が境界線を越えるのは可としますが、すみやかに取り込んでください。なお、対戦者はモラルを持って仕掛けが絡まないようにしてください。)
・釣座交替時間前に、故意にマキエを多く打つ、相手域に入って待つ。
・ゴミの放置、吸殻のポイ捨て、釣った他魚等を磯上に放置する。
・それ以外でも悪質な反則行為があった場合は即刻失格とさせていただきます。
⑫ 各試合終了間際に掛けたチヌは、試合時間内取り込まなければ無効とします。取り込みとは、チヌを入れたタモ枠を持つか、チヌを掴んだ状況で完了とします。
⑬ 試合時間は、審判の時計に合わせて行います。
⑭ 各試合の開始、終了は、審判が選手に伝えます。5分前、1分前、10秒前等をコールします。

審査規定
■手順
① 各試合とも、試合終了後に審判が選手を集めて確認の下、番号の若い選手から順にザルと電子バカリにより検量し、重量・匹数を記録します。
② 検量が済み、順位決定後、生きているチヌはその場で放流し、死魚は審判が管理し持ち帰ります。
③ 対象魚はチヌ及びキビレとし、サイズ規定無し、9尾までの総重量とします。検量魚は必ず選手が選別し、審判が用意した網袋に選手が魚を入れ、ザルに載せることとします。(審判は魚を触らない)試合終了後、選手個人のハカリ等で個々の魚の重量を測って選別する行為は禁止します。すみやかに魚を選別して下さい。(試合時間中に各自が計るのは自由)
④ 空ザル、網袋を電子バカリに乗せ、0gにあわせてからザルに魚を入れた網袋を載せて検量します。
・同重量の場合は、9尾までの匹数が多い方を勝者とします。
・重量・匹数とも同じ場合は、「早掛け」取得順で勝者を決めます。
・「早掛け」も成立しない、釣果ゼロの場合、1回戦はジャンケンにて勝者を決定します。
・2回戦は1回戦の優勢率の高い方を勝者とします。
■規定
<1回戦>
① 対象魚:チヌ(規定サイズ無し、キビレを含む)9匹までの総重量。
② 同重量の場合は、9匹までの匹数の多い方を勝者とする。
③ 同重量・同匹数の場合は、早掛け(チヌ)取得の早い選手を勝者とする。
④ 各選手とも対象魚の釣果がない場合は、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定する。
<2回戦>
① 対象魚:チヌ(規定サイズ無し、キビレを含む)9匹までの総重量。
② 同重量の場合は、9匹までの匹数の多い方を勝者とする。
③ 同重量・同匹数の場合は、早掛け(チヌ)取得の早い選手を勝者とする。
④ 各選手とも対象魚が釣れなかった場合、前の対戦の優勢率が高い方を勝者とする(同率の場合は、総重量、匹数の順で決定)
⑤ 2回戦敗者の中からワイルドカードにより1名を準決勝戦に選出する。ワイルドカードの選出は、2回戦の敗者のなかで惜敗率の一番高い選手とする。(同率の場合は、総重量、匹数の順で決定)
※惜敗率とは、2位の重量÷1位の重量
 優勢率とは、1位の重量÷2位の重量とします

■表彰内容
① 上位6名を表彰対象とする(準決勝進出者)。
② 1位~3位は、決勝戦の成績で順位を決定する。
③ 4位~6位は、準決勝戦で敗退した選手3名を対象とし、準決勝戦の惜敗率で順位を決定する(同率の場合は総重量、匹数の順で決定)。

■その他
① 上位入賞者3名は、2022年第7回決勝大会のシード権を与えます。
② 気象状況の急変や落雷等で危険と判断した時は、安全策を取って試合を中断、または中止とさせていただく場合もあります。中止とした場合、その時点での釣果で勝敗を決定します。

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