つれるエサづくり一筋、マルキユー株式会社
第6回M-1CUPグレ決勝
グレ釣りの頂点が決定!
2018年11月24日(土)、25日(日)の両日、「第6回マルキユーM-1CUP全国グレ釣り選手権大会」決勝が 愛媛県日振島にて開催されました。全国各地区予選から勝ち上がった選手21名と昨年度のシード選手3名、MFG枠代表選手6名、総勢30名の選手が2日間にわたり激闘を繰り広げ、ついにグレ釣りの頂点が決定しました。
大会開催概要
大会名
第6回 マルキユー M-1 CUP 全国グレ釣り選手権大会 決勝
開催日
2018年 11月 24日(土)、25日(日)
開催場所
愛媛県 宇和島市日振島一帯


当日の状況
2018年11月24日(土)、25日(日)の両日、「第6回マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権大会」が愛媛県宇和島市にある日振島一帯の沖磯にて開催されました。全国各地の予選(予選総参加延べ人数1,191名)から勝ち上がった21名、昨年度のシード選手3名、MFG枠代表選手6名、総勢30名が集結しました。24日早朝に受付、抽選会をおこない対戦カードが決定。

当日の天候は晴天、時々やや強めの風が舞い込む程度で波がない絶好の釣りコンディション。

1回戦の競技規定は、グレのサイズ規定なし、1ラウンドごとに9尾以内を検量し、計3ラウンドで合計27尾以内の総重量ルール。1ブロック3名での対戦。競技時間は、7:00~11:30。途中10分のインターバルを取り、1ラウンド80分×3ラウンドの試合。

1回戦は全体的に20~30cm級のグレがよく釣れて、潮加減と釣り方がマッチすれば40cmオーバーの大型のアタリもあるなど、各ブロックで熱戦が繰り広げられました。前年優勝の脇本弓太郎選手は総重量でトップの10kg720gを記録し、王者の貫禄を見せつけました。全体的に数釣りが好調で、日振島の魚影の濃さを各選手が実感していました。

2回戦では1時間の釣り座交代で、2時間の試合時間。前後半合わせて9尾のグレの総重量で釣果を競い合いました。2回戦からは下げ潮となり、海水温低下の影響もあったのか1回戦に比べるとグレの食いが低下しました。魚影が薄くなった上に食い渋りがあったものの、10人中6人の選手がきっちりと最大尾数の9尾を釣るなど、その釣技を存分に駆使していました。

その結果、翌日の準決勝進出を決めたのは田代康平選手(MFG九州)、上田泰大選手(北陸)、北村憲一選手(シード)、山田直選手(MFG中国)、高須明哉選手(関西)、そして惜敗率によってワイルドカードでの権利を得た松元優也選手(九州)。中夜祭で行われた抽選会の結果、準決勝の対戦は松元優也選手(九州)VS高須明哉選手(関西)、上田泰大選手(北陸)VS山田直選手(MFG中国)、北村憲一選手(シード)VS田代康平選手(MFG九州)の対戦となりました。

準決勝戦では1時間の釣り座交代で、2時間の試合時間。前後半合わせて9尾のグレの総重量で釣果を競い合いました。

「才蔵の奥の奥」で行われた松元優也選手(九州)と高須明哉選手(関西)の対戦では、両選手が最大尾数の9尾を検量。その結果、型狙いに絞った松元優也選手(九州)が1kg以上の差をつけて決勝戦進出を決めました。「明海の1番」で行われた上田泰大選手(北陸)と山田直選手(MFG中国)の対戦では、40gのわずかな差で上田泰大選手(北陸)が決勝戦進出を決めました。「西バエ」で行われた北村憲一選手(シード)と田代康平選手(MFG九州)の対戦では、近距離を上手く攻略した北村憲一選手(シード)が終始リードを保ち、二年連続の決勝戦進出を決めました。

決勝戦(3名1組)は、3時間。1時間毎交代。グレの規定サイズは25cm以上、検量はグレ9尾までの総重量で釣果を競い合いました。
決勝戦が行われたのは日振島の好ポイントの「8番」。日振島の東側にある独立瀬でひときわグレの魚影が濃いポイントとして有名。

第1ラウンド
沖に向かって左側、水道の絡む釣り座からスタートした上田泰大選手(北陸)は、遠投を駆使してテンポよくグレの数を重ねる。終盤に松元優也選手(九州)が大型グレを取り込み、追い上げを見せる。

第2ラウンド
ここにきて、各選手の戦略が明快となる。遠投で活性の高いグレの数釣りに徹する上田泰大選手(北陸)、潮の動きを見ながら中近距離をベースに釣りを組み立てる北村憲一選手(シード)、足元のハエ根周りにときどき姿をあらわす大型グレに狙いを絞った松元優也選手(九州)。グレの活性が下がり、数も型も出ず厳しい状況となる。数に勝る上田泰大選手(北陸)がリードしていると推測される中、第2ラウンドが終了。

第3ラウンド
リミットメイクを達成した上田泰大選手(北陸)であるがサイズアップに苦戦、北村憲一選手(シード)はこの日のパターンを上手くつかめていない様子であった。松元優也選手(九州)は仕掛け調整や付けエサのセットに時間をかけて(オキアミの皮をはがしたり、身を小さくしたり)、グレが姿をあらわすマキエのタイミングを何度も確認。仕掛けを入れるよりも観察や調整を行う時間の方が長い様子であった。その工夫が高じて、中盤に勝利を大きく引き寄せる大型グレを再び手にしたのであった。

検量の結果、第2位の上田泰大選手(北陸)に1kg以上の差をつける6185gを検量した松元優也選手(九州)が、初優勝を勝ち取り大会の幕を下ろした。

● 第6回 M-1CUPグレ釣り選手権大会 決勝大会トーナメント表はコチラM-1CUPグレ決勝大会

● 参加選手一覧はコチラ

● 当日の大会模様をライブ配信しました。
 映像は、YouTubeサイト内でも視聴できますので、ぜひご覧ください!
 ※一部映像にお見苦しい箇所がございますが、ご了承ください。

ムービー & フォトレポート

決勝戦 結果
順位 氏名(敬称略) 釣果
優勝 [20]
松元 優也選手
(九州地区)
8尾
6,185g
※決勝の釣果 
第2位 [10]
上田 泰大選手
(北陸地区)
9尾
5,150g
※決勝の釣果 
第3位 [15]
北村 憲一選手
(四国地区)
8尾
4,085g
※決勝の釣果 
第4位 [23]
山田 直選手
(MFG中国)
9尾
3,315g
※準決勝の釣果
第5位 [29]
高須 明哉選手
(関西地区)
9尾
2,150g
※準決勝の釣果
第6位 [5]
田代 康平選手
(MFG九州)
9尾
1,975g
※準決勝の釣果

優勝者のコメント・戦略
決勝戦のルールで最大尾数が9尾と決まっているので、大型に狙いを絞る方が勝率が高いと判断した。運良く足元に大型グレがチラチラと見え続けていた。マキエを打ってからの大型グレが姿をあらわすタイミングを観察し、仕掛け投入のタイミングや付けエサの沈下速度を深く考えた。タナの微調整や付けエサの工夫にも時間をかけた。元々、足元の大型グレを狙って釣るのが大好きなので試合とはいえ、とても楽しく釣りをすることができました。決勝戦で主に使用した付けエサは「くわせオキアミスーパーハード」のLサイズ。本当はMサイズを使いたかったけど、準決勝戦でMサイズを使い切ったので、Lサイズをカットしながら調整しました。
仕掛け

竿:グレ竿 1号-5.3m 
リール:スピニング2500番 道糸:1.35号 
ウキ:u/0(アンダー0) ハリス:1.65号 
ハリ:グレバリ 5号

エサ

・支給配合エサ
「グレパワーV9」、「爆寄せグレ」、「グレパワーVSP」、「超遠投グレ」

・支給付けエサ
「特鮮むきエビ」、「くわせオキアミV9(M)(L)」、「くわせオキアミスーパーハード(M)(L)」


出場選手一覧
大井 洋選手
東北地区
大井 洋選手
杉田 哲美選手
東海地区
杉田 哲美選手
一ツ谷 英輝選手
東海地区
一ツ谷 英輝選手
林 利和選手
東海地区
林 利和選手
上田 泰大選手
北陸地区
上田 泰大選手
西岡 良純選手
北陸地区
西岡 良純選手
岡崎 真也選手
関西地区
岡崎 真也選手
数阪 祐一選手
関西地区
数阪 祐一選手
高須 明哉選手
関西地区
高須 明哉選手
松本 良孝選手
関西地区
松本 良孝選手
沼田 敦生選手
関西地区
沼田 敦生選手
篠原 豊選手
四国地区
篠原 豊選手
星 裕二選手
四国地区
星 裕二選手
内海 通人選手
四国地区
内海 通人選手
金澤 勇斗選手
九州地区
金澤 勇斗選手
戸次 太道選手
九州地区
戸次 太道選手
幸森 大輔選手
九州地区
幸森 大輔選手
松元 優也選手
九州地区
松元 優也選手
上西 康介選手
九州地区
上西 康介選手
木下 稔久選手
九州地区
木下 稔久選手
加福 大地選手
沖縄地区
加福 大地選手
中世 武司選手
MFG東日本
中世 武司選手
藤木 陽一選手
MFG関西
藤木 陽一選手
山田 直選手
MFG中国
山田 直選手
脇 康広選手
MFG四国
脇 康広選手
田代 康平選手
MFG九州
田代 康平選手
赤平 佑介選手
MFG沖縄
赤平 佑介選手
脇本 弓太郎選手
シード昨年優勝
脇本 弓太郎選手
谷水 亮太選手
シード昨年2位
谷水 亮太選手
北村 憲一選手
シード昨年3位
北村 憲一選手

競技方法
● 対象魚 グレ(規定サイズ無し、決勝戦25㎝)の重量にて勝者を決めます。
 ※ 一回戦は同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 二回戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 準決勝戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、二回戦の重量で審査し、同重量の場合、一回戦の重量で審査し、同重量の場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。
 ※ 決勝戦も同重量の場合は「早掛け」順にて決定。各選手とも対象魚が釣れなかった場合、準決勝戦の重量で審査し、同重量の場合、二回戦の重量で審査し、同重量の場合、一回戦の重量で審査し、同重量の場合、審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定します。

● 対戦方法 2~3名対戦の勝ち上がりトーナメント方式でおこないます。
 ※ 一回戦は、選手30名が、3名ずつの10組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者10名が次の対戦に進出となります。
 ※ 二回戦は、選手10名が、2名ずつの5組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者5名と、敗者のなかで勝者に一番近い重量(惜敗率)の選手1名にワイルドカードが与えられ、6名が次の対戦に進出となります。
 ※ 準決勝戦は、選手6名が、2名ずつの3組に分かれて対戦をおこない、各組ごとの勝者3名が次の対戦に進出となります。
 ※ 決勝戦は、選手3名で対戦をおこないます。

● 対戦時間・検量
 ※ 一回戦(3名1組)は、計270分1試合80分+インターバル10分を取り、3試合します。1試合終了毎にグレ9尾までの重量を計り、3試合の合計の重量にて勝者を決定します。(最多27尾)
   釣り座交代は沖に向かって時計回り、二度移動します。
 ※ 二回戦(2名1組)は、2時間。1時間交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
 ※ 準決勝戦(2名1組)は、2時間。1時間交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
 ※ 決勝戦(3名1組)は、3時間。1時間毎交代。インターバルは取らず、検量はグレ9尾までの総重量で最後に行います。
   釣り座交代は沖に向かって時計回り、二度移動します。

● 釣り方 竿とハリは各1本とし、ウキを使ったフカセ釣りに限ります。

● 使用エサ 大会中は、マルキユー製品以外のエサは一切使用できません。(配合用オキアミは除く)

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