① 使用する竿と針は1本。但し、予備竿は必ずロッドケースに入れておいてください。
② 釣り方は、ウキを使ったフカセ釣りに限ります。
③ 大会中に使用するエサはマキエ用のオキアミ(生・ボイル)・アミエビブロック以外、全てマルキユー製品に限ります。
④ マキエの中から付けエサを取る行為、付けエサを包む行為は禁止します。
⑤ 磯渡し後、審判立会いの下で、境界線と限界線を選手間で協議し決定します。釣り座はジャンケンの勝者より選定し、その後決められた時間で時計回りに交代してください。インターバルは全試合5分とします。
⑥ 試合前のマキエや仕掛けの投入は禁止します。
⑦ 各試合で使用できるマキエの量は、40cmバッカン1杯までとします。
⑧ 原則として試合中は相手のエリアに無断で立ち入ってはいけませんが、狭い磯などで道具の置き場所が限られている場合等でやむなく立ち入る場合は、審判の許可を取ってください。
⑨ 境界線を越えマキエの投入、取り込み時の選手の立ち入りは禁止します。(やむを得ず掛けた魚が境界線を越えるのは可としますが、声をかけ、すみやかに取り込んでください。)
⑩ 限界線(境界線と反対側で選手が移動できる限界、三人磯の場合は中央の選手を除く両サイド選手に対して設定)を越えて選手が移動することは禁止としますが、限界線を越えての仕掛けの投入・流し込み、マキエの投入、掛けた魚が越えることはOKです。
⑪ 携帯電話の使用は原則禁止としますが、緊急連絡等の場合は、竿を置き、審判に許可を得て会話してください。
⑫ 各試合で「グレの早掛け」を採用します。「早掛け」は、釣ったグレを入れたタモ枠を持つか、グレを掴んだ状況で審判にコールします。審判は「早掛け」成立後他の選手にその旨を伝えます。なお、選手から審判へのコールが無かった場合は無効となりますので注意してください。
⑬ 下記項目に違反した場合、または著しく迷惑行為とみなされた選手については、審判・役員の判断により1回目は注意、2回目は失格とします。
・審判・役員の指示に従わない。(競技規定を守らない。)
・試合開始時間前に仕掛けやマキエ等を打ち込む。
・境界線を越えて故意に仕掛けを流し込む、マキエを打ち込む。
・限界線を越えて故意に選手が移動する。
・選手が境界線を越えて魚を取り込む。(やむを得ず掛けた魚が境界線を越えるのは可としますが、すみやかに取り込んでください。なお、対戦者はモラルを持って仕掛けが絡まないようにしてください。)
・釣座交替時間前に、故意にマキエを多く打つ、相手域に入って待つ。
・ゴミの放置、吸殻のポイ捨て、釣った他魚等を磯上に放置する。
⑭ 各試合終了間際に掛けたグレは、試合時間内に取り込まなければ無効とします。取り込みとは、グレを入れたタモ枠を持つか、グレを掴んだ状態とします。試合終了はホイッスルが鳴り始めた瞬間とします。
⑮ 試合時間は、審判の時計に合わせて行います。
⑯ 各試合の開始、終了は、審判が選手に伝えます。また、各ラウンドで5分前、1分前、10秒前等のコールをします。
※乗船中、及び人が集まっている場所での喫煙はご遠慮ください。競技中の喫煙は、竿を置いた状態でお願いします。
① グレ(規定サイズ無し)9匹までの総重量。
② 同重量の場合は、9匹までの匹数の多い方を勝者とする。
③ 同重量・同匹数の場合は、早掛け(グレ)取得の早い選手を勝者とする。
④ 各選手ともグレが釣れなかった場合、1回戦は審判立会いの下、ジャンケンで勝者を決定し、2回戦以降は前の対戦の優勢率が高い方を勝者とする(優勢率が同率の場合、総重量、匹数の順で決定、全て同じ場合はジャンケンにて勝者を決定)
※優勢率= 勝者の重量÷敗者の重量
① 各試合とも、試合終了後に審判が選手を集めて確認の下、番号の若い選手から順にザルと電子バカリにより検量し、重量・匹数を記録します。
② 対象魚はグレとし、サイズ規定無し、9匹までの総重量とします。検量魚は必ず選手が選別し、審判が用意した網袋に選手が魚を入れ、ザルに載せることとしますので、すみやかに魚を選別して下さい。(審判は魚を触らない)試合終了後、選手個人のハカリ等で個々の魚の重量を測って選別する行為は禁止します。(試合時間中に各自が計るのは自由)
③ 空ザル、網袋を電子バカリに乗せ、0gにあわせてから、ザルに魚を入れた網袋を載せて検量します。
※網袋の水分をよく切ってから計量します。
④ 検量が済み、結果確定後、活きているグレはその場で放流してください。死魚は審判が管理し持ち帰ります。
① 上位6名を表彰対象とする(準決勝進出者)。
② 1位~3位は、決勝戦の成績で順位を決定する。
③ 4位~6位は、準決勝戦で敗退した選手3名を対象とし、準決勝戦の惜敗率の高い順から順位を決定する(同率の場合は総重量、匹数の順で決定)。
※惜敗率= 敗者の重量÷勝者の重量
① 上位入賞者3名は、2026年第11回決勝大会のシード権を与えます。
② 気象状況の急変や落雷等で危険と判断した時は、安全策を取って試合を中断、又は中止とさせていただく場合もあります。中止とした場合、その時点での釣果で勝敗を決定します。
③ 当日の状況によっては、対戦形式を変更する場合もあります。