へらエサパワーブック
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21■仕掛け図ミチイト●0.8〜1号竿●7〜10尺ハリ●上7〜8号、下3〜5号ハリス●上0.5〜0.6号6〜8㎝下0.4〜0.5号25〜40㎝ ウキ●ボディー5〜7㎝ パイプトップ●オモリ実寸大0.25㎜厚板オモリ10㎜×17㎜〜17㎜×20㎜〜あるバラケエサの付いた上バリにへら鮒が食ってきます。好みの問題もあるかと思いますが、これは歓迎しましょう。バラケエサが合っている証拠でもあり、これを嫌ってしまうとバラケエサの抜けを早くしてしまいタナが崩壊して釣れなくなってしまいます。両ダンゴで釣れる時期ですから上バリのバラケに食ってきて当然なのです。 渋いといってもへら鮒が多く寄っておりバラケエサの調整だけでは難しい場面もでてきます。そんなときはウキや上バリのサイズをワンランク上げてみてください。今までナジまなかったウキがナジむようになります。 ウキの動かし方ですが、基本的には深ナジミしているときに出る力強いアタリが本命。またエサ打ちを繰り返しへら鮒が多く寄りだすとウキが立ってナジむ途中に1目盛りくらい小さくても力強いアタリがで始めます。このアタリもとっていきましょう。意外とウドンを食ってくるものです。やはり人よりも釣果を伸ばすのであれば早いアタリにも手をだすべきです。早いアタリを取ることによりウワズリを心配されるかと思いますが、早いアタリがでているということはバラケエサを調整してまとまりのよいエサになっているはずです。たとえ空振りしてもまとまりのいいエサは広がらず落下するのでウワズリは気になりません。 エサ落ち目盛りはウドンを付けた状態で水面上に4目盛り出しに設定します。冬のウドンセットの浅ダナ釣りでは1〜3目盛りだしに設定する場合が多いですが、バラケを持たせて釣る夏場は水面上にだす目盛りが少ないとトップが沈没してしまっうなどバラケエサの持たせ具合のコントロールが難しくなるからです。 バラケエサが抜けてウドンだけになった状態でサワリがあれば10〜20秒ほど食いアタリがでるかどうか待ちますが、サワリもない状態ならばすぐ打ち返します。サワリもないのにいつまでも待っているとへら鮒の寄りをキープできません。また、食いアタリは意外と早くでますので、頭に入れておきましょう。

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