へらエサパワーブック
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24ウドンセットのチョーチン釣り①釣り方とセッティング ウドンセットのチョーチン釣りは、抜きバラケの釣りや大きなバラケを打ち切る釣り方などいろいろありますが、夏期はその中間的なパターンが基本です。 やはりこの時期はバラケエサをタナまで持たせないとアタリが続きません。ただし、持たせるといってもいつまでもウキがナジんだままではダメです。 理想的な動きは、ウキが立ってバラケの重さがかかりトップがナジんでいきます。そしてトップ1目盛り残しまで深くナジませます。ナジませたらそこで10秒ほど耐えさせエサ落ち目盛りまでゆっくりと上がってきます。この戻る間にでる力強いアタリを狙います。このとき、エサ落ち目盛りまでゆっくり上がるのがポイントで、アタリがでないときほどゆっくり上げます。 うまく1目盛り残しができずウキが沈没してしまうならバラケエサを小さくするか、エサ付けの際に行なう手揉みの回数を減らします。逆に1目盛り残しまでナジんでもすぐにトップが上がってきてしまうようならバラケエサを大きく付けるか、エサ付けの際の手揉み回数を増やします。 また渋いときは1目盛り残しで耐えているときにしか力強いアタリがでない場合もあります。この場合もバラケエサを大きく付けるか手揉み回数を増やして耐える時間を長くします。 基本的にはバラケエサが付いているときのアタリを狙いますので、エサ落ち目盛りがでたら待たずに打ち返します。ここで待ちすぎてしまうと寄せたへら鮒をキープすることができません。また深ナジミさせてからウキがゆっくり上がってくる間の力強いアタリを狙う

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