へらエサパワーブック
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4両ダンゴの浅ダナ釣りエサ使いのコツとセッティング●エサ作り まず、使う麩エサをエサボウルに入れるときは、計量カップすりきりで正確に測ります。麩エサをすべてエサボウルに入れたらこの段階で良く混ぜ合わせます。これは、違う性質のエサをムラなく混ぜるために行います。特に「カルネバ」などのネバリの強いエサをブレンドする場合は、必ずこの段階で均一になるよう混ぜてください。 次に水を入れますが、150㏄の場合は、100㏄カップと50㏄カップを使い、それぞれ1杯ずつ入れるほうが、200㏄カップで150㏄を入れるより正確になります。 水を入れた後、指を熊手状に大きく開き丁寧にかき混ぜますは、このとき、エサボウルを持って揺らしながら混ぜるとダマになりにくくなります。麩エサの乾いている部分がなくなるまでかき混ぜれば基エサの完成です。完全に吸水させるためにしばらく置いて、さらにかき混ぜるとより完璧といえるでしょう。●エサの使い方 実際に使用するときにはエサを小分けにします。約半分を別のエサボウルに分けます。ここでエサに含まれているエアーを「押し練り」で抜きます。「押し練り」は小分けしたエサをボウルの隅一ヵ所に集めて、エサの上から指の甲側で数回押します。押されたところのエサはエアーが抜けて丸めやすくエサ持ちが良くなります。エサを丸めるときは、濡れたタオルで指先を湿らせておくとエサの表面がボソボソになりません。 このようにしてエサを打っていきますが、まず大切なのは自分なりの普通のエサ付けをして3目盛り程度のナジミ幅がでているかどうかです。魚がいない打ち始めの状態で確認することがポイントです。しっかりナジミ幅をだすこと。食わせるためのエサの手直しが大切。

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