へらエサパワーブック
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8両ダンゴのチョーチン釣り釣り方コツとセッティング 両ダンゴのチョーチン釣りは盛期の釣りですからウキが動かないということは少ないでしょう。どちらかといえば、ウキが動いているのにうまく釣れない場合が多いです。そのあたりを解説しましょう。 まず、その日の活性に対してセッティングが合っていない、弱すぎる場合があります。ウキが立たない、エサが入らない(ナジまない)というのはスタート地点に立っていないといえます。ウキがなかなか立たない場合はウキのサイズを大きくします。エサが入らないときは、エサを練るのはもちろんですが、上下のハリスを10㎝詰めてみてください。 これでウキがすんなり立ち、ナジミもでるようになったら、エサ打ちを繰り返して魚を寄せます。必ず4〜5目盛りはナジませることを心がけます。寄り始めは簡単に釣れると思いますが、ここからが難しいところです。 魚が寄ってくるとウキのナジミ幅が少なくなるはずです。そしたら手水でエサを30回ぐらいかき混ぜます。さらにウキ下の魚量が増えてナジミが悪くなったら、また手水でエサを30回ぐらいかき混ぜます。この繰り返しでかならず打ち始めと同じ4〜5目盛りのナジミ幅をキープしてください。魚が寄った状態でナジミ幅少なくてアタると、食っている場合もありますが、スレやイトズレが多くなります。これはタナまで届いたエサ量が少ないから。ですからどんな状況でも同じナジミ幅を維持することは大切です。 逆にエサが持っているときにでるカラツンは、エサが持ちすぎています。まずはエサの大きさをひとまわり小さくしてみましょう。これで対処できないときは、ハリスを伸ばします。ハリスを一定のナジミ幅をキープすること。アタリパターンを見極めよう。
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