へらエサパワーブック
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11誘いを入れて、変化がなければ、打ち返しというリズムになります。くわせエサだけの状態で誘ってアタるようになれば、タナができている証拠です。 くわせエサはバラけた粒子と同調させますので、小さめになる傾向です。近年では『感嘆』を使うことが多く、『さなぎ粉』を混ぜた通称〝さな感〟が多用されています。エサの粒子色のカモフラージュになるので好まれています。また、それにあわせて、下ハリスは長め、下バリは小さめという傾向になっています。 厳寒期になると、この釣り方ではへら鮒の寄りが悪いときがあります。これはへら鮒が、ある程度居心地のよい水温の層から動かなくなるからです。そういう場合は、こちらから竿の長さで魚にアジャストしていくこと。8尺、9尺という短竿ではなく、12〜15尺という中尺がメインとなってくるでしょう。『粒戦』100㏄+『とろスイミー』50㏄+水200㏄+『サナギパワー』200㏄+『段底』200㏄●チョーチンウドンセット釣り・持たせ系●くわせエサ実寸大『感嘆』1袋に『さなぎ粉』20〜30㏄を入れた“さな感”が最近の主流。粉と水は1対1で作る。
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