16 狙いのタナまでエサを確実ナジませて釣っていくのがチョーチン釣りの基本です。よくあるのが、ナジんでサワリがでているのにアタらないというパターン。これにはいくつか原因があります。 ひとつはエサがバラけすぎて肝心のエサの芯へ飛びつかないことです。この場合は、エサを押し練りしてエサのバラケ性を抑えます。 もうひとつ考えられるのが、エサが大きすぎてへら鮒がエサを食いづらい状況になってること。このときは、エサを小さく付けます。大きなエサではパクッと食えないのを小さいエサにして食わせるのです。 ただ、このときに注意することがあります。それはエサを小さくしてもナジミ幅を同じようにしっかりだすこと。エサを小さくしてナジミ幅が少なくなるようでは、エサが持ってない証拠。こうなると今度はサワリすらでなくなってしまいます。失敗すると、その1投で釣りが壊れることもあるので注意しましょう。 エサ使いのポイントとして、チョーチン釣りでエサ持ち(芯)膨らみバラケ性重さ■仕掛け図ミチイト●1号竿●8〜21尺ハリ●上下6〜7号ハリス●0.5号上40〜55㎝、下50〜70㎝ ウキ●ボディー10〜16㎝ パイプトップ●オモリ実寸大0.25㎜厚板オモリ17㎜×33㎜「絡み止めスイッチシンカー」2・0g0.25㎜厚板オモリ17㎜×27㎜+「絡み止めスイッチシンカー」0・8g短竿長竿
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