17両ダンゴのチョーチン釣り釣り方のコツは1000㏄ほどの量を作ることが多いので、経時変化を考慮し作った半分は基エサとしてとっておくこと。練ったエサは元には戻らないので、基エサを取っておくと元にもどれます。また使っているエサに基エサを足すことでエサが復活します。よく、手づかみで粉のエサを追い足す人もいますが、そのような対応はその場しんぎになるので、長続きしません。 紹介しているブレンドは、ベースとなる「凄麩」が膨らみ、「パウダーベイトヘラ」が重さ、「ガッテン」が芯持ちで構成されていますので、深いタナまでしっかり持つブレンドになっています。竿の長さが短い場合など、エサが持ちすぎる、ナジミが早すぎるときは、重さのある「パウダーベイトヘラ」を軽い「カルネバ」に置き換えるといいでしょう。 エサブレンドを考えるときは、重い・軽い・粘る・バラけるの4つの要素を軸に、いま使っているエサに何が足りないのかを考えて組み合わせます。 たとえば、エサを持たせるのは粘りか重さですので、エサが持たないときは粘りか重さを足します。エサが持ちすぎるならバラケさせる、反応がないなら軽くするということです。これにくわえて、エサの大小とタッチの硬軟という要素を組み合わせれば、きっと正解のエサが見つかるでしょう。これが、ダンゴのエサ合わせであり、この釣りの醍醐味なのです。エサがバラけすぎていると……こういう場合はエサが大きすぎ小さくすると食えないよ〜ちょうど食べ頃サイズ
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