へらエサパワーブック
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2 近年の両ダンゴの釣りは、上から追わせるように(落下中からバラけながら)タナで食い頃になるようにして釣っていく釣り方が主流です。 しかし、タナで食い頃を意識しすぎると、エサ付けがあまくなったりして、エサが持たないということが起きやすくなります。かといってただしっかりとエサが持っていれば釣れるほど、いまのへら鮒釣りはやさしくありません。 簡単なように思えて、じつは難易度の高い両ダンゴの釣りを手助けしてくれるのが新発売の「GD」です。 この「GD」は、多めにグルテンが配合されているので、落下中のバラケ性が抑えられており、エサを持たせることが非常に容易になっています。そしてねらいのタナで膨らむことでへら鮒が食いやすくなります。また、軽いエサなので落下中のバラケ性は少ないですが、アピール力も備えています。この特性は単品で作るとよく分かるでしょう。 近年、ゆっくり落下する軽いエサは非常に有効ですが、軽いエサの弱点としてエサを持たせるのが難しい点があります。これをグルテンを配合することで完全にクリアしたのです。 この「GD」の特徴を上手に活かすには、タナでの膨らみと、ハリのフトコロに残るエサの芯をプラスする必要があります。そこで、ブレンドするのが「カルネバ」、「バラケマッハ」、「凄麩」に重 さ ■■■□□バラケ性■□□□□グルテンが麩を包み、落下途中のバラケを抑えてタナまでエサを持たせます。そして狙いのタナで膨らみ、芯が軟らかくなるのでカラツンが減少します。お使いのエサにブレンドすることで、軽くてしっかりタナまで持つエサに仕上がります。

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