へらエサパワーブック
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3ウドンセットの浅ダナ釣り釣り方のコツ味ですが、着水してすぐ抜く〜1度ナジませてすぐ抜くまでその範囲は広いです。やみくもにエサを抜けば釣れるほどあまくないのが現状ですので、少しずつ釣りを合わせていくことが求められます。 まずは、バラケエサを1度ナジませてすぐに抜くからスタートします。ハリから抜けた粒子に反応したへら鮒が、その粒子と同調したくわせエサを吸い込むのです。この釣り方の場合、バラケエサを1度ナジませていますので、タナにバラケエサが届き、比較的タナを意識した安定した釣りが可能です。 これでアタリがでない場合、少しずつエサを抜く位置をタナより上にしていきます。これは抜けた粒子に近づくタイミングが遅いので、少し早く抜くことでへら鮒が近づく時間を調整するのです。できることなら、3目盛りナジんで抜く、次に2目盛りナジんで抜く、続いて1目盛りなじんで抜くとコントロールできれば、どのパターンでアタリがでやすいかの判断もできます。 もうひとつ、へら鮒が近づくタイミングに合わせる方法として、下バリの重さを調整します。ハリの重さを変えるとアタリが増えることもありますので、色々と試してください。●くわせエサくわせエサは「力玉」や「感嘆」を使用します。一番重要なのは、ハリから取れにくいこと。次にアタリがでること。この2点を意識しながら、使い分けてください。渋いときほどバラケエサに近づかないので、ハリスが長くなる。渋いときほどバラケエサに近づかないので、抜く位置が上層になる。

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