へらエサパワーブック
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9ウドンセットのチョーチン釣り釣り方のコツき系の釣りの難しさです。また、抜きとはいっても大きく拡がるのではなく、縦方向に狭くバラけるようにするのがポイントです。 抜き系の釣りは、大方食いが渋い、活性が低いときの釣りです。拡がりすぎるバラケエサではへら鮒を遠巻きにしてしまいます。これではエサをいくら打ったとしてもなかなかアタリにつながりません。バラケの粒子でウキ下に細い筒状の煙幕を作る、そんなイメージを持ってください。 そしてこの煙幕(バラけた粒子)に近づいてきたへら鮒にくわせエサを吸い込ませます。ですから食いが渋いときほど、軽いくわせ、それにともなって軽い(小さい)ハリが求められます。くわせエサの種類やハリサイズの違いだけでアタリの有無が大きく変わることもありますので、この部分は色々と試してみるといいでしょう。●くわせエサくわせエサは「力玉大粒」や「力玉」、「感嘆」を使用します。くわせエサの違いでアタリ数に大きな差がでることもあります。こまめにローテーションしてみるとよいでしょう。バラケエサをしっかり持たせてしゃくる。何回しゃくってアタるかを確認。これがヒットパターンになる。抜き系の場合、ウキ下に筒状のバラケの煙幕を作るイメージ。横方向へ拡がりすぎるのはNG。

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