チン釣りは、冬の季節風にも強く、また、穂先の先にウキが位置するので、ウキの動きが見極めやすく、さらに縦サソイなどのロッド操作がしやすいので、ビギナーやセット釣りが苦手という人でも、比較的釣りやすい釣り方です。バラケエサをナジませ、そこからバラける粒子にへら鮒が寄ってきて、その粒子に紛れたくわせエサを吸い込む図式。これはチョーチン釣りでも同じ。釣り始めは、この基本に倣った持たせ系のバラケブレンドから始めましょう。ウキのトップ先端までしっかりナジませ、しばらくしてウキが上がってくるぐらいのエサ付けで始めます。これウドンセットのチョーセット釣りの基本は、を繰り返すことで次第にサワリがで始め、そしてアタリもでる。これが基本です。しっかりナジませて釣れるときはバラケエサに興味がある時合なので、タナまでしっかりエサを持たせることを強く意識しましょう。途中でエサが抜けたりすればウワズリにもつながりますので注意しましょう。しかし、次第に食いが渋くなるとこの釣り方では釣果が伸びません。そこで、ウキをナジませたところから、サオ先を持ち上げるようにしゃくります。あおりの大きさはウキのトップがすべてでるぐらい。このしゃくりでバラケが促進されるのでへら鮒を寄せることになります。しゃくってナジんでまたしゃくる。この繰り返しのなかで、アタリがでるタイミングを探ります。たとえば3回しゃくってアタったとします。これがパターンなら、必ず3回はしゃくり、それで当たらなけれ■仕掛け図竿●8〜10尺ミチイト●0.8号 12ハリ●上6〜9号、下3〜5号ウキ●ボディー7〜10㎝ パイプトップ、PCムクトップ、グラスムクトップハリス●上0.5号8〜12㎝下0.3号40〜60㎝ビギナーでも釣りやすい釣り方のコツウドンセットのチョーチン釣り
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