チョーチン釣りは、新べら放流時期や春先、特に野釣り場（山上湖や準山上湖）で有効な釣り方です。放流直後で新べらが溜まっているような場合は、両グルテンでの数釣りのほうが釣れますが、放流からしばらく経過した頃、また、放流後の口を使わなかった新べらが春先になって食いが立つことがあり、そういうときこそ、この釣り方の出番です。エサをしっかりナジませてへら鮒を寄せ、くわせエサのグルテンを食わせること。ですから、バラケエサがナジまない、ナジんでもすぐ抜けてしまうのはＮＧです。ウドンセットとは違い、グルテンセットの場合はバラケグルテンセットの釣り方の基本はバラケエサが付いているときにアタらせるようにするのが基本です。抜けた直後にアタるパターンはありますが、バラケエサが抜けて待つことはありません。そして、魚が寄ってきてもしっかりナジませる意識は同じです。魚が寄ることでナジミが浅くなり、ときにはこれで早いタイミングのアタリで釣れることもありますが、だからといってそればかりを狙っていては釣りが崩れてしまいます。また、魚が多く寄る状況では、高い位置から止めが入りくわせのグルテンの倒れ込みで釣れ続くこともあります。好時合のときは、魚に任せてどんどん釣っていきますが、ちょっとでもおかしいな、うまく釣れなくなったなと感じたときは、基本のしっかりナジませることを心がけてください。基本を忠実に守りながら、ときに自然とエサがあまくなったことで早いアタリもでるぐらいなイメージで釣ってい■仕掛け図竿●12〜21尺ミチイト●1号 32ハリ●上6〜7号、下4〜5号ウキ●ボディー10〜16㎝ パイプトップ、PCムクトップハリス●0.5号上20〜30㎝ 下50〜70㎝ （段差30㎝以上）早春の野釣り攻略釣り方のコツグルテンセットのチョーチン釣り
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