へらエサパワーブック
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▼▼③①② 前提条件として、エサをナジませるところからスタートします。しっかりナジませてからゆっくりとジワジワウキが上がってくるようにするのが基本です。こうすることで、底近辺のへら鮒を次第に底へ集めるようにします。段差の底釣りでは、エサを打っていくと知らぬ間にウワズってしまうのが釣れない原因。朝は釣れたのに、次第に釣れなくなるのは、このことが大きな要因になります。これを防ぐためにも、まずはバラケエサをしっかりナジませる意識は必要です。 あとはエサの大きさ、タッチでその日の正解を探ります。活性があるようなときは、バラケ性が高く大きなエサ付けでアピール力を高めます。逆に渋いときは、小さくてバラケ性が低いエサで釣っていきます。へら鮒がどうしたらくわせエサに寄ってくれるのかを意識しながら、色々なパターンを試してください。 また、くわせのアピールがアタリの有無に影響しましす。アピール力の高い『魚信』、極端に渋いときは『力玉』や『感嘆』と使い分けるといいでしょう。 さらにアタリをだすためのテクニックとして“置き直し”を試しましょう。バラケが抜けてくわせだけの状態でアタリがでるのを待ちますが、なかなかアタリがでないときには、竿先でウキを持ちあげるようにしてくわせエサを置き直すのです。これでアタリがでることも多いので活用してください。13ウキをしっかりなじませる底近辺に魚を集めるためにもバラケエサはしっかりナジませたい。魚が寄ると知らぬ間にナジミが浅くなり、ウワズリの要因にもなるので要注意だ。バラケエサの調整バラケエサの大きさやタッチを探りましょう。活性があるようなときは、バラケ性が高く大きなエサ付けでアピール力を高めます。逆に渋いときは、小さい、バラケ性が低いエサで釣っていきます。“置き直し”を駆使しようなかなかアタリがでないときは、“置き直し”をしてみましょう。これも大きくしたり小さくしたりでアタリの有無に影響します。また、何回もしつこくやるのではなく、1〜2回でアタリがでなければ打ち返します。こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ

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