へらエサパワーブック
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 新べらを狙う場合、沖打ちや外向きを釣るので、必然的に竿は長くなります。釣り場の規模にもよりますが、15尺以上、18尺から21尺を使うのが一般的です。空いているときや放流直後で短竿で釣れるときもありますが、8〜9尺ではなく12尺ぐらいを使いましょう。これは手前に寄る旧べらを避けるための方法でもあります。 ウキは長竿で沖を狙うので、ある程度の大きさ(オモリを背負う)でないと振り込みがしづらいです。少し大きいぐらいでも問題ありません。 その分、ハリスを長くしましょう。大きなウキで新べらがいる泳層へすばやくオモリを届け、そこから軽いグルテンエサを長めのハリスでゆっくり落とすことで、エサをアピールさせるのです。 また、エサをゆっくり落下させることを助けるためにハリもできれば小さいほうがメリットがあります。ただ、肝心のエサが持たなければ意味がありませんので、エサが持たせられる範囲で小さめと覚えておきましょう。●オモリ実寸大0.25㎜厚板オモリ17㎜×16㎜〜17㎜×24㎜16ハリ●両グルテン=5〜6号  ●グルテンセット=上6〜7号、下4〜5号ハリス●両グルテン=0.4号上40〜55㎝、50〜70㎝   ●グルテンセット=上0.5号20〜30㎝            下0.4号50〜70㎝■仕掛け図竿●15〜21尺ミチイト●0.8〜1.0号ウキ●ボディー8〜12㎝パイプトップ セッティングのポイント〜新べら狙い宙釣り編

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