へらエサパワーブック
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①②③④▼▼▼ 晩秋から年明けまでに行なわれる新べら放流。その新べらを狙って釣るには、いくつかのポイントがあります。まず知らなければならないのが放流情報。いつ新べらが入って、何トン放流されたかです。もちろん、放流日から近ければ近いほうが確率は高いですし、放流量が多いほうがベストです。放流は1回だけではなく、2回、3回と繰り返しますので、その回数も重要になってきます。 次に釣り座の選び方。放流された新べらは沖に着いたり、端にかたまったりします。池の形状にもよりますが、一般的には沖をねらうのがセオリーで、池の手前や奥などが新べらが溜まりやすいポイントです。そこで重要となるのがタナです。打ち始めは2mぐらいをねらってみてください。これでアタリが多いようなら浅くし、アタリが少ないようなら深くします。つまり、新べらのいる泳層を見つけるのが一番です。 エサはグルテンが基本になります。それは新べらが溜まっているエリアを狙うことを前提にしているからです。新べらを寄せるのではなく、溜まっているであろう新べらを食わせるという発想です。そして、より自然に新べらを食わせるためにも軽いグルテンエサが非常に有効です。もし、両グルテンで動きが少ない場合は、へら鮒を寄せるバラケを使うグルテンセットに切り替えましょう。バラケを打つことで、旧べらも混じりますが、新べらも十分釣れます。ウキの動きが悪いときは、両グルテンにこだわらず、セット釣りに切り替えるほうが賢明です。17情報を入手しよう放流日や放流量などの情報を確認する。放流直後に釣行できるのが理想。また、回数を重ねて放流量が多くなればチャンスが増える。ポイント選定新べらが溜まりそうな釣り座を選びたい。池の手前や奥のエリアで、沖打ちや外向きがセオリー。タナを探ろう新べらがいる泳層を見つけることが先決。2mぐらいのタナから釣り始めて、アタリが多いようなら浅く、少ないなら深くしてみる。両グルテンが基本だが、セットもあり新べら狙いの定番エサは両グルテン。軽いグルテンエサを自然落下させて食わせることができるのがメリットだが、ウキの動きが悪いときはバラケを付けよう。こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ

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