▼▼①②③ 放流された新べらは、日に日に寒くなり水温が下がってくるとともに底に着くようになります。宙釣りと同様、ポイント選びは重要です。新べらは沖に着いたり、端にかたまったりします。池の奥や手前、あるいは外向きなど、新べらが溜まる可能性が高い釣り座を選んでください。 底釣りの場合、新べらがいるかいないかがハッキリします。アタリが少ない、旧べらしか釣れないのであれば、場所移動することをオススメします。 釣り方はノーマルのバランスの底釣り。新べら狙いだからといって特別な釣り方をする必要はありません。エサはバラケとグルテンのセットをメインにします。もし、ウキがよく動くようなら両グルテンでもいいでしょう。魚の寄りを保てるセット、食わせる両グルをうまく使い分けるのも一手です。また、両グルテンとグルテンセットのいいとこ取りになる“合体エサ”も有効です。使っているダンゴとグルテンを合体させることで、寄せ効果と食わせを両立したエサ。これが大ハマリすることもよくあります。 どのエサを使うにしてもナジミ幅をキープすることを心がけてください。底釣りの大敵であるウワズリを抑制するためにもこのナジミ幅のキープは重要です。 また、新べら特有のムズッとした小さいアタリや抑えるような動きも食っている確率が高いので、そういった動きにも積極的に手をだしていきます。 あとはハリスワークの調整です。動きが少ないときは長め、動きすぎるときは短めにします。ハリスを替えるときは億劫がらずにタナを測り直しましょう。23ポイント選定新べらが溜まりそうな釣り座を選びたい。池の手前や奥のエリアで、沖打ちや外向きを狙うのがセオリー。まずはセットで様子をみる新べら狙いだから両グルテンではなく、バラケを使うセット釣りで状況を見極めよう。魚が多いようなら両グルテンにスイッチする。いいとこ取りの“合体エサ”も試したいダンゴエサとグルテンエサを合体させる“合体エサ”の実績も高い。簡単に作れ、使い方も難しくないので、ぜひ試してもらいたい。こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ
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