へらエサパワーブック
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▼▼①②③ ドボン釣りとは、外通しまたは中通しオモリを用いてオモリベタ(オモリを底に着ける)で釣る釣り方です。野釣りで多用する釣り方で、オモリベタにすることで流れのある川や魚影の少ない釣り場などでエサを止めてじっくり狙うことができます。また、風が強くて振り込みが難しいときにも有効です。 釣り方のポイントは、まずタナ設定。オモリが底に着いた状態でウキのトップ先端が3目盛りでる位置にウキを合わせます。このとき、しっかり振り切った状態で設定してください。ドボンの釣りは基本、振り切りです。仕掛けをしっかり張ることで、オモリベタでもアタリがでやすくなるのです。 流れの強弱でシモって(水圧によりトップが潜って)しまうこともあります。そんな場合はトップ付け根近くまで水面上にだし、あとは竿を手前へ引いたり前へ出したりしながら調整します。 アタリは消し込みや食い上げが多くでますが、それ以外にも1目盛りぐらい小さくモゾモゾしたり、トップ全体が震えるようなアタリもありますので、怪しいなと思ったらアワせてみてください。 また「アワセ切れ」に要注意。仕掛けがピーンと張った状態の釣りなので、強くアワせてしまうとハリス切れを起こしたすいです。ドボン釣りでは消し込みなど大きなアタリがでるので、ついつい強いアワセをしてしまいますが、強いアタリのときほどアワセはソフトにしましょう。 エサは寄せと食わせが両立するグルテンセットが一般的ですが、ときに両ダンゴを打ってみたり、両グルテンにしたりと変化をつけて反応をだすのも効果的です。29しっかり振り切りで!動きの伝達をよくするためにも仕掛けをしっかり張った状態で釣りたい。回し振りやタスキ振りでいいのでしっかり振り切ろう。ロッドワークでシモリ対策流れがある場合はその強弱でシモるので、トップ付け根近くまで水面上にだし、あとは竿を手前へ引いたり前へ出したりしながら調整しよう。エサはグルテンセットが基本だが……エサは寄せと食わせが両立するグルテンセットが一般的ですが、ときに両ダンゴを打ってみたり、両グルテンにしたりと変化をつけるのも効果的。こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ

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