①②③④▼▼▼ 短竿でも沖打ちでもまずはウキをしっかりナジませるところからスタートします。エサをタナにぶら下げた状態でどう動くかを探っていきます。たとえば、深くナジんだ状態でサワるのか、バラケが抜け始めて少しウキが上がってきた状態でサワるのか、それともバラケが抜けた状態でサワるのか、おおよそこの3パターンからアタリがでる頻度やヒット率が高い動きを見極めていきます。 バラケが付いているときから動くようであれば、それだけエサに反応している活性が高い状態と判断できます。このときは、ハリスは短め、ハリは大きめになります。 そこからバラケが抜け始めて、バラケが抜けてからとウキが動くタイミングが遅くなるほど活性は低くなり、ハリスは長く、ハリは小さくなるのが基本です。 サワリがあるのにアタリがでない、なかなかサワリがでないという場合、エサを小さく付けるか、ギュッと強めにエサを付けてバラケ性を弱めてみましょう。これでへら鮒が近づいてくれるようなら、サワリやアタリがでるようになります。 これでも反応が変わらない場合は、へら鮒がエサに近づいてこない状態と判断してハリスを伸ばしてみます。さらにハリを小さくすることも試しましょう。 それでも動きがよくならないときは、タナを深くする、サオを長くするなどしてこちらから魚に近づくようにします。ウキをしっかりなじませるまずは、エサが付いている状態でへら鮒の動きを探るためにもエサはしっかりナジませるところからスタートすること。サワリのでるタイミングを見極めるバラケが付いているときなのか、抜け始めてからなのか、完全に抜けてからなのかを判断。これがその日の釣りのパターンを探る最初の糸口。ハリスワークとハリサイズ釣り方のパターンが見えてきたら、ハリスの長さやハリサイズを調整。アタリがでるタイミングが早くなったり、ヒット率が上がれば正解に近づいたと判断する。上手く釣れないときは……バラケエサを小さくするかギュッと圧を掛けてエサ付けし、バラケ性を抑えて反応を確認する。それでもダメなときは、タナを深くするかサオの長さを替えよう。5こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ
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