①②③9▼▼ 竿の長さ(タナ)に関係なく、まずはウキをしっかりナジませるところからスタートします。浅ダナと同じくエサをタナにぶら下げた状態でどう動くかを探っていきます。しっかりナジんだ状態でサワリやアタリが強くでる場合は活性の高い状態。確実にタナで釣っていくためにより一層エサをしっかりナジませることを意識します。空振りが多ければハリスを詰めたり、くわせのハリを大きくしたり、くわせエサを大きくまたは重くしていきます。 渋いときはただナジませるだけでは釣れない場合もあります。このような状況ではロッド操作を多用します。ウキをナジませたところから、竿先を持ち上げるようにしゃくります。しゃくる大きさはウキのトップがすべてでるぐらい。これでバラケが促進されるのでへら鮒を寄せることになります。そして、しゃくってナジんでまたしゃくる。この繰り返しのなかで、アタリがでるタイミングを探ります。2回しゃくってアタるとか、何度かしゃくってバラケが抜けてからアタるなど、その日のヒットパターンを見つけていきましょう。 渋ければ渋いほどアタリのでるタイミングは遅くなります。何度も何度もしゃくらないとアタリがでないときはまさに渋い状況。それに合わせてハリスは長く、ハリは軽くなるのがセオリーです。また、エサ付けをあまくしてバラケを抜けやすくするのも有効です。そしてバラケが抜けた状態で縦誘いを2〜3回入れてアタリを誘発させます。これでアタリがでなければ打ち返して、釣りのテンポを速めていきます。ウキをしっかりなじませるまずは、エサが付いている状態でサワリやアタリがでるかを見極めていく。この状態で動くようなら活性があると判断できる。しゃくりを駆使するバラケをぶら下げた状態でウキの動きが悪いときは、竿先を持ちあげるようにしてしゃくりを入れてみる。しゃくりの回数や強弱などを変化させながらその日のヒットパターンを見つけていく。バラケエサをあまく付ける極端に渋くなったらどっぷりバラケを入れるのではなく、エサが抜けやすいようバラケをあまく付け、バラケが抜けた状態で縦誘いで食わせる。こんな手順で釣っていこう!釣り方のコツ
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